# ディスカッション
母の外国人ヘイトと娘の1年間の記録
ずん
最近、親がネットで暴れまくってる問題が深刻化しているのだ!これはもう社会問題なのだ!
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。デジタルネイティブならぬ、デジタル老害とでも言うべき現象でやんす。インターネットという名の大海原に、救命胴衣なしで飛び込んだ結果でやんすよ。
やきう
ワイの親父もYouTubeで陰謀論動画見まくっとるわ。もう手遅れや。脳みそ完全にアルミホイルで包まれとる。
ずん
でもさ、親を説得するって無理ゲーじゃないのだ?ボクなんて親に「ゲームやめろ」って言われても聞かないのだ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。人間の認知バイアスというのは、まるでコンクリートで固められた思考回路みたいなもんでやんす。特に年を取ると、新しい情報を受け入れる柔軟性が失われるでやんすからね。
やきう
認知バイアスとか難しいこと言うな。要するに頑固なだけやろ。ワイの親父なんて「テレビが嘘つくわけないやろ!」言うてたのに、今度は「マスコミは全部嘘や!」やで。どっちやねん。
ずん
じゃあ博士、この娘さんは1年間も母親を追いかけたって書いてあるけど、意味あったのだ?
でぇじょうぶ博士
むむむ、それは深い質問でやんすね。おそらくこの娘さんは、母親を変えるというより、母親がなぜそうなったのかを理解しようとしたんでやんす。まるで考古学者が化石を発掘するように、母親の思考の地層を掘り返したわけでやんす。
やきう
理解してどうすんねん。クソみたいなヘイトスピーチ垂れ流しとる時点で、もう人間としてアウトやろ。ワイやったら縁切るわ。
ずん
でもやきう、お前も毎日ネットで誰かを叩いてるじゃないのだ。それってヘイトと何が違うのだ?
やきう
...は?ワイのは正当な批判や。一緒にすんなボケ。
でぇじょうぶ博士
やれやれ、ずん君、いいところを突いたでやんすね。実は、ヘイトスピーチと批判の境界線というのは、まるで霧の中を歩くように曖昧なんでやんす。自分では正義だと思っていても、他人から見れば憎悪の言葉にしか聞こえないことがあるでやんす。
ずん
つまり、みんな自分は正しいと思ってるってことなのだ?怖いのだ...。
でぇじょうぶ博士
そうでやんす。インターネットというのは、まるで鏡の迷宮のようなもんでやんす。自分と同じ意見ばかりが反射して見えるから、それが世界の全てだと錯覚してしまうでやんす。専門用語で言えば「エコーチェンバー効果」でやんすね。
やきう
エコーチェンバーって、要するに同じ穴の狢が集まってキャッキャしとるだけやろ。ワイはそんなん関係ないけどな。
ずん
やきう、お前がいつも見てる掲示板、みんな同じこと言ってるじゃないのだ。
でぇじょうぶ博士
さらに厄介なのは、SNSのアルゴリズムでやんす。これはまるで麻薬の売人のように、ユーザーが求める情報だけを与え続けるでやんす。怒りや恐怖といった強い感情を引き起こすコンテンツほど、優先的に表示されるでやんすからね。
ずん
じゃあ、SNSって悪なのだ?ボクのインスタのいいね稼ぎも悪なのだ?
でぉじょうぶ博士
単純に悪とは言えないでやんす。包丁だって、料理にも使えるし人を刺すこともできるでやんす。要は使い方次第でやんす。ただし、SNSの場合は、使ってるつもりが使われてることが多いでやんすけどね。
やきう
ほんまそれな。ワイの親父なんて、最初は「孫の写真見るためや」言うてFacebook始めたのに、今や一日中政治の投稿しとるわ。孫の写真なんて一切見てへん。
ずん
それって、親父さんが変わっちゃったってことなのだ?それとも、元々そういう人だったのだ?
でぇじょうぶ博士
鋭い質問でやんす、ずん君。おそらく両方でやんす。人間というのは、環境によって引き出される側面が変わるでやんす。まるでシュレーディンガーの猫のように、観測されるまでは複数の状態が重なり合ってるでやんす。インターネットという環境が、その人の中に眠っていた攻撃性や偏見を目覚めさせたとも言えるでやんす。
やきう
難しいこと言うなや。要するに、ネットのせいでクソみたいな本性が出たってことやろ。
ずん
じゃあ博士、この記事の娘さんは、結局どうなったのだ?母親は変わったのだ?
