ずん
「えーっと、ゲームを作るゲームがあるって聞いたのだ!これボクでも億万長者になれるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。これはエミュレーターを作るゲームでやんす。ゲームで遊ぶための装置を、ゲームで作るという入れ子構造でやんす。」
やきう
「つまりメタやん。インセプションみたいなもんか。ワイ、頭こんがらがるわ。」
ずん
「難しそうなのだ...。で、なんでわざわざゲームでエミュレーター作るのだ?普通に作ればいいじゃないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが面白いところでやんす。舞台は西暦32767年、インターネットが崩壊した世界でやんす。まるでマッドマックスの世界で図書館司書をやるようなもんでやんすね。」
やきう
「32767年て。お前ら全員骨やろ。てか32767って2の15乗マイナス1やんけ。完全にプログラマーの遊び心やな。」
ずん
「骨になってまでゲーム作るとか、人類働きすぎなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、これはゲーム史の保存活動でやんす。ファミコン相当の架空ゲーム機『NEEES』のエミュレーターを作るでやんす。JavaScriptで6502アセンブリを学べるでやんすよ。」
やきう
「NEEESって...Nintendo Entertainment Electronicsのパロディやろ。Eが一個多いのがダサくて草。訴えられないギリギリ攻めとるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「Steamで完全無料でやんす。ただし、開発者を応援したい人向けにサポーターパックが1
やきう
「投げ銭て。キャバクラかよ。でもまあ、無料でこのクオリティなら文句言えんわな。」
ずん
「ねえねえ、これ作ったら本物のファミコンのゲームも動くのだ?違法じゃないのだ?」
でぉじょうぶ博士
「技術的には動くでやんす。ただし複雑なハードウェア仕様に依存するものは無理でやんすが。エミュレーター自体は合法でやんすよ、ROMの扱いは別問題でやんすけど。」
やきう
「グレーゾーン突っ込んできたな。まあワイは何も見てへんけどな。」
ずん
「CPU、PPU、APUって何なのだ?新しいアイドルグループなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「全然違うでやんす!CPUは中央処理装置、PPUは画像処理、APUは音声処理でやんす。これらを任意の順序で実装できるのがこのゲームの特徴でやんす。」
やきう
「任意の順序て。料理で言うたら『カレーの材料を好きな順番で鍋に入れてええで』みたいなもんか。自由度高すぎて逆に迷うわ。」
ずん
「ボク、音から作りたいのだ!ピコピコ音が好きなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それもありでやんす。実際、レトロシンセウェーブのサウンドトラックも付いてるでやんす。作業用BGMとしても優秀でやんすよ。」
やきう
「シンセウェーブて。完全に80年代リバイバルやんけ。次はシティポップでも流れるんか?」
ずん
「デバッガーとか逆アセンブリとか、なんか本格的すぎて怖いのだ。ボク、ただゲームで遊びたいだけなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「これは『遊ぶ』じゃなくて『学ぶ』ゲームでやんす。プログラミング教育の究極形態でやんすね。楽しみながらエミュレーター開発のスキルが身につくでやんす。」
やきう
「教育ゲームて聞くと急に萎えるわ。ワイ、もう学校卒業したんやけど。」
ずん
「じゃあこれクリアしたらプログラマーとして就職できるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理論上は可能でやんすが...まあ、これだけじゃ厳しいでやんすね。ただし、低レイヤーの理解は深まるでやんすから、他のプログラマーと差別化できるでやんす。」
やきう
「低レイヤーの理解て。そんなん知っとっても『で?それで金稼げるん?』て言われて終わりやろ。」
でぇじょうぶ博士
「レトロゲーム愛好家、プログラミング学習者、そしてゲーム史保存に情熱を持つ人々でやんす。かなりニッチでやんすが、そこが魅力でやんすよ。」
やきう
「ニッチて。もはや隙間やなくて亀裂レベルやんけ。でもまあ、無料やし試す価値はあるか。」
ずん
「ボク、ダウンロードだけしといて積みゲーにするのだ!」
やきう
「お前それゲームちゃうやんけ。学習ソフトやぞ。積むもクソもあるかい。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに、これをクリアするには相当な時間と根気が必要でやんす。途中で投げ出す人も多いと予想されるでやんすね。」
ずん
「じゃあボク、サポーターパック買って開発者応援して終わりにするのだ!それが一番効率的なのだ!」
やきう
「金だけ払ってやらんて。それもはや寄付やんけ。まあお前らしいわ。」
でぇじょうぶ博士
「...それはそれで開発者は喜ぶでやんすけどね。」
ずん
「よし決めたのだ!ボク、未来の骨になった人類のためにエミュレーター作るフリして、実はレトロシンセウェーブ聞きながら昼寝するのだ!完璧な計画なのだ!」