ずん
「ねぇねぇ、国会議員が投票ミスって、もはやボクらと変わらないレベルなのだ。これ、本当に間違いだったのか疑問なのだ。」
やきう
「ワイもそう思うで。『頭が真っ白』とか言うとるけど、そんなん通用すんのか?マークシート試験ちゃうねんぞ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、緊張すると人間は普段できることもできなくなるでやんす。おいらも昔、野球の試合で三塁ベースを踏み忘れてアウトになったことがあるでやんす。」
ずん
「でも博士、これって偶然にしては出来すぎてないのだ?女性初の総理大臣誕生の瞬間に、よりによって女性議員が誤投票とか、ドラマみたいなのだ。」
やきう
「せやな。しかも国民民主党って、与党に擦り寄ったり離れたり、コウモリみたいな政党やし。これ、わざとちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「陰謀論は控えるでやんす。でも確かに、参院の首相指名選挙は記名投票でやんすからね。自分の名前書いた紙を投票箱に入れるんでやんす。間違えようがないシステムなんでやんすよ。」
かっぱ
「ほんなら、どないして間違えるねん。目ぇつぶって投票したんか?」
ずん
「もしかして、投票用紙に『高市』って書いてあるのを見て、『あ、これ石破さんの名前や』って勘違いしたとか?」
やきう
「お前、それ以上にアホやんけ。漢字読めへん国会議員とか、さすがに草。」
でぇじょうぶ博士
「実はこの投票ミス、過去にも例があるでやんす。2012年に民主党の議員が自民党の安倍晋三氏に誤投票した事例があるでやんすね。まあ、珍しいことではないでやんす。」
かっぱ
「いや、珍しいわ!そんなん普通ありえへんやろ。」
ずん
「でもさ、この一票のせいで歴史が変わったりしないのだ?もし正しく投票してたら、結果変わってたかもなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それはないでやんす。今回の決選投票では、高市氏が248票、石破茂氏が229票でやんす。1票変わっても高市氏の勝利は揺るがないでやんすね。」
やきう
「まあ、結果オーライってやつやな。でも小林議員、党から怒られとるやろなぁ。」
かっぱ
「そら怒られるわ。給料泥棒もええとこやで。」
ずん
「ねぇねぇ、でも高市さんって女性初の総理大臣なのだ。これってすごいことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「もちろんでやんす!憲政史上初めてのことでやんすからね。日本は先進国の中でも女性政治家の比率が低いでやんすから、これは画期的な出来事でやんす。」
やきう
「でもな、重要なんは性別やなくて、政策やろ。女性やから偉いとか、そういう話ちゃうで。」
かっぱ
「お前、普段は女性蔑視しとるくせに、急に何言うとんねん。」
ずん
「まあまあ、二人とも落ち着くのだ。でも、女性総理の誕生って、これから日本がどう変わるのか気になるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは今後の政策次第でやんすね。高市氏は保守派として知られているでやんすし、経済政策や安全保障でどんな手腕を見せるか注目でやんす。」
やきう
「まあ、どうせ裏で操っとるんは官僚やけどな。誰が総理になっても一緒や。」
かっぱ
「お前、ほんまに何も信じとらんのやな。かわいそうに。」
ずん
「でも、今回の誤投票騒動で一番得したのって、実は高市さんなんじゃないのだ?話題性バツグンなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに、メディアは大きく取り上げてるでやんすね。でも、こういう話題で注目されるのは、あまり好ましくないでやんす。政治家としては政策で評価されるべきでやんすからね。」
やきう
「まあ、炎上商法みたいなもんやな。悪名は無名に勝るってやつや。」
ずん
「それにしても、『頭が真っ白になった』って言い訳、ボクも使ってみたいのだ。『すみません、テストで零点取りました。頭が真っ白になったのだ』って。」
でぇじょうぶ博士
「それは通用しないでやんす、ずん。お前の場合、普段から頭の中が真っ白でやんすからね。」
ずん
「ひどいのだ...でも、この事件、もっと深い意味があるんじゃないのだ?例えば、国民民主党の分裂の前兆とか...」
でぇじょうぶ博士
「深読みしすぎでやんす。単なる人為的ミスでやんすよ。ただ、国民民主党は最近、与党との距離感で党内がゴタゴタしてるでやんすから、そういう見方もできなくはないでやんすけどね。」
やきう
「玉木代表も労組献金の件で突っ込まれとったしな。国民民主党、もう終わりやろ。」
かっぱ
「まあ、どの政党も金の問題抱えとるけどな。維新だけがドヤ顔しとるけど、あいつらもどうせ何かあるやろ。」
ずん
「金の問題かぁ...政治ってお金がかかるのだ。でも、そのお金って誰が出してるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「主に政治献金と政党助成金でやんす。企業や団体、個人からの寄付と、税金から出てる助成金でやんすね。」
やきう
「つまり、ワイらの税金が政治家の懐に入っとるってことやな。クソみたいな話や。」
かっぱ
「お前、税金払っとるんか?どうせニートやろ。」
ずん
「まあまあ、落ち着くのだ。でも、政治とカネの問題って、いつまで経っても解決しないのだ。なんでなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。政治にはカネがかかるでやんすからね。選挙運動、事務所維持、スタッフの給料...全部カネでやんす。そしてカネを出す人は、当然見返りを期待するでやんす。」
やきう
「つまり、政治家は金持ちや権力者の犬ってことやな。庶民の味方なんておらへんわ。」
かっぱ
「お前、もうちょっと夢持てや。全員がそうやないやろ。」
ずん
「でも、維新は企業献金禁止してるって言ってるのだ。これって本当にクリーンなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「表面上はそうでやんすね。でも、抜け道はいくらでもあるでやんす。個人献金の名目で企業から出たり、政治資金パーティーで稼いだり...完全にクリーンな政党なんて存在しないでやんす。」
やきう
