ずん
「論文管理ツールの連携がアツいらしいのだ!これで研究者の積読問題も解決なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、ずん。積読の問題は解決しないでやんす。むしろ、効率化によって更に論文を溜め込む速度が加速するだけでやんすよ。」
やきう
「草。結局、論文読まずに要約だけ見て分かった気になるクソ研究者が量産されるだけやんけ。」
ずん
「え、でもビジュアルで覚えられるって最高じゃないのだ?ボク、文字読むの嫌いなのだ。」
かっぱ
「お前、研究者向けの話やのに文字読むの嫌いて...。赤ちゃんかいな。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、視覚情報による記憶定着は科学的にも証明されてるでやんすけどね。ただし、月額2.99ドル払ってまでやる価値があるかは別問題でやんす。」
やきう
「ワイ、無料のZotero使っとるわ。金払うとか情弱やろ。」
ずん
「でもGoogleドライブ連携が神らしいのだ!ワンクリックでPDF取り込めるのだ!」
かっぱ
「そんなん、ローカルに保存してドラッグ&ドロップでええやん。何秒も変わらんで。」
でぇじょうぶ博士
「確かに時短効果は微々たるものでやんす。しかし、認知的負荷の軽減という観点では意味があるでやんすよ。人間は小さなストレスの積み重ねで生産性が落ちる生き物でやんすから。」
やきう
「それ、ただの怠け者の言い訳やろ。昔の研究者は紙の山と格闘しとったんやで。」
ずん
「むむむ...じゃあNotebookLMのインフォグラフィック生成はどうなのだ?これは革命的なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「革命的...と言うより、PowerPointで作る作業をAIに丸投げしてるだけでやんす。ただ、論文理解の補助ツールとしては優秀でやんすね。」
かっぱ
「でも結局、生成されたスライドをまた論文に添付して保存するんやろ?二度手間やん。」
やきう
「ホンマやな。PDF開いたら元論文読めるのに、わざわざ要約画像見る意味ある?アホちゃう?」
ずん
「...でも、後で見返す時に便利なのだ!内容フラッシュバックするのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かに記憶の想起トリガーとしては機能するでやんす。ただし、ビジュアルだけ覚えて肝心の詳細を忘れるという、典型的な『分かった気になる』罠に陥る危険性もあるでやんすけどね。」
かっぱ
「つまり、薄っぺらい知識しか残らんってことやな。深く理解したいなら結局ちゃんと論文読まなアカンのや。」
かっぱ
「ホンマにな。論文コレクターと研究者は別もんやで。」
やきう
「ワイの知り合いにもおるわ。『あとで読む』フォルダが肥大化しまくって、結局一個も読んでへんやつ。」
ずん
「ひ、ひどいのだ...でも確かにボクもブックマーク1000件超えてるけど見返したことないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それが人間の性でやんす。情報収集と情報活用は全く別のスキルでやんすからね。このツール連携は前者を効率化するだけで、後者には何の効果もないでやんす。」
かっぱ
「結局、論文読む習慣ない奴が便利ツール使っても無駄ってことやな。」
やきう
「ツールオタクが『これで勉強捗る!』言うて満足するやつやん。典型的なノウハウコレクターの思考や。」
ずん
「う、うるさいのだ!でもこの記事の人はちゃんと3年使ってるし、有益なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かに、ツールを使いこなしている人にとっては価値があるでやんす。問題は、この記事を読んで『これで自分も研究者になれる!』と勘違いする人が出てくることでやんすね。」
かっぱ
「道具揃えたら料理上手くなると思ってる主婦みたいなもんやな。」
やきう
「で、結局使わんくなって月額課金だけ続くパターンや。ジムの会費と一緒やで。」
でぇじょうぶ博士
「既に大量の論文を読む習慣があり、管理に困ってる研究者でやんす。つまり、上級者向けでやんす。初心者がこれに手を出すのは、料理初心者がプロ用包丁セット買うようなもんでやんす。」
かっぱ
「まあ、道具から入るタイプの人間は一定数おるからな。それはそれでモチベになるならええんちゃう。」
やきう
「甘いわ。そういう奴らは『環境が整ってない』を言い訳にサボるだけや。」
ずん
「むむむ...じゃあボクはまず無料ツールから始めるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「賢明でやんす。まずはZoteroあたりで論文管理の基本を学んでから、必要性を感じたらPaperpileに移行すればいいでやんす。」
かっぱ
「そもそも、論文管理ツールより先に『論文の読み方』学ぶべきやけどな。」
やきう
「ホンマやで。速読テクニックとか、重要箇所の見抜き方とか、そっちの方が100倍大事やわ。」
ずん
「そ、そうなのだ...?じゃあこの記事は何のためにあるのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「既に論文を読める人のワークフロー最適化でやんす。つまり、応用編でやんすね。基礎をすっ飛ばして応用だけ学ぼうとするから話がおかしくなるでやんす。」
かっぱ
「料理できへん奴が、『時短レシピ』だけ集めてるようなもんやな。」
やきう
「で、結局カップ麺食うんやろ?知ってるで。」
ずん
「...じゃあボク、まずカップ麺の作り方から学ぶのだ。お湯入れて3分待つのだ!」