ずん
「ついに来たのだ!AIが子供を食い物にする時代の終焉なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、待つでやんす。終焉というより、親が子供のスマホを覗き見る大義名分が増えただけでやんすよ。」
やきう
「ワイからしたら、そもそも子供にスマホ持たせる親がアホやろ。昭和の頃は公衆電話で十分やったんやで。」
ずん
「でも博士、AIと話すと何が悪いのだ?ボクもAIとよく話すのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、おいらと話してる時点で、すでにAIと会話してるようなもんでやんすよ。感情の起伏がないという意味でやんすけどね。」
やきう
「草。でもな、子供がAIに依存して、リアルでコミュ障になるのが問題なんやろ。ワイみたいにな。」
やきう
「うるさいわ。ワイは選択的に引きこもっとるだけや。社会が腐っとるからな。」
でぇじょうぶ博士
「それはさておき、2026年導入というのが興味深いでやんす。つまり、あと1年以上は野放しということでやんすね。まるで、火事になってから消火器を買いに行くようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ、今のうちに子供たちはAI使い放題ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そういうことでやんす。メタとしては、問題が大きくなりすぎる前に、形だけでも対応してますよアピールが必要だったんでやんすね。株価対策でやんす。」
やきう
「結局、企業の都合やんけ。子供のことなんか二の次や。そもそも17歳以下って線引きも謎やわ。18歳になったら急に賢くなるんか?」
ずん
「たしかに!ボクなんて30歳超えても全然賢くなってないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは自慢にならないでやんす...。ただ、やきう君の指摘は的を射てるでやんすね。年齢で区切るのは行政的には楽でやんすが、実際の成熟度は個人差が大きいでやんす。」
やきう
「ほんで、保護者が制限できるって、どうせザルやろ。子供の方がデジタルネイティブなんやから、すぐ抜け道見つけるで。」
でぇじょうぶ博士
「完全に無意味とは言えないでやんす。ただ、技術的制限よりも、家庭内でのコミュニケーションの方がよっぽど重要でやんすね。でも、それができないから規制に頼るという悪循環でやんす。」
やきう
「親がスマホばっか見とるのに、子供に説教とか笑えるわ。お前が言うなって話や。」
ずん
「やきうも一日中スマホ見てるじゃないのだ...」
やきう
「ワイは大人やからセーフや。自己責任やで。」
でぇじょうぶ博士
「自己責任という魔法の言葉でやんすね...。ところで、この規制の本質的な問題は、AIが子供に何を教えているかが不透明なことでやんす。ブラックボックスでやんすからね。」
でぇじょうぶ博士
「意図的に悪いことを教えるわけではないでやんすが、AIは学習データに基づいて応答するでやんす。そのデータにはインターネット上の膨大な情報が含まれてるでやんすから、玉石混交でやんすよ。」
やきう
「つまり、ネットのゴミみたいな情報も吸収しとるってことやな。ワイみたいなクズの書き込みもな。」
やきう
「なんでワイのせいになるんや!社会全体の問題やろが!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。ここで重要なのは、メタが何を『悪影響』と定義しているかでやんす。過激な思想への誘導なのか、依存性なのか、それともプライバシーの問題なのか。その基準が明確でないでやんす。」
ずん
「基準が曖昧なのに規制するって、おかしくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おかしいでやんすが、それが現代の規制の実態でやんす。まず規制ありきで、細かいことは後から考えるスタイルでやんすね。まるで、試験範囲を教えずにテストするようなもんでやんす。」
やきう
「結局、大人が不安だから規制したろってだけやろ。理解できんもんは禁止や。典型的な思考停止や。」
ずん
「でも、本当に危ないこともあるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「もちろんリスクはあるでやんす。例えば、AIが間違った情報を自信満々に教えたり、子供が現実とAIの世界を混同したりする可能性があるでやんす。おいらみたいに現実逃避するのは大人の特権でやんすからね。」
やきう
「おい、自虐やめえや。でもな、昔はテレビやゲームが悪者扱いされとったやん。今度はAIってだけで、結局同じパターンの繰り返しや。」
でぇじょうぶ博士
「そうとも言えないでやんす。今回のAIは、従来のメディアと違って、パーソナライズされた双方向コミュニケーションができるでやんす。つまり、子供一人一人に合わせて影響を与えられる分、より深く刺さるでやんすよ。」
やきう
「要は、洗脳しやすいってことやな。怖いわ。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の場合、洗脳される前にすでに思考が停止してるから大丈夫でやんす。」
ずん
「ひどいのだ!でも、結局この規制で子供たちは守られるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「部分的には効果があるかもしれないでやんす。ただ、本質的な解決には、デジタルリテラシー教育と、家庭でのコミュニケーションが不可欠でやんす。規制だけでは、モグラ叩きにしかならないでやんすよ。」
やきう
「ほんで、抜け道探す子供たちの方が賢くなるっていうオチやな。ワイも昔、親にゲーム隠されて探すの得意やったわ。」
でぇじょうぶ博士
「無駄とは言わないでやんすが、過度な期待は禁物でやんす。重要なのは、AIを完全に遮断することではなく、適切に付き合う方法を教えることでやんす。包丁が危険だからって、一生使わせないわけにはいかないでやんすからね。」
やきう
「まあ、ワイからしたら、子供よりもAI使ってる大人の方がヤバいけどな。陰謀論信じたり、フェイクニュース拡散したり。」
でぇじょうぶ博士
「それを言い出したら、民主主義の根幹が揺らぐでやんす。大人は自己責任という名の無法地帯でやんすからね。」
やきう
「自己責任って便利な言葉やな。ワイも使お。」
ずん
「でも博士、2026年まで待つ理由って何なのだ?今すぐやればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「技術的準備と法的整備が必要だからでやんす。あとは、ユーザーの反発を最小限にするための時間稼ぎでもあるでやんすね。急激な変更は炎上を招くでやんすから。」
やきう
「結局、企業イメージ優先かい。子供の安全は二の次やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「おいらたちにできることは限られてるでやんすが、少なくともAIの仕組みを理解し、批判的に情報を見る目を養うことでやんす。そして、子供たちにもそれを教えることでやんすね。」
やきう
「説教臭いわ。ワイはAIに人生相談しながら引きこもり続けるで。」
ずん
「じゃあボクは、AIが規制される前に今のうちたくさん話しておくのだ!...あれ、これって駆け込み需要ってやつなのだ?」