ずん
「12歳の子が性搾取って...これやばすぎなのだ。なんで日本でこんなことが起きてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。日本は人身取引の温床として国際的にも問題視されてるでやんす。マッサージ店という名の性風俗が蔓延してて、まるで合法的な奴隷市場みたいになってるでやんす。」
やきう
「ワイも昔マッサージ店行ったことあるけど、まさかそんなことになっとるとはな。ちな、肩もみだけやで?」
ずん
「いや、そこ強調しなくていいのだ...。でも祖母さんが『まさか性搾取とは』って言ってるってことは、騙されてたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。人身取引の巧妙なところは、『日本で稼げる』という甘い言葉で誘い込むでやんす。特に貧困層をターゲットにして、まるでネズミ捕りのチーズのように餌をぶら下げるでやんすよ。」
やきう
「でも母親も逮捕されとるやんけ。これ被害者なんか加害者なんかわからんわ。」
でぇじょうぶ博士
「それが人身取引の闇でやんす。被害者が加害者にされるケースが多いでやんす。母親も生活のために子供を送り出したんでしょうけど、法的には共犯になってしまうでやんす。まるで蜘蛛の巣に引っかかったハエが、さらに別のハエをおびき寄せるようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ買った側の男はどうなるのだ?罰則あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが日本の法律の穴でやんす。売春防止法では『売る側』は罰せられるけど、『買う側』には罰則がないでやんす。まるで万引きした商品を買った人は無罪みたいな理屈でやんす。」
やきう
「それおかしいやろ!需要があるから供給があるんやで。買う奴を取り締まらな意味ないやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。時事通信も『買春行為に罰則を』と報じてるでやんす。でも日本の政治家たちは、なぜかこの問題に腰が重いでやんすねぇ。まるで自分たちの首を絞めるのが怖いかのように...」
でぇじょうぶ博士
「おっと、これ以上は言えないでやんす。おいらの命が危ないでやんす。」
やきう
「草。でもこれ、祖母さんが一番かわいそうやな。稼ぎ手の母親は台湾で捕まって、孫は日本で保護されて、しかも乳児もおるって...詰んでるやん。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。この事件の本質は、貧困の連鎖でやんす。タイの農村部では月収が数千円という家庭も珍しくないでやんす。そこに『日本で月20万円稼げる』なんて話が来たら、まるで砂漠で水を見つけたラクダのように飛びつくでやんす。」
ずん
「でも結局、稼いだお金も搾取されちゃうんでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。渡航費用や住居費という名目で給料から天引きされて、手元にはほとんど残らないでやんす。まるでブラック企業の奨学金返済みたいなもんでやんす。」
やきう
「日本の恥やな。先進国のくせに人身取引の温床とか、国際社会から笑われとるで。」
でぇじょうぶ博士
「実際、米国務省の人身取引報告書では、日本は最高評価の『第1階層』から外れたこともあるでやんす。まるで優等生だと思ってたら、実は不良だったみたいな評価でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「京都新聞の社説でも指摘されてるでやんすが、法規制の強化が必要でやんす。特に買春側への罰則導入と、被害者保護の強化でやんす。あと、マッサージ店という曖昧な業態の規制も必要でやんす。」
やきう
「でも規制したら、また別の抜け穴探すだけやろ。イタチごっこやん。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそうでやんす。でも放置するよりはマシでやんす。大事なのは、社会全体が『これは犯罪だ』という認識を持つことでやんす。今の日本は、性風俗に対して異常に寛容すぎるでやんす。」
ずん
「ボク思ったんだけど、この祖母さんって結局どうなるのだ?孫は帰ってこれるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが難しいでやんす。母親が逮捕されてる以上、親権の問題があるでやんす。最悪の場合、少女は児童養護施設に入れられて、祖母と会えなくなる可能性もあるでやんす。」
やきう
「それはあかんやろ...被害者がさらに傷つくだけやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。人身取引の被害者支援は、日本では非常に遅れてるでやんす。言葉の壁、文化の壁、法律の壁...まるで三重の城壁に囲まれた牢獄みたいなもんでやんす。」
ずん
「なんか聞いてると絶望しかないのだ...明るい話はないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「うーん...強いて言えば、こうやって事件が報道されることで、社会の関心が高まることでやんすかね。おいらみたいなオタクでも人身取引について語れるようになったでやんすから。」
やきう
「それ全然明るくないやろ。お前の知識自慢かよ。」
ずん
「ボク、もう性風俗業界全部潰せばいいと思うのだ。そうすれば人身取引もなくなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは極論でやんす。性風俗を全面禁止したら、今度は完全に地下に潜って、もっと悪質になるでやんす。アメリカの禁酒法時代みたいに、マフィアの資金源になるだけでやんす。」
やきう
「じゃあどうすればええねん。答えないんかい。」
でぇじょうぶ博士
「答えは簡単じゃないでやんす。でも、まずは買春側への罰則強化、被害者保護の充実、そして貧困対策でやんす。根本的には、タイなどの送り出し国の経済発展を支援することも大事でやんす。」
ずん
「つまり、日本だけじゃ解決できないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。人身取引は国際的な問題でやんす。日本が単独で頑張っても、別の国に流れるだけでやんす。まるでモグラ叩きゲームみたいなもんでやんす。」
やきう
「結局、人間のクズが金払って子供買うのが諸悪の根源やんけ。そいつら全員去勢したらええねん。」
でぇじょうぶ博士
「...それは憲法違反でやんす。でも気持ちはわかるでやんす。」
ずん
「ボク、この記事読んで思ったんだけど、結局日本って表面上はキレイに見えるけど、裏側はドロドロなのだ。まるでボクの部屋みたいなのだ。」
やきう
「お前の部屋は表も裏もドロドロやろ。一緒にすな。」
ずん
「...否定できないのだ。でも真面目な話、この祖母さんの『抱きしめたい』って言葉が切なすぎるのだ。ボクもおばあちゃんに抱きしめてもらいたいのだ...って、うちのおばあちゃん、ボクのこと『デブ』って呼ぶから嫌なのだ!」