ずん
「中国の航空会社が日本便のキャンセル無料期間を延長したのだ。これは儲かるチャンスなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいらには、ずんがどう儲けるのか全く想像できないでやんす...」
やきう
「お前、どうせタダでキャンセルできるから予約だけ入れまくるつもりやろ。迷惑客の典型や。」
ずん
「違うのだ!ボクは賢いから、外交問題を利用してビジネスを考えているのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...では説明するでやんす。これは高市首相の台湾有事発言が原因で、日中関係が冷え込んでるからでやんすよ。」
やきう
「つまり政治リスクで客が減るから、航空会社が保険かけとるわけやな。」
ずん
「えぇ!?じゃあボクが中国行ったら危ないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、ずんが行っても誰も気づかないでやんす。問題は、日本人観光客全体が減ることでやんす。」
やきう
「ワイに言わせれば、こんなん外交カードの一つや。キャンセル無料にして『ほら、日本人来ないやろ?困るのはお前らやで』アピールしとるんやで。」
ずん
「なるほど!じゃあ日本の航空会社も対抗して中国便を無料にすればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それをやったら赤字まっしぐらでやんす。中国側は国営企業が多いから、政府が補填できるでやんすけどね。」
やきう
「しかも延長期間が来年3月末までって、めっちゃ長いやん。これ、『当分解決せえへんで』って宣言しとるようなもんや。」
ずん
「むむむ...じゃあボクの台湾旅行の計画はどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「台湾は全く関係ないでやんす。むしろ台湾は日本人観光客大歓迎でやんすよ。」
やきう
「お前、さっきから話聞いてへんやろ。台湾有事の発言が問題になっとるのに、なんで台湾行くねん。」
ずん
「だって安全なところに行きたいのだ!中国がキャンセル無料にしてるってことは、危ないってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その理解は斜め上すぎるでやんす...。これは政治的メッセージであって、実際の安全性とは別問題でやんす。」
やきう
「つーか、この記事に山陽電鉄の事故の賠償請求とか、いすみ市の事件とか並んでるのがヤバイわ。中国関連のニュース全部まとめて報道しとるやん。」
ずん
「あっ!それだ!ボクが気づいたのだ!これは印象操作なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、ニュースの並びに意図があるのは事実でやんすけど、ずんがそこに気づくとは思わなかったでやんす。」
やきう
「お前、さっきまで全然理解してへんかったやん。急に賢くなったフリすんなや。」
ずん
「むぅ...。じゃあ結局、ボクは中国に行けるのか行けないのか、はっきりしてほしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「行けるでやんす。ただし、外交リスクを理解した上でどうぞ、というだけでやんす。航空会社も『何かあっても知らんでやんすよ』って保険かけてるだけでやんす。」
やきう
「要するに、『自己責任で来いや。キャンセルは受け付けたるけど、文句言うなよ』ってことやな。めっちゃ優しいやん。」
ずん
「じゃあボク、予約だけ100件くらい入れて、全部キャンセルして遊ぶのだ!これが真の賢者の戦略なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それ、業務妨害で訴えられるでやんす。」
やきう
「お前、最初から最後までアホやな。ある意味一貫性あるわ。」
ずん
「えぇ!?じゃあボクはどうすればいいのだ!せっかくの無料キャンセルなのに!」
でぇじょうぶ博士
「普通に旅行するか、しないか決めればいいだけでやんす。無料キャンセルは保険であって、遊び道具じゃないでやんす。」
やきう
「しかしまあ、3月末まで延長って相当やで。春節シーズンも丸々カバーしとるやん。中国政府も本気で長期戦覚悟しとるんやろな。」
ずん
「春節!?じゃあその時期に中国行けばめっちゃ安いのでは!?」
でぇじょうぶ博士
「逆でやんす。春節は中国人が大移動する時期だから、むしろ高くなるでやんす。しかも日本人が減った分、席は空いてるかもしれないでやんすけどね。」
やきう
「お前、経済の基本も知らんのか。需要と供給くらい勉強せえや。」
ずん
「むぅ...難しいのだ。じゃあボクは韓国に行くのだ!記事に『日本人旅行者が現金と手紙残して称賛された』って書いてあるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...あの記事は、ある日本人が良いことをしたという美談でやんす。ずんが同じことできるとは思えないでやんす。」
やきう
「お前が韓国行ったら、逆に『日本人旅行者が店の現金盗んで逃亡』って記事になるわ。」
ずん
「ひどいのだ!ボクはそんなことしないのだ!...現金は盗まないけど、無料のキムチは大量に持ち帰るかもしれないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それも十分問題でやんす...。」
やきう
「結局、お前はどこ行っても迷惑かけるだけやん。家でおとなしくしとけや。」
ずん
「えぇ!?じゃあボクの旅行の夢はどうなるのだ!無料キャンセルの意味がないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「夢を見るのは自由でやんす。ただし、実現するかどうかは別問題でやんす。特にずんの場合は...。」
やきう
「つーか、お前まず働けや。旅行する金あるんか?」
ずん
「...そういえばボク、今月の家賃も払えてないのだ。でも無料キャンセルだから大丈夫なのだ!予約だけなら無料なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それ、完全に病気でやんす。カウンセリング受けた方がいいでやんす。」
やきう
「お前、マジで人生見直せや。航空券のキャンセルより、お前の人生キャンセルできひんのが問題やわ。」
ずん
「...でもボク、いつか絶対に中国行くのだ!そして現地で『日本一恥ずかしい露天風呂』みたいな恥ずかしいことをやって、国際問題になるのだ!」