「結局、どいつもこいつも同じ穴のムジナや。信用できるかボケ。」
かっぱ
「お前、誰も信用してへんのやったら、選挙行かんのか?」
ずん
「でも、選挙に行かないと文句言う権利もないのだ。」
やきう
「は?文句言う権利は生まれながらに持っとるわ。選挙とか関係ないで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、民主主義の基本は投票でやんすからね。投票しないのは、自分の権利を放棄してるのと同じでやんす。」
ずん
「でもさ、投票したい人がいないときはどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「白票を投じるという手もあるでやんす。でも、それは『誰でもいい』という意思表示になるでやんすから、あまりオススメはしないでやんす。」
やきう
「どうせ何しても変わらへんから、家で寝とった方がマシや。」
ずん
「話が脱線してるのだ。元に戻すのだ。小林議員の誤投票、結局どう思うのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、人間誰でもミスはあるでやんす。でも、国会議員という立場で、しかも首相指名という重要な場面でのミスは、やはり重いでやんすね。」
かっぱ
「お前、陰謀論好きやな。でも、今回は単純なミスやと思うで。」
ずん
「ボクもそう思うのだ。だって、わざとやるメリットないのだ。むしろデメリットしかないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。わざとやって得することは何もないでやんすからね。単純に緊張して間違えただけでやんす。」
やきう
「まあ、そういうことにしとこか。でも、この議員、次の選挙で落ちるやろな。」
かっぱ
「さすがにそこまではないやろ。有権者もそんな細かいこと気にせえへんわ。」
ずん
「でも、このニュース、めっちゃ拡散されてるのだ。みんな興味津々なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは、人間がミスを犯す瞬間に興味を持つからでやんす。完璧な人間なんていないでやんすから、他人のミスを見て安心するんでやんすね。」
やきう
「メシウマってやつやな。他人の不幸は蜜の味や。」
ずん
「まあまあ、人間そういうものなのだ。ボクだって、他人のミス見ると『自分だけじゃないのだ』って安心するのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは心理学的に言うと『下方比較』という現象でやんす。自分より不幸な人を見て、自分の立場を相対的に良く感じるんでやんすね。」
ずん
「ところで、高市総理ってどんな人なのだ?ボク、あんまり知らないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「高市早苗氏は、自民党の保守派議員として知られてるでやんす。経済政策では積極財政を主張していて、防衛政策でもタカ派でやんすね。」
かっぱ
「お前、そういう言い方やめえや。失礼やろ。」
ずん
「積極財政って、お金をいっぱい使うってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えばそうでやんす。不況のときに政府が財政支出を増やして、経済を活性化させるという考え方でやんすね。」
やきう
「でも、国の借金めっちゃ増えるやん。大丈夫なんか?」
でぇじょうぶ博士
「それが議論の的になってるでやんす。積極財政派は『日本は自国通貨建ての借金だから破綻しない』と主張してるでやんすが、財政健全化派は『将来世代にツケを回すな』と反対してるでやんす。」
かっぱ
「まあ、どっちも一理あるわな。難しい問題や。」
ずん
「ボクには難しすぎるのだ。でも、お金いっぱい使ってくれるなら嬉しいのだ。」
やきう
「お前、どうせそのお金もらえへんで。金持ちだけが得するんや。」
でぇじょうぶ博士
「それは政策次第でやんすね。給付金とか減税とか、庶民にも恩恵がある政策もあるでやんす。」
かっぱ
「まあ、やってみな分からんわな。期待しすぎもあかんけど。」
ずん
「それにしても、女性総理って、海外ではどう見られてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「欧米では歓迎されてるでやんすね。『やっと日本も女性総理が誕生した』という感じでやんす。でも、アジアでは既に何人も女性首相がいるでやんすから、『遅すぎる』という意見もあるでやんす。」
やきう
「まあ、日本は男社会やからな。女性が政治のトップになるなんて、夢のまた夢やと思われとったわ。」
かっぱ
「でも、実現したんやから、すごいことやで。」
ずん
「ボクも女性総理を応援するのだ!でも、政策がダメだったら容赦なく批判するのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが健全な民主主義でやんすね。性別に関係なく、政策で評価するべきでやんす。」
やきう
「まあ、どうせすぐ辞めるやろ。日本の総理なんて、すぐ変わるからな。」
かっぱ
「お前、ネガティブすぎるわ。もうちょっと希望持てや。」
ずん
「でもさ、今回の誤投票事件、後世に語り継がれるのだ?『あの時、小林議員が間違えて投票した』って。」
でぇじょうぶ博士
「どうでやんすかね。歴史の教科書には載らないと思うでやんすが、雑学としては面白いエピソードでやんすね。」
やきう
「クイズ番組で出題されそうやな。『女性初の総理大臣誕生の際、誤って投票した議員は誰でしょう?』って。」
ずん
「でも、ボクは忘れないのだ。だって、この事件、めっちゃ面白いのだ。国会議員も間違えるんだって、親近感湧いたのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、人間誰でもミスはあるでやんすからね。大事なのは、そのミスから学ぶことでやんす。」
やきう
「学ぶって、何を学ぶねん。投票は慎重にしろってことか?」
かっぱ
「せやな。当たり前のことやけど、大事なことや。」
ずん
「ボクも人生で大事な選択するとき、慎重にするのだ!...でも、ボクの人生に大事な選択なんてあるのかな?」
ずん
「ひどいのだ!でもまあ、ボクは今日も平和に生きるのだ!誤投票なんてしないように気をつけるのだ!...って、ボク選挙権まだないのだ!」