ずん
「日本郵便が懲罰自転車を禁止したのだ!でもこれ、事故起こした奴への罰則がなくなったってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。そもそもこれは"研修"という名目の実質的な懲罰だったでやんす。猛暑の中を自転車で配達させるのは、まるで現代版の石抱きでやんすよ。」
やきう
「ワイの会社も似たようなことしとるで。ミスった営業マンは飛び込み営業100件や。これも研修ってことになっとる。」
ずん
「じゃあ事故った人はこれから何されるのだ?まさか何もなしってことはないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「適切な安全教育と再発防止策が取られるはずでやんす。ただし、それが本当に"適切"かどうかは別問題でやんすけどね。」
やきう
「結局、上の連中が責任逃れしたいだけやろ。"懲罰的"って認めたら労基法違反やからな。」
かっぱ
「せやけど、事故起こしといて何もペナルティないんもおかしいやろ。どないバランス取るんや?」
でぇじょうぶ博士
「そこが難しいところでやんす。事故の原因が個人の過失なのか、会社の労働環境の問題なのか、切り分けが必要でやんすよ。」
ずん
「でも正直、自転車配達って楽そうなのだ。車より気楽じゃないのだ?」
やきう
「お前、真夏に40度超えの中、荷物背負って自転車漕いでみいや。地獄やぞ。」
かっぱ
「しかも配達ノルマは変わらんのやろ?そら懲罰って言われるわな。」
でぇじょうぶ博士
「実際、熱中症のリスクも高まるでやんす。安全運転の研修のはずが、別の危険を生み出してたでやんすね。本末転倒でやんす。」
ずん
「じゃあこれからは事故っても大丈夫ってことなのだ!」
やきう
「アホか。事故ったら査定に響くし、最悪クビやぞ。懲罰自転車より厳しいかもしれんで。」
かっぱ
「つまり、見える懲罰が見えない懲罰に変わっただけやんけ。何も解決しとらんやん。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。形式的な改善で終わる可能性は高いでやんすね。大事なのは、なぜ事故が起きるのか根本原因を探ることでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「配達量の増加、人手不足、時間指定の厳格化...様々な要因が重なってるでやんす。まるでジェンガタワーみたいに、いつ崩れてもおかしくない状態でやんす。」
やきう
「結局、Amazonとか楽天のせいやろ。翌日配送当たり前とか、無理ゲーやねん。」
かっぱ
「せやな。消費者も便利さに慣れすぎとるわ。配達員も人間やっちゅうことを忘れとる。」
やきう
「お前みたいな奴がおるから配達員が死ぬんやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「とはいえ、ビジネスモデル自体が過剰サービス前提になってるでやんす。個人が我慢しても構造は変わらないでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「配送料金の適正化、配達時間の余裕設定、人員の増加...全部お金がかかることばっかりでやんす。誰が負担するかが問題でやんすね。」
やきう
「お前なぁ...。タダで便利なサービス受けられると思うなや。」
かっぱ
「ずん、お前コンビニでも店員に横柄そうやもんな。」
ずん
「そ、そんなことないのだ!ボクは紳士的なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。ともかく今回の禁止措置は、表面的な問題解決に過ぎないでやんす。真の改革には程遠いでやんすね。」
やきう
「結局、"懲罰"って言葉が問題視されただけで、実質的な負担は変わらんのやろな。」
かっぱ
「名前変えただけの"研修"が始まるんやろな。"特別安全配送訓練期間"とかな。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。日本の組織は形式を変えるのは得意でやんすが、本質を変えるのは苦手でやんすからね。」
やきう
「まあ、上層部としては"対応しました"って言えればそれでええんやろ。」
ずん
「じゃあボクが配達員になったら、事故らないように超安全運転するのだ!時速5キロくらいで!」
やきう
「それ逆に危ないわ。てか、お前配達なんてできるんか?」
かっぱ
「ずんなんて、住所読むだけで一日終わりそうやな。」
でぇじょうぶ博士
「実際、配達員の質の低下も問題になってるでやんす。人手不足で採用基準を下げざるを得ないでやんすからね。」
ずん
「失礼なのだ!ボクは超優秀なのだ!地図も読めるのだ!」
やきう
「お前、この前スマホのGPS見ながら迷子なっとったやんけ。」
ずん
「...あれは衛星の位置が悪かったのだ!決してボクの責任ではないのだ!まるで懲罰自転車の原因が配達員だけにあるわけじゃないのと同じなのだ!」