**ずん
** 「ねぇねぇ、東横インのバッジ集めてる人たち、完全にポケモンマスターと同じ病気なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「やんすねぇ。ビジネスホテルがコレクション欲を刺激するとは...まさに現代版スタンプラリーでやんす。おいら的には、この企画の天才性に震えが止まらないでやんす。」
**やきう
** 「ワイもな、出張のたびにバッジもらっとるで。でも富士山バッジ、静岡と山梨で取り合いになっとるらしいやんけ。草生える。」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんす!静岡と山梨の富士山戦争は、まるで離婚調停で子供の親権を争う夫婦のようでやんす。どっちも『うちの子!』って言い張ってるでやんすよ。」
**ずん
** 「でも富士山って、どっちの県にもまたがってるんじゃないのだ?半分こすればいいのだ!」
**やきう
** 「お前、富士山を包丁で切るんか?アホやろ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「おいらの地理的知識によれば、山頂は静岡県でやんす。でも、富士山が一番美しく見えるのは山梨側という説もあるでやんす。つまり、実質的には『見た目』vs『所有権』の戦いでやんすね。」
**ずん
** 「へぇ〜。じゃあ東横インはどっちのバッジを作ったのだ?」
**やきう
** 「そこが面白いんやで。たぶん両方作っとるやろな。商売上手すぎて草。両県から文句言われんように配慮しとるんや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まったくでやんす。群馬のダルマ、福井の恐竜、佐賀の気球...各県の『推し』を的確に捉えてるでやんす。おいら的には、東横インのマーケティング部門は、まるで各県の恋愛事情を完璧に把握したマッチングアプリのようでやんす。」
**ずん
** 「でもさ、これって結局、東横インに泊まらないとバッジもらえないんでしょ?それってずるくないのだ?」
**やきう
** 「ずるいも何も、それがビジネスやろが。お前、スーパーで試食だけ食うて帰るタイプやろ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「しかもこのバッジ、無料配布でやんす。つまり東横インは、たった数十円のバッジで宿泊客の心を掴み、リピーター化させてるんでやんす。おいらからすれば、これは投資効率が異常に高い錬金術でやんす。」
**やきう
** 「ワイ、もう30個くらい集めたで。でも全部揃えるには47都道府県全部に行かなあかん。これ、人生かけるやつやん。」
**ずん
** 「30個!?やきう、お前引きこもりじゃなかったのだ!?」
**やきう
** 「...出張や、出張。ワイは社会人やぞ(震え声)」
**でぇじょうぶ博士
** 「やきう君、その30個のバッジは、あなたの社会への最後の繋がりでやんすね...。おいら、ちょっと泣けてきたでやんす。」
**ずん
** 「でもさ、これ全部集めたらどうなるのだ?何かご褒美あるのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「残念ながら、記事にはその情報はないでやんす。おそらく『完全制覇の達成感』だけでやんすね。まるでエベレスト登頂のようなもんでやんす。頂上に着いても、そこにあるのは酸素の薄い空気と虚無だけでやんす。」
**やきう
** 「それ言うたら身も蓋もないやろ!ワイの30個はなんやったんや!」
**ずん
** 「まぁまぁ、やきう。ボクなんて1個も持ってないから、お前の方が30倍マシなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずん君...30倍の0は0でやんす...」
**やきう
** 「お前、東横インに泊まったことないんか?人生損しとるで。」
**ずん
** 「だって高いんだもん。ボクはネカフェ派なのだ。あそこなら無料で漫画読めるし、シャワーもあるのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「...ずん君の人生設計、おいら心配になってきたでやんす。」
**やきう
** 「でもな、このバッジ集め、意外と奥が深いんやで。例えば『東京』のバッジって何がデザインされとると思う?」
**ずん
** 「東京タワー?スカイツリー?それとも満員電車なのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「おそらく東京タワーでやんすが、もしスカイツリー派と東京タワー派で争いになったら、それこそ第二の富士山戦争でやんすね。」
**やきう
** 「そもそも東京って23区だけで東横イン何個あると思っとるんや。区ごとにバッジ作ってもええレベルやぞ。」
**ずん
** 「えっ!?じゃあ『港区バッジ』『新宿区バッジ』とか作ったら、コンプリートが永遠に終わらないのだ!東横インの陰謀なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「まさにその通りでやんす。コレクション商法の恐ろしさは、『終わりがない』ことでやんす。ガチャガチャと同じ構造でやんすよ。」
**やきう
** 「でもな、ワイ的には富士山問題が一番気になるんや。静岡と山梨、どっちが正義なんやろな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「おいらの見解では、これは『正義』の問題じゃないでやんす。『愛』の問題でやんす。どっちが富士山をより愛してるか、それが全てでやんす。」
**ずん
** 「じゃあボクが審判するのだ!富士山愛選手権、開催なのだ!」
**やきう
** 「お前が審判とか、富士山が泣くわ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「ちなみに、この『ご当地GENKIバッジ』という名前、なかなか秀逸でやんす。『GENKI』という言葉で、旅行のポジティブな印象を演出してるでやんす。」
**ずん
** 「でもGENKIって...ボク、全然元気じゃないのだ。むしろ疲れてるのだ。」
**やきう
** 「お前、家から出てへんやろ。そら元気ないわ。」
**ずん
** 「うっ...(またもや図星なのだ)」
**でぇじょうぶ博士
** 「しかし、このバッジ企画の本当の天才性は、『地域愛』を刺激してることでやんす。自分の出身地のバッジを手に入れたくなる心理、これぞ『郷土愛マーケティング』でやんす。」
**やきう
** 「確かにな。ワイも地元のバッジは絶対欲しいもん。でも地元に東横インないんや...」
**やきう
** 「...諦めるしかないやろ(涙目)」
**でぇじょうぶ博士
** 「つまり、東横インが進出してない地域の人々は、永遠にコンプリートできない悲劇的な運命にあるでやんす...。おいら、これは現代の格差社会の縮図だと思うでやんす。」
**ずん
** 「それって不公平なのだ!東横インは全都道府県に進出すべきなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「でも実際、このバッジ企画がきっかけで、東横インの未進出地域への出店が加速する可能性もあるでやんす。『バッジのために新店舗を!』という声が上がれば、それこそ地域活性化でやんすよ。」
**ずん
** 「じゃあボクの地元にも東横インができるのだ!?やったのだ!」
**ずん
** 「...それは秘密なのだ(言えないのだ)」
**でぇじょうぶ博士
** 「まぁ、いずれにせよこのバッジブームは、日本人の『コレクター魂』に火をつけたわけでやんす。ポケモン、スタンプラリー、御朱印...日本人は『集める』行為が大好きでやんすからね。」
**やきう
** 「しかも無料やからな。金かからんコレクションは最高や。ワイみたいな倹約家には完璧やで。」
**ずん
** 「でも結局、全国旅行しないといけないから、めっちゃお金かかるんじゃないのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「...ずん君、本質を突くでやんすね。バッジは無料でも、47都道府県制覇には数百万円かかるでやんす。これぞ『無料の罠』でやんす。」
**やきう
** 「ま、でもそれが楽しいんやろな。旅の思い出がバッジという形で残るんやから。」
**ずん
** 「じゃあボクは、バッジの代わりに写真撮ればいいのだ!それなら本当に無料なのだ!天才なのだ!」
**やきう
** 「...お前、それただの観光やろ。」