ずん
「アライグマが酒盗んで泥酔とか、完全にボクの未来じゃんなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、君は酒を盗む勇気すらないでやんす。」
かっぱ
「二日酔いで野生に返されたって、めっちゃ可哀想やん。」
ずん
「でも待って。天井から侵入って、完全にプロの犯行なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かに防犯カメラを避けるとは、まるでルパン三世でやんすね。アライグマの知能は人間の4歳児並みと言われてるでやんすから、計画的犯行の可能性も...」
かっぱ
「いや待て。ウイスキー飲んでトイレで失神って、ただのアホやろ。」
ずん
「そもそも何でアライグマがウイスキーの味知ってるのだ?初めて飲んだにしては攻めすぎなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「実はアライグマは雑食性で、発酵した果実も食べるでやんす。だからアルコールへの耐性はある程度...」
かっぱ
「でも瓶散乱させて失神って、耐性ゼロやんけ。」
ずん
「ボクも初めてのお酒でウイスキー飲んだら死ぬのだ...」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、君はまだ未成年でやんす。そもそも酒を語る資格がないでやんすよ。」
かっぱ
「つーか、動物保護施設で二日酔いの治療したんやろ?税金の無駄遣いやん。」
ずん
「えぇー!?でもアライグマにも人権...じゃなくて動物権があるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いや、そもそも酒盗んだ窃盗犯でやんすからね。人間なら逮捕されてるでやんす。」
かっぱ
「ほんまやな。アライグマやから許されとるけど、これ人間やったら即逮捕やで。」
ずん
「つまり...アライグマに生まれ変わればボクも自由に生きられるってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「むしろ今のずん君の生き方の方が、よっぽどアライグマに近いでやんす。」
かっぱ
「確かに。夜中に冷蔵庫漁って、朝まで寝とるもんな。」
ずん
「ひどいのだ!でも気になるのが、このアライグマって再犯の可能性あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「統計的には高いでやんすね。アライグマは記憶力が良く、一度成功した行動は繰り返す傾向があるでやんす。しかも...」
でぇじょうぶ博士
「アルコール依存症になる動物も実際に存在するでやんす。このアライグマ、味を覚えてしまった可能性が...」
でぇじょうぶ博士
「問題はこの事件、報道されたことで模倣犯が出る可能性でやんす。全米のアライグマが酒店を襲撃するかもしれないでやんすよ。」
かっぱ
「革命て。お前、さっきから何言うてんねん。」
でぇじょうぶ博士
「実際、野生動物の都市部への適応は深刻な問題でやんす。アライグマは特に学習能力が高く、人間社会のシステムを理解し始めてるでやんすから。」
ずん
「じゃあいつか、アライグマがコンビニ強盗とかするようになるのだ?」
かっぱ
「それはないやろ。っていうか、お前の発想が既に犯罪者やん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし今回の件で注目すべきは、酒店の防犯体制でやんす。天井からの侵入を許すとは、セキュリティホールがあったと言わざるを得ないでやんす。」
ずん
「つまり酒店が悪いってことなのだ!アライグマは被害者なのだ!」
かっぱ
「何言うてんねん。どう考えても加害者やろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ法的には、野生動物の行為に責任能力は問えないでやんすけどね。だからこそ店側の管理責任が...」
ずん
「じゃあボクもアライグマのフリして酒盗めば無罪なのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君、それは完全にアウトでやんす。っていうか、君がアライグマの真似しても、ただの不審者でやんす。」
かっぱ
「そもそもお前、天井から侵入できる身体能力ないやろ。」
ずん
「ぐぬぬ...でも気になるのが、このアライグマが飲んだウイスキーの銘柄なのだ。高級品だったら...」
でぇじょうぶ博士
「報道によると、散乱していた瓶は複数あったようでやんす。つまり、このアライグマは飲み比べをしていた可能性が...」
ずん
「めっちゃ意識高いアライグマなのだ!ボクより文化的な生活してるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「しかし最終的にトイレで失神してる時点で、飲み方は全く洗練されてないでやんすけどね。」
かっぱ
「結局、ただの酔っぱらいやん。人間もアライグマも変わらんな。」
ずん
「じゃあこのアライグマ、次はバーとかに行くかもなのだ!カウンターで『マスター、いつものやつ』とか言うのだ!」