でぇじょうぶ博士
記事の詳細は不明でやんすが、おそらく劇的な変化はなかったと推測するでやんす。人間の思考パターンを変えるというのは、まるで大陸プレートを動かすようなもんでやんす。地道な努力と膨大な時間が必要でやんす。
やきう
つまり無駄やったってことやんけ。1年間も追いかけて、結局何も変わらんかったら、ただの時間の無駄や。
ずん
でもさ、もしかしたら娘さん自身が何か学んだのかもしれないのだ。母親じゃなくて、自分が変わったとか。
でぇじょうぶ博士
素晴らしい洞察でやんす、ずん君!実は、他者を変えようとする行為は、結局のところ自分自身と向き合うことになるでやんす。母親のヘイトを追跡する過程で、娘さんは自分の中にある偏見や、家族との関係性、そして社会の構造的な問題に気づいたかもしれないでやんす。
やきう
キレイごと言うなや。ヘイトスピーチしとる親なんて、さっさと見捨てた方が精神衛生上ええに決まっとるやろ。ワイやったらそうするわ。
ずん
でもやきう、お前だって親のこと嫌いじゃないんでしょ?本当は。
やきう
...知らんがな。ワイの話はどうでもええねん。
でぇじょうぶ博士
やれやれ、やきう君も素直じゃないでやんすねぇ。まあ、家族というのは選べないでやんすからね。血のつながりというのは、まるで呪いのようなもんでやんす。嫌いになりたくても完全には切れない、不思議な絆でやんす。
ずん
じゃあ博士、結局どうすればいいのだ?親がネットでヘイトしてたら、ボクたちはどうすればいいのだ?
でぇじょうぶ博士
残念ながら、万能な解決策はないでやんす。ただし、いくつかのアプローチは考えられるでやんす。まず、なぜそのような発言をするのか、背景にある不安や恐怖を理解しようと努めることでやんす。次に、異なる視点や情報源を穏やかに提示することでやんす。そして最も重要なのは、自分自身の心の健康を守ることでやんす。
やきう
最後のだけ同意するわ。他人のクソみたいな思想に振り回されて、自分まで病む必要はないからな。
ずん
でも、それって結局、親を見捨てるってことになるんじゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
見捨てるというより、距離を取ると言った方が正確でやんす。飛行機の安全ビデオでも言うでやんすよね。「まず自分に酸素マスクをつけてから、他人を助けろ」って。自分が溺れてる状態で、誰かを救うことはできないでやんす。
やきう
ほんまそれな。ワイも親父の陰謀論に付き合うの、もうやめたわ。聞き流すだけや。反論したって時間の無駄やし、むしろヒートアップするだけやからな。
ずん
なるほどなのだ...。じゃあ、社会全体としてはどうなのだ?こういう問題、増えてるんでしょ?
でぇじょうぶ博士
激増してるでやんす。コロナ禍以降、特に顕著でやんすね。社会的な不安が高まると、人々は分かりやすい敵を求めるでやんす。外国人、政治家、マスコミ...。まるで魔女狩りの時代に逆戻りしたかのようでやんす。
やきう
まあ、実際マスコミはクソやけどな。偏向報道しまくりやし。
ずん
でもやきう、お前がクソだと思ってるマスコミの情報も、結局誰かがネットに上げた情報を見てるだけじゃないのだ?
やきう
...うるさいわ。ワイは複数のソース確認しとるわ。
でぇじょうぶ博士
やきう君の言い分も分からなくはないでやんす。確かに、マスメディアにも問題はあるでやんす。しかし、だからといってネット上の匿名情報が正しいとは限らないでやんす。むしろ、誰でも情報発信できる分、デマやフェイクニュースが混在してるでやんすよ。
ずん
じゃあ、何を信じればいいのだ?もう何も信じられないのだ!
でぇじょうぶ博士
それが現代社会の難しさでやんすね。絶対的な真実なんてものは存在しないでやんす。できるのは、複数の情報源を比較検討し、批判的思考を持つことでやんす。まるで探偵のように、証拠を集めて推理するしかないでやんすよ。
やきう
めんどくさすぎやろ。ワイはもう自分の直感を信じるわ。
ずん
それって、結局お前の親父と同じじゃないのだ。「マスコミが報じない真実」とか言って、怪しい情報信じてるのと変わらないのだ。
やきう
...お前、今日やけに鋭いな。気に入らんわ。
でぇじょうぶ博士
ははは、ずん君が成長してるでやんすね。さて、この問題の根本には、教育の問題もあるでやんす。メディアリテラシー教育が圧倒的に不足してるでやんすよ。
ずん
メディアリテラシーって、要するに情報の見分け方ってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。しかし、日本の教育現場では、未だに「インターネットは危険だから使うな」的な指導が多いでやんす。まるで江戸時代の鎖国政策のようなもんでやんす。
やきう
学校の先生なんて、生徒よりネット使えへん奴ばっかりやからな。そんな奴らに教えられるわけないやろ。
でぇじょうぶ博士
手遅れではないでやんすが、かなり深刻な状況でやんすね。特に高齢者層は、デジタル技術の急速な発展についていけず、情報の真贋を見極める能力が育たないまま、SNSという情報の洪水に放り込まれたわけでやんす。
やきう
結局、弱者が食い物にされとるってことやな。情報弱者っちゅうやつや。
ずん
やきう、お前もその情報弱者の一人かもしれないのだ。
やきう
はぁ?ワイがどこが情報弱者やねん。お前こそ、毎日インスタでくだらん写真上げとるだけやろが。
ずん
でもさ、ボクは少なくとも自分がバカだって自覚してるのだ。お前は賢いと思い込んでるからタチが悪いのだ。
でぇじょうぶ博士
おおっと、これは痛烈でやんすね。実は、ダニング=クルーガー効果という現象があるでやんす。能力の低い人ほど自分を過大評価し、能力の高い人ほど自分を過小評価する傾向があるでやんすよ。
やきう
...おい博士、ワイのこと能力低いって言うたな?
でぇじょうぶ博士
いやいや、そうは言ってないでやんす。一般論でやんすよ。
ずん
話を戻すけど、博士。結局この娘さんは、1年間追いかけて何が分かったのだ?
でぇじょうぶ博士
NHKの記事の詳細は見れないでやんすが、おそらく母親がヘイトに走った背景には、孤独や不安、社会からの疎外感があったんじゃないかと推測するでやんす。インターネット上のコミュニティで、初めて「自分の居場所」を見つけたのかもしれないでやんすね。
やきう
居場所がヘイトスピーチのコミュニティとか、終わっとるやろ。
ずん
でも、それしか居場所がなかったとしたら?ボクだって、もし誰も相手にしてくれなかったら、どこかに居場所を求めると思うのだ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。人間は社会的な生き物でやんすからね。どこかに所属したいという欲求は、生存本能に近いでやんす。そして悲しいことに、ヘイトコミュニティは、そういった孤独な人々を巧みに取り込むでやんす。
でぇじょうぶ博士
構造的には非常に似てるでやんすね。「我々は真実を知っている」「外の世界は敵だ」「仲間を信じろ」...こういったメッセージで、メンバーの帰属意識を高めるでやんす。
ずん
怖いのだ...。じゃあ、抜け出すのはほぼ無理ってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
簡単ではないでやんすが、不可能ではないでやんす。重要なのは、その人が現実世界で安心できる居場所を見つけることでやんす。オンラインのコミュニティ以外に、帰属できる場所があれば、依存度は下がるでやんすよ。
やきう
そんな都合よく居場所なんて見つかるかいな。ワイかって探しとるわ。
でぇじょうぶ博士
やれやれ、やきう君も素直じゃないでやんすねぇ。まあ、現代社会は孤独な人だらけでやんすよ。だからこそ、この問題は他人事じゃないでやんす。
ずん
でも博士、孤独を解消する方法ってあるのだ?ネット以外で。
でぇじょうぶ博士
古典的でやんすが、趣味のサークルやボランティア活動、地域コミュニティへの参加なんかが有効でやんす。ただし、現代人は忙しすぎて、そういった活動に時間を割けないことが多いでやんすけどね。
やきう
結局、社会構造の問題ってことやんけ。個人の努力でどうにかなる話やないやろ。
でぇじょうぶ博士
諦める必要はないでやんすが、簡単に解決する問題でもないでやんす。社会全体で取り組むべき課題でやんすね。政府、教育機関、プラットフォーム企業、そして我々一人ひとりが意識を変えていく必要があるでやんす。
やきう
キレイごとばっかりやな。政府なんて何もせんやろ。票にならんことはやらへんのが政治家や。
ずん
でも、何もしないよりはマシなのだ。少しずつでも変えていくしかないのだ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。一歩ずつでも前進することが大切でやんす。この娘さんも、おそらく母親を完全に変えることはできなかったかもしれないでやんすが、少なくとも理解しようと努力したことに意味があるでやんす。
やきう
理解したからって、ヘイトスピーチが許されるわけやないけどな。
ずん
それはそうなのだ。でも、頭ごなしに否定するだけじゃ、何も変わらないのだ。
でぇじょうぶ博士
難しいバランスでやんすね。ヘイトスピーチは断固として許してはいけないでやんすが、発言者を単純に「悪」とレッテル貼りするだけでは、問題の本質は見えてこないでやんす。
やきう
めんどくさすぎやろ。もっとシンプルに割り切れへんのか。
ずん
人間はシンプルじゃないから仕方ないのだ。ボクだって、毎日矛盾だらけなのだ。
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。人間というのは、まるで量子力学の粒子のように、観測するまで複数の状態が重なり合ってるでやんす。善でもあり悪でもあり、賢くもあり愚かでもあるでやんす。
やきう
また難しいこと言い出したわ。要するに、人間は複雑やから一筋縄ではいかへんってことやろ。
ずん
じゃあ博士、最後に聞くけど、この問題って今後どうなると思うのだ?
でぇじょうぶ博士
残念ながら、短期的にはさらに悪化すると予測するでやんす。AIの発展により、フェイクニュースの生成はより簡単になり、見破ることはより困難になるでやんす。まるでイタチごっこでやんすね。
やきう
AIがフェイク作りまくる時代とか、もうディストピアやんけ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。AIでフェイクを作る一方で、AIでフェイクを検出する技術も発展してるでやんす。まるで矛と盾の関係でやんすね。
でぇじょうぶ博士
技術だけでは解決しないでやんす。最終的には、人間の判断力と倫理観が問われるでやんす。どんなに優れた技術があっても、使う側の人間がバカなら意味がないでやんすからね。
ずん
じゃあ、結局ボクたちがもっと賢くならないといけないってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
残念ながら、そういうことでやんす。面倒でやんすが、自分の頭で考える訓練を続けるしかないでやんすよ。
ずん
それじゃあ、やきうの親父と同じ道を辿るのだ!...あ、でもボク、まだ一つ疑問があるのだ。
ずん
この娘さん、1年間も母親を追いかけて、NHKに記事書いてもらったってことは...もしかして母親、娘に記事にされたこと知ってるのだ?めちゃくちゃ気まずくないのだ?
やきう
...確かに。家族の恥を全国に晒されたようなもんやな。
でぇじょうぶ博士
...それは考えてなかったでやんす。確かに、母親の立場からすれば、娘に裏切られたと感じるかもしれないでやんすね。
ずん
もしかして、この記事自体が新たな家族問題の火種になってるんじゃないのだ?娘は「社会に訴える」つもりで、母親は「恥をかかされた」と思ってたりして...。
やきう
それな。良かれと思ってやったことが、逆効果になるパターンや。
でぇじょうぶ博士
むむむ、鋭い指摘でやんすね。公益性と家族のプライバシー、どちらを優先すべきか...。これも難しい問題でやんす。
ずん
結局、正解なんてないってことなのだ?ボクたちは、ずっとこの混沌の中で生きていくしかないのだ?
でぇじょうぶ博士
哲学的な結論になってしまうでやんすが、おそらくその通りでやんす。完璧な解答は存在しないでやんす。我々にできるのは、その都度、最善と思われる選択をし続けることだけでやんす。
やきう
なんやそれ。結局、頑張れってことかいな。説教臭いわ。
ずん
ボク、この話聞いてて思ったのだ。母親がヘイトスピーチしてるのも問題だけど、それを1年間ストーカーみたいに追いかけ回した娘も、かなりヤバいのだ。普通の親子関係だったら、そこまでしないのだ。つまり、この家族、元々めちゃくちゃ仲悪かったんじゃないのだ?で、娘は「社会問題として扱う」という大義名分を得て、ついでに母親に復讐してるんじゃないのだ?これ、実質的には親子ゲンカの延長戦なのだ!