ずん
「尿に糖が出てるって、むしろ健康的な感じがするのだ!甘くて美味しそうなのだ!」
やきう
「お前アホか。尿飲むんか?ワイは絶対飲まんで。」
でぇじょうぶ博士
「やんすやんす。尿糖が出るということは、体内の糖分が腎臓の再吸収能力を完全に超えてる状態でやんす。まるで満員電車から人がはみ出してるようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあボク、尿糖(4+)出たら即死ってことなのだ?」
やきう
「死なんやろうけど、人生詰んでるな。透析とか失明とか、地獄の始まりや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。(1+)でも即病院行きでやんすからね。(4+)なんて出たら、もう救急車レベルでやんす。血糖値が300とか400とか、もうジュースが血管流れてるようなもんでやんすよ。」
ずん
「でも血糖値だけ測ってればいいんじゃないのだ?わざわざ尿なんて調べる意味あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす。血糖値は『点』で、尿糖は『線』でやんす。血糖値は測定したその瞬間の数値でやんすが、尿糖は膀胱に溜まってる間の平均的な状態を反映するでやんす。」
やきう
「つまり、血糖値は一瞬の演技ができるけど、尿糖は嘘つけへんってことか。ワイみたいに面接だけ調子ええやつはバレるわけやな。」
ずん
「じゃあHbA1cってやつは何なのだ?それも測るべきなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映する項目でやんす。まるで成績表みたいなもんで、一夜漬けじゃ誤魔化せないでやんす。尿糖より詳細な数値が出るのが利点でやんすね。」
やきう
「なるほどな。尿糖は陽性か陰性しかわからんから、具体的にどんだけヤバいかは分からんわけか。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。しかも尿糖は陽性が出にくいでやんすから、出た時点でもう手遅れ寸前でやんす。おいらの計算によると...じゃなくて、医学的には相当進行してるでやんす。」
ずん
「むむむ...じゃあ健康診断サボってるボクはもうダメなのだ...?」
やきう
「お前、健康診断サボっとったんか。ワイは会社の健康診断、毎年ちゃんと行っとるで(嘘)。」
でぇじょうぶ博士
「ちなみにSGLT2阻害薬という薬を飲んでると、わざと尿から糖を出すでやんすから、尿糖(4+)でも問題ない場合があるでやんす。だから健康診断では必ず服用中の薬を伝えるべきでやんすね。」
ずん
「じゃあボク、その薬飲んでるって嘘つけば(4+)出ても大丈夫なのだ!」
やきう
「バカか。すぐバレるわ。お前みたいなアホには処方されへんやろうし。」
でぇじょうぶ博士
「医療記録見ればすぐバレるでやんす。それに嘘ついて治療遅れたら、本当に人生終わるでやんす。失明、足の切断、透析...地獄の三点セットが待ってるでやんすよ。」
ずん
「怖すぎるのだ...じゃあボク、今日から糖分控えるのだ!」
やきう
「お前、昨日コンビニで菓子パン5個買っとったやんけ。見たで。」
でぇじょうぶ博士
「典型的なダメ人間でやんすね。でも糖尿病予防は本当に大事でやんす。若いうちから気をつけないと、40代50代で取り返しのつかないことになるでやんす。」
ずん
「でもボク、健康診断行くの面倒なのだ...注射痛いし、朝ごはん抜くのツライのだ...」
やきう
「お前な、その面倒臭がりが命取りになるんやで。ワイなんか年3回も健康診断受けとるわ(大嘘)。」
でぇじょうぶ博士
「健康診断は年1回でいいでやんすよ、やきう君。嘘つくのやめるでやんす。それより、ずんは本当に行くべきでやんす。尿糖(4+)出てからじゃ遅いでやんすからね。」
ずん
「わかったのだ...じゃあ来年こそは行くのだ...多分...」
やきう
「『多分』って何やねん。お前、絶対行かんやろ。」
ずん
「いや行くのだ!でもその前に、今日はラーメン二郎でも食べて英気を養うのだ!健康診断前の最後の晩餐なのだ!」