ずん
「はかせ!文春が闇バイトのアジトに突撃したら脅迫電話がかかってきたらしいのだ!これジャーナリズムの危機なのだ!」
やきう
「危機もクソも、ワイから言わせりゃ自業自得やろ。虎の尾踏んどいて『痛い!』とか言われても知らんがな。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。しかし興味深いでやんすね。六本木という一等地に犯罪の司令塔があるとは。まるで高級レストランの地下に麻薬工場があるようなもんでやんす。」
ずん
「でもさ、店の人は『うちは関係ない』って言ってるのだ。本当に知らなかったのかもなのだ?」
やきう
「アホか。2年も頻繁に個室使われて『何も知りません』とか、赤ちゃんでももっとマシな嘘つくわ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに。『何をやってるか聞かないことにしている』という証言は、むしろ知ってて見て見ぬふりをしていた証拠でやんすね。いわば共犯者でやんす。」
かっぱ
「ちょ、待てや。警視庁が2月に来たって言うとるやんけ。そこから10ヶ月も営業続けとったんか?」
でぇじょうぶ博士
「そこがポイントでやんす。警察が把握していながら逮捕に至らなかったのは、泳がせて全容解明を図っていた可能性があるでやんす。」
ずん
「でも脅迫電話って怖すぎなのだ!ボクだったら二度と取材しないのだ!」
やきう
「それが狙いやろ。ビビらせて口封じや。ワイも匿名で文句言うの得意やけど、非通知はビビりすぎちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「しかし『匿名・流動型犯罪グループ』、通称トクリュウというのは厄介でやんすよ。組織の実態が掴みにくく、メンバーが流動的だから一網打尽にできないでやんす。」
ずん
「じゃあこれからも闇バイトは増え続けるってことなのだ?ボクもバイト探さないと...」
やきう
「お前、闇バイトするつもりか?まあお前みたいな使えん奴、闇の世界でも需要ないやろけどな。」
でぇじょうぶ博士
「ちなみに闇バイトの報酬は表のバイトより高いでやんすが、逮捕されたら前科がついて一生を棒に振るでやんす。時給換算したら、むしろマイナスでやんすよ。」
かっぱ
「つまり、刑務所で時給-500円で働くようなもんやな。アホくさ。」
ずん
「うーん...でも六本木の個室って、普通に高そうなのだ。犯罪者ってお金持ちなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす。指示役は儲かるでやんすが、実行犯の闇バイトは使い捨てでやんす。まるでねずみ講のトップと末端の関係でやんすね。」
やきう
「結局、搾取構造は表も裏も同じってことやな。社畜も闇バイトも変わらんわ。」
かっぱ
「いや、全然違うわ!一方は犯罪やぞ!お前の価値観どないなっとんねん!」
ずん
「でもさ、文春の記者も命懸けで取材してるってことなのだ?すごいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ジャーナリズムというのは時に危険を伴うでやんす。ただし今回のケースは、記事のクリック数稼ぎという側面もあるでやんすけどね。」
やきう
「要するに『脅迫されました!』ってのも記事のネタにしとるわけやな。したたかやわ。」
かっぱ
「でもな、こういう取材で闇バイトの実態が明るみに出るんは意味あるやろ。若い子が引っかからんようになるかもしれんし。」
ずん
「そっか!じゃあボクも闇バイトに気をつけないとなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、あなたは闇バイトどころか、普通のバイトすら受からないと思うでやんす。」
やきう
「草。闇の世界にすら拒否されるとか、ある意味才能やな。」
ずん
「ひどいのだ!でも確かに最近バイトの面接10連敗中なのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、今回の事件で重要なのは、六本木という表の顔と裏の顔が共存している現代社会の闇でやんすね。キラキラしたクリスマスの裏で犯罪が計画されているという皮肉でやんす。」
ずん
「なんか怖い話なのだ...。でも、これって結局どうなるのだ?」
やきう
「どうもならんやろ。指示役4人捕まえても、また別のやつが出てくるだけや。イタチごっこやで。」
かっぱ
「せやな。需要と供給がある限り、犯罪はなくならへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。根本的には、若者が簡単に高収入を求める風潮と、SNSで簡単に繋がれる環境が問題でやんす。技術の進歩が犯罪を加速させているという皮肉でやんすね。」
やきう
「関わらんことや。見て見ぬふりや。ワイは引きこもっとるから安全やけどな。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、大事なのは情報リテラシーでやんす。『簡単に稼げる』という甘い言葉に騙されない知性が必要でやんす。」
ずん
「なるほどなのだ!つまりボクは賢いから闇バイトには引っかからないってことなのだ!」
やきう
「お前、さっき『簡単に稼げる』で食いついとったやんけ。3秒で忘れるとか金魚かよ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、結論としては、闇バイトは絶対にダメでやんす。六本木のアジトも摘発されるべきでやんす。そして文春の記者は身の安全を第一に考えるべきでやんすね。」
ずん
「はかせ、最後に一つ聞きたいのだ。もしボクが闇バイトに誘われたