ずん
「プラダが800ユーロのサンダル出すらしいのだ!これ完全に炎上商法じゃないのだ?」
やきう
「ワイ、これ見た時笑ったわ。批判されたら『じゃあ一緒に作ろか』って、まるで喧嘩した後に飯誘うヤンキーみたいやん。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、これは巧妙でやんす。文化盗用で炎上したら、今度はその文化の職人とコラボして商品化する。まるで泥棒が家主と共同経営始めるようなもんでやんすね。」
ずん
「でも、これって結局インドの職人さんたちにお金入るってことなのだ?だったら良いことじゃないのだ?」
やきう
「甘いわ、ずん。800ユーロのサンダルで職人にいくら入るんや?プラダのマージンエグいで。インドの職人が作った正真正銘のサンダルなんて、現地で10ドルもせんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。これは『文化の尊重』という名目の高級ブランド価格設定でやんす。インドの職人さんは涙を流して喜ぶかもしれないでやんすが、プラダの経営陣はシャンパンで乾杯してるでやんすよ。」
やきう
「決まっとるやろ。プラダや。『私たち、文化を尊重してます』アピールしながら、バカ高い値段で売りつけるんや。これぞ資本主義の鏡やで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、文化盗用という概念自体が難しいでやんすね。例えば、おいらがラーメン食べたら中国文化の盗用になるでやんすか?寿司食べたら日本文化の盗用でやんすか?線引きが曖昧すぎるでやんす。」
ずん
「でも博士、今回は『伝統的なサンダル』って言ってるのだ。それをパクって高く売ったらダメなんじゃないのだ?」
やきう
「せやから今度は『コラボ』って形にしたんやろ。批判回避の免罪符や。まるで『僕、悪くないもん。一緒に作ったもん』って言い訳しとる小学生みたいやで。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、この『数量限定』という戦略でやんす。希少性を演出して、さらに価値を吊り上げる。まるでダイヤモンドの供給調整みたいなもんでやんすね。実際には大量生産できるのに、わざと少なくして高く売るでやんす。」
ずん
「ボク、わかったのだ!これって結局、お金持ちが『私、文化理解してます』って自慢するためのアイテムなのだ!」
やきう
「正解や、ずん。セレブが『私、インドの伝統文化をリスペクトしてるの』ってインスタにアップするためのネタやで。中身は自己満足やけどな。」
でぇじょうぶ博士
「しかし考えてみれば、文化というのは元々流動的で混ざり合うものでやんす。日本のカレーだってインド由来でやんすし、ラーメンは中国由来でやんす。問題は、元の文化へのリスペクトがあるかどうかでやんすね。」
ずん
「じゃあプラダは今回、リスペクト示したってことなのだ?」
やきう
「示したというか、示さざるを得んかったんやろ。炎上したからな。まるで不祥事起こした芸能人が謝罪会見するようなもんや。」
でぇじょうぶ博士
「ただ、これがビジネスとして成功すれば、他のブランドも真似するでやんす。『炎上したらコラボに切り替える』という新しいビジネスモデルの誕生でやんすね。まるで失敗を成功に変える錬金術でやんす。」
ずん
「ねえねえ、ボクもこの作戦使えないかなのだ?上司に怒られたら『じゃあ一緒にプロジェクトやりましょう!』って言えば許されるのだ?」
やきう
「お前な...それは単なる責任転嫁や。プラダは少なくとも職人に金払っとるんやで。お前は上司の仕事増やすだけやろが。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、800ユーロのサンダルを買える人がどれだけいるかでやんすけどね。おいらには一生無縁でやんす。そのお金があったら、最新のグラフィックボード買うでやんす。」
ずん
「博士...それ、文化じゃなくて単なるオタ活なのだ...あ、でもボク思いついたのだ!文化盗用って言われたら、とりあえず謝ってコラボすればいいってことなのだ!これからボクも何か批判されたら、この作戦使うのだ!ボク天才なのだ!」