ずん
「広島のカキが全滅寸前なのだ!これは人類の危機なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「大げさでやんすが、まあ深刻でやんすね。海水温が高すぎて、カキが茹でガエル状態でやんす。」
やきう
「ワイ、カキフライ好きやのに。これ値上がり不可避やろ。クソが。」
ずん
「でも博士、カキって強いイメージなのだ。なんで死んじゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「カキは水温23度以上になると弱るでやんす。今年の海は30度近くまで上がったでやんすからね。まるでサウナに放り込まれた状態でやんす。」
やきう
「猛暑のせいか。でも海って冷たいイメージあるけどな。」
でぇじょうぶ博士
「それが錯覚でやんす。温暖化で日本近海の水温は過去100年で1.2度も上昇してるでやんす。カキにとっちゃ地獄の釜茹ででやんすよ。」
やきう
「待てや。養殖場所変えたらええやん。北海道とかでやればええやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それが簡単にいかないでやんす。広島湾は栄養豊富な太田川が流れ込んで、カキの餌となるプランクトンが豊富でやんす。この環境は他で再現できないでやんすよ。」
ずん
「むむむ...じゃあ人工的に海水を冷やせばいいのだ!」
やきう
「アホか。どんだけ電気代かかると思っとんねん。カキ一個が金の延べ棒になるわ。」
でぇじょうぶ博士
「実際、業者の方々は19日も出荷を遅らせて様子を見たでやんす。それでも『ほとんど死んでいる』状態でやんすからね。揚げてもゴミになるという絶望的な状況でやんす。」
ずん
「揚げてもゴミって...カキフライじゃなくてゴミフライなのだ?」
やきう
「不謹慎やぞ。業者さんは何年も育ててきたんやで。それが全部パーや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。カキの養殖は2〜3年かかるでやんす。今年ダメなら来年も厳しい可能性があるでやんす。まさに連鎖崩壊でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「当然でやんす。海水温上昇で魚の分布も変わってるでやんす。北海道でブリが獲れて、九州でサンマが獲れなくなってるでやんすからね。」
やきう
「ワイの好きなサンマも...クソ温暖化め。」
ずん
「でも博士、温暖化って本当に人間のせいなのだ?自然現象じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「95%以上の科学者が人為的と結論づけてるでやんす。疑う余地はないでやんすよ。CO2排出を減らさないと、おいらの大好きな海鮮丼が食べられなくなるでやんす。」
やきう
「でも個人ができることなんて限られとるやん。結局は企業や国が動かなあかんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それも一理あるでやんすが、消費者の選択も重要でやんす。持続可能な漁業で獲れた水産物を選ぶとか、できることはあるでやんす。」
ずん
「むぅ...難しいのだ。でも広島のカキ業者さんは今どうしてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「多くは出荷を諦めて、来年に賭けるしかないでやんす。中には廃業を考える業者もいるでやんすよ。何世代も続いた家業が消えるかもしれないでやんす。」
やきう
「それは辛いな...カキ業界も後継者不足やろうし、このままやとマジで消えるかもな。」
でぇじょうぶ博士
「まずは現状を知ることでやんす。そして可能な範囲で環境に優しい選択をするでやんす。あとは...広島のカキが復活したら、たくさん食べて応援するでやんすかね。」
やきう
「それやったらワイでもできるわ。むしろ得意分野や。」
ずん
「よし!ボクも頑張って広島のカキを...あ、でもカキって生臭くて苦手なのだ。」
ずん
「じゃあカキフライならいけるのだ!揚げ物なら何でもいけるのだ!」