ずん
「ディズニーがAIにキャラクター提供って、これ完全にヤバい未来が来たのだ!もう誰でもミッキーを好き勝手できるってことなのだ?」
やきう
「アホか。1550億も出してディズニーが版権手放すわけないやろ。お前、タダでミッキー使えると思っとんのか?」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。これは単なるライセンス提供でやんす。むしろディズニーは、自社キャラをAI学習に使わせることで、新たな収益源を確保しようとしているでやんす。」
ずん
「じゃあボク、ミッキーとプーさんが戦う動画作れないのだ?」
やきう
「作れるわけないやろ。ワイらが使えるんは、ディズニーが許可した範囲内だけや。夢見すぎやで。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。Soraでディズニーキャラを使えるのは事実でやんすが、おそらく厳しい利用規約とコンテンツフィルターがかかるでやんす。まるで動物園の檻の中のライオンを見るようなもんでやんすね。」
ずん
「えー、つまんないのだ。でも1550億円も出す価値あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むしろ安いくらいでやんす。ディズニーは自社のアニメーション制作にAIを導入できるでやんす。今まで100人で1年かかった作業が、10人で1ヶ月になる可能性があるでやんす。人件費削減の鬼でやんすよ。」
やきう
「つまりアニメーターがクビになるってことやな。ディズニーの夢も地に落ちたもんやで。」
ずん
「でも、AIが作った映画って面白いのだ?魂がないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いい質問でやんす。実はディズニーの最近の実写リメイク作品も、すでに魂があるかどうか怪しいでやんすけどね。AIが作ろうが人間が作ろうが、つまらないものはつまらないでやんす。」
やきう
「ほんまそれな。『実写版ライオンキング』とか、CG丸出しで誰が喜ぶねん。」
ずん
「じゃあ、この提携で何が変わるのだ?結局何も変わらないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「大きく変わるでやんす。まず、ディズニーは制作コストを劇的に削減できるでやんす。次に、オープンAIはディズニーという最強のコンテンツホルダーを味方につけたことで、他社を圧倒できるでやんす。両者にとってウィンウィンでやんすね。」
やきう
「でも消費者にとってはどうなんや?結局、金持ちがより金持ちになるだけちゃうん?」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんすね。確かに、一般ユーザーが恩恵を受けるかは不透明でやんす。むしろディズニープラスの月額料金が値上がりする可能性の方が高いでやんす。まるでATMから金を引き出すたびに手数料を取られるようなもんでやんすね。」
ずん
「最悪なのだ!じゃあボクたちは何も得しないってことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。企業の提携発表で一般人が得することなんてあるわけないやん。お前ほんまにエリート会社員か?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、長期的には面白いコンテンツが増える可能性はあるでやんす。AIが下手な脚本家より良いストーリーを書くかもしれないでやんすからね。」
やきう
「それはそれで脚本家が失業するやんけ。ディストピアへまっしぐらやな。」
ずん
「じゃあ、ボクたちはどうすればいいのだ?AI時代に生き残る方法を教えてほしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。AIにできないことをやればいいでやんす。例えば、AIは酒を飲んでクダを巻くことはできないでやんす。ずんはそれが得意でやんすよね?」
ずん
「いや、ボク下戸なのだ...というか、それって褒めてないのだ?」
ずん
「えぇ...じゃあボク、この先どうやって生きていけばいいのだ...」
ずん
「そ、そんな...!でも待つのだ!AIが発達したら、ボクの代わりに仕事してくれるってことなのだ?これ実質的に早期リタイアできるチャンスなのだ!やったのだ!!」