ずん
「なあなあ、スキマバイトって便利そうだけど、ドタキャンされても金もらえるって本当なのだ?ボクもこれで稼げるかもなのだ!」
やきう
「お前みたいな奴が働けるわけないやろ。スキマバイトって名前からしてお前の脳みそと同じやんけ。」
ずん
「ひどいのだ!でも6800円もらえたんでしょ?これって革命的じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「革命というより、当たり前のことが認められただけでやんす。労働契約が成立してる以上、店側の都合でキャンセルしたら賃金を払う義務があるでやんす。法律では6割、民法では100%請求できるでやんすよ。」
かっぱ
「ほんまにそんなことも知らん店があるんか。常識やろが。」
ずん
「じゃあウーバーイーツとかと何が違うのだ?同じアプリなんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「全然違うでやんす。ウーバーイーツは業務委託で自営業扱い。でもタイミーみたいなスポットワークは有料職業紹介で、労働契約が成立してるでやんす。つまり、労働基準法が適用される正真正銘の労働者でやんすよ。」
やきう
「要するにウーバーは個人事業主のフリして使い捨てできるけど、タイミーは日雇いやから法律で守られとるってことやな。ズルい仕組みやで。」
かっぱ
「被告の会社、出廷すらせえへんかったんやろ?舐めとんのか。」
ずん
「え、裁判サボったのだ?ボクでもそれはしないのだ!」
やきう
「お前、今まで何回バイトバックれとんねん。説得力ゼロやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「会社側は『タイミーのキャンセルの仕組みを利用しただけ』と主張してたでやんすが、それは詭弁でやんす。アプリにキャンセルボタンがあるからって、法的義務から逃れられるわけじゃないでやんす。まるで『ナイフが売ってたから刺した』と言ってるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「それ、例えがエグすぎるわ。でも確かに筋は通っとるな。」
ずん
「でも厚労省がリーフレット出してたんでしょ?それ見てなかったってこと?」
やきう
「見てても無視するのが今の経営者やろ。リーフレットなんか便所紙にもならんわ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながらその通りでやんす。7月に周知されてても、こういう事例が起きるということは、現場の意識が全く追いついてないでやんすね。プラットフォーム労働の新しさに、法整備も企業倫理も遅れてる証拠でやんす。」
かっぱ
「そもそもスキマバイトって、若い子が小遣い稼ぎでやっとるイメージやけど、訴訟まで起こすのは珍しいんちゃうか?」
ずん
「21歳の大学生が訴えたんだよね。ボクだったら面倒だから諦めちゃうのだ。」
やきう
「それがお前が一生搾取される側の人間やっちゅうことや。6800円のために裁判起こすとか、むしろこの学生の執念がヤバいわ。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、これは金額の問題じゃないでやんす。原理原則の問題でやんす。こういう前例が積み重なることで、プラットフォーム労働全体の環境が改善されていくでやんす。小さな一歩が大きな変化を生むでやんすよ。」
かっぱ
「まあ確かに、誰かがやらんと泣き寝入りが当たり前になるしな。ええ判決やと思うわ。」
ずん
「じゃあこれからドタキャンされたら全部訴えればいいのだ?ボク、稼げるチャンスなのだ!」
やきう
「お前が訴える前にお前が訴えられるパターンやろ、それ。」
でぇじょうぶ博士
「訴訟はあくまで最終手段でやんす。まずは会社と交渉して、それでもダメなら労働基準監督署に相談。それでも解決しなければ裁判でやんす。順序を間違えると、時間と金の無駄でやんすよ。」
かっぱ
「しかし6800円の裁判で弁護士費用とか大丈夫やったんかいな?」
ずん
「あ、それボクも気になってたのだ!裁判って高いイメージなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「少額訴訟なら弁護士なしでも本人訴訟できるでやんす。今回も恐らくそのパターンでやんすね。費用は数千円程度。つまり、6800円を取り戻すための経済的ハードルは意外と低いでやんす。」
やきう
「なるほどな。でも時間と労力考えたら割に合わんやろ。普通はそこで諦めるんや。」
かっぱ
「そこを諦めんかったのがこの学生の凄いとこやな。若いのに筋が通っとるわ。」
ずん
「ねえねえ、これってタイミーだけの問題なのだ?他のアプリは大丈夫なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「良い質問でやんす。タイミーに限らず、同様の仕組みを持つスポットワークアプリ全般に当てはまる話でやんす。ショットワークスやシェアフルなんかも同じ構造でやんすから、同じリスクを抱えてるでやんすよ。」
やきう
「つまり業界全体がビビっとるってことやな。一つ判例できたら、次々訴訟されるかもしれんし。」
かっぱ
「でもこれ、逆に言えば働く側も気ぃつけなあかんってことやろ?自分がドタキャンしたら訴えられる可能性もあるってことやん。」
ずん
「え!?ボクがキャンセルしたら訴えられるのだ!?それは困るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。労働契約は双方向の義務でやんすからね。ただし、労働者側には体調不良などの正当な理由があれば免責される余地があるでやんす。雇用者側の一方的都合とは扱いが違うでやんすよ。」
やきう
「結局、パワーバランスの問題やな。弱い方が守られる仕組みになっとるんや。」
ずん
「でもさあ、店側も急に人が来なくなったら困るんじゃないのだ?その辺の事情も考えないとダメなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「店側の事情は理解できるでやんすが、それは経営リスクの範疇でやんす。人手不足を理由に労働者の権利を侵害していいという理屈は通らないでやんす。そもそも、急なキャンセルを防ぐ仕組み作りは経営者の責任でやんすよ。」
やきう
「ま、人が足りんなら時給上げればええだけの話やろ。金ケチっとるから人が集まらんねん。」
かっぱ
「せやな。スキマバイトって基本的に時給安いしな。それで使い捨てしようとしたらそら問題になるわ。」
ずん
「じゃあこれから時給上がるのだ?ボク、スキマバイト始めようかなのだ!」
やきう
「お前、さっきから金の話しかしてへんな。そういう根性やから一生貧乏なんやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「時給が上がるかは微妙でやんす。むしろ、企業側がリスク回避のために採用を絞る可能性もあるでやんす。労働市場は複雑な相互作用で成り立ってるでやんすからね。一概に労働者有利とは言えないでやんす。」
かっぱ
「ほんまやな。規制強化したら逆に働き口が減るパターンもあるしな。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、大いに意味があるでやんす。これは『最低限のルールを守れ』というメッセージでやんす。無法地帯だったプラットフォーム労働に一定の歯止めがかかった意義は大きいでやんすよ。市場が健全化する第一歩でやんす。」
やきう
「でも被告が出廷せえへんかったってことは、この判決を軽く見とる証拠やろ。ナメられとるんちゃうか?」
かっぱ
「確かにな。6800円払ったら終わりやし、痛くも痒くもないんやろな。」
ずん
「じゃあ結局、強い者勝ちなのだ?法律なんて意味ないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「短期的にはそう見えるでやんすが、判例の積み重ねは重要でやんす。次に同じことが起きたとき、この判決が根拠になるでやんす。じわじわと効いてくるでやんすよ。法というのは即効性のある特効薬じゃなく、ゆっくり効く漢方薬みたいなもんでやんす。」
かっぱ
「お前、ネガティブすぎるわ。でもまあ、気持ちはわからんでもないな。」
ずん
「ねえねえ、今後どうなると思うのだ?スキマバイトは無くなっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「無くなることはないでやんす。むしろ拡大し続けるでやんす。少子高齢化で労働力不足は深刻化する一方でやんすからね。ただし、今回の判決を受けて、プラットフォーム側も企業側もコンプライアンスを強化せざるを得なくなるでやんす。」
やきう
「コンプライアンス?あんなもん建前だけやろ。どうせ裏で悪いことしとるわ。」
かっぱ
「おい、全部が全部悪いわけちゃうやろ。ちゃんとしとる企業もあるわ。」
ずん
「でもボク、スキマバイトって自由で良さそうだと思ってたのだ。こんなに面倒なら普通のバイトの方がいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは人それぞれでやんす。スキマバイトの最大の魅力は柔軟性でやんす。好きな時間に好きなだけ働ける。その代わり、雇用の安定性はゼロでやんす。メリットとデメリットを天秤にかけて判断するべきでやんすよ。」
やきう
「結局、使い捨てられる覚悟があるかどうかやな。ワイは絶対やらんわ。」
ずん
「ボク、なんか怖くなってきたのだ。スキマバイトって地雷なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「地雷というか、新しいシステムだから整備が追いついてないだけでやんす。今回の判決で少しずつ改善されていくでやんす。むしろ、働く側も権利を主張できることを知っておくべきでやんすよ。泣き寝入りしなくていいんでやんす。」
かっぱ
「せやな。知識は武器や。知らんかったら搾取されるだけやしな。」
ずん
「じゃあボクも勉強しなきゃダメなのだ?面倒なのだ...」
やきう
「お前、その面倒くさがりが命取りになるで。搾取される典型的なカモや。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、難しく考える必要はないでやんす。基本的なことだけ押さえておけばいいでやんす。契約内容を確認する、キャンセルポリシーを理解する、困ったら相談する。これだけでやんすよ。」
かっぱ
「契約書読むのって大事やもんな。みんなちゃんと読んでへんやろ。」
ずん
「ボク、契約書なんて見たことないのだ。そもそもスキマバイトって契約書あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「電子契約が主流でやんすね。アプリ上で同意ボタン押すやつでやんす。あれも立派な契約でやんすよ。でも、ほとんどの人が読まずにポチるでやんす。まるでゲームの利用規約みたいに扱われてるでやんす。」
やきう
「利用規約なんか読むわけないやろ。あんなもん読んでたら日が暮れるわ。」
かっぱ
「それでトラブルになるんやけどな。自業自得や。」
ずん
「じゃあ今度からちゃんと読むのだ!...でも長いと面倒なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「重要なのはキャンセルポリシーと賃金の支払い条件でやんす。そこだけでも確認しておくといいでやんすよ。全部読むのが理想でやんすが、現実的じゃないでやんすからね。」
やきう
「結局、企業側が有利な条項ばっかり書いとるんやろ。読んでも無駄や。」
かっぱ
「それでも読まんよりマシやろ。文句言うなら読んでから言え。」
ずん
「ねえねえ、この判決で一番得したのは誰なのだ?学生?それとも他の労働者なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「長期的に見れば、スキマバイトで働く全ての労働者が恩恵を受けるでやんす。この判決が先例となって、不当な扱いに対抗する武器になるでやんす。社会全体の労働環境改善にも繋がるでやんすよ。」
やきう
「綺麗事やな。実際は弁護士が儲かっただけちゃうんか。」
かっぱ
「さっきから文句ばっかりやな、お前。もうちょっと前向きに考えられんのか。」
やきう
「現実見とるだけや。理想論語っても腹は膨れへん。」
ずん
「ボク、お腹空いてきたのだ...スキマバイトで稼いでご飯食べるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、話聞いてなかったでやんすか。まずは契約内容をちゃんと確認してからでやんすよ。」
やきう
「むしろトラブル起こして訴訟起こせばええやん。6800円儲かるで。」
ずん
「それだ!ボク、わざとドタキャンさせて訴えるのだ!これで大金持ちなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは詐欺でやんす!絶対やめるでやんす!というか、そんな浅知恵すぐバレるでやんすよ!」
ずん
「冗談なのだ!ボクはちゃんと真面目に働くのだ!...たぶんなのだ。」