ずん
「ねぇねぇ、このリストやばくない?300人も付き合っちゃダメな奴がいるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。しかも全部B音で統一されてるでやんす。言語学的には『頭韻法』という技法でやんすが、ここまで徹底すると、もはや芸術の域でやんす」
やきう
「芸術やなくて怨念やろ。作者、相当な数のクソ男に遭遇しとるんやな」
かっぱ
「『便座冷やしマン』て何やねん。便座温めるんが愛情ちゃうんか」
ずん
「でもさ、これ全部避けてたら誰とも付き合えなくなるのだ。『ビビり』とか『バツイチ』とか、普通の人も入ってるのだ」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。つまりこのリストの本質は、完璧な人間なんて存在しないという皮肉でやんすね。『バナナを両手で食べる男』なんて、食べ方の問題でやんすよ?」
やきう
「いや待て。『バイオテロリスト』と『バナナを両手で食べる男』が同列に扱われとるの、さすがにおかしいやろ」
かっぱ
「『爆豪勝己』も入っとるやん。フィクションのキャラまで範囲に入れたら、もう収集つかんやろ」
ずん
「あ!『バイキンマン』もいる!バイキンマンと付き合う人なんているのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいらが特に注目したのは『美容師』『バーテンダー』『バンドマン』という職業差別的な項目でやんす。これは恋愛市場における職業ヒエラルキーを如実に表してるでやんす」
やきう
「ワイの知り合いにバンドマンおるけど、確かにクズやったわ。統計的に正しいんちゃう?」
かっぱ
「それ偏見やろ。てか『B級ヒーロー』て、頑張っとるやん」
ずん
「ねぇねぇ、次は300Cが来るってことは、まだ続くのだ?Cで始まる奴らも地獄なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「恐らくそうでやんす。『チーズ臭いオタク』『ちくわぶ否定派』『中二病こじらせマン』とか容易に想像できるでやんす」
やきう
「もうええわ。このリスト作った奴、恋愛市場から撤退して、人間不信になっとるやろ」
かっぱ
「せやな。でも『バタフライ熱唱男』は許したれや。デジモン好きなだけやろ」
ずん
「じゃあボクはこのリスト全部クリアした完璧超人を探すのだ!...あ、でも完璧すぎる男も逆に怖いのだ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。結局このリストが教えてくれるのは、『付き合ってはいけない人』を探すより、『許容できる欠点』を見つける方が建設的だということでやんす」
やきう
「建設的な話すんなや。『ビーチで足しか濡れてないマン』とか、ただの日焼け対策かもしれんやろ」
かっぱ
「ほんまやな。『バスタオル毎日洗わないマン』も、水道代節約しとるだけかもしれんし」
ずん
「うーん、でもやっぱり『爆弾魔』とは付き合いたくないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それは当然でやんす。犯罪者は論外でやんす。でもこのリストの面白いところは、『犯罪者』と『バームクーヘン分解男』が同じテンションで語られてる点でやんす」
やきう
「つまりこのリスト、ガチの警告と、ただの好みの問題がごちゃ混ぜなんやな。作者の主観バリバリやん」
かっぱ
「主観でええやん。恋愛なんて最初から主観やろ。客観的に正しい恋愛なんてあるか」
ずん
「じゃあボクは『バナナ嫌いのゴリラ』と付き合うのだ!だってゴリラかわいいし、バナナ食べなくても大丈夫なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、それ人間じゃないでやんす」
かっぱ
「まぁゴリラは優しいしな。人間の男よりマシかもしれんで」
ずん
「でしょでしょ!人間の男は300人もダメなのに、ゴリラは1匹しかダメじゃないのだ!ゴリラ最強なのだ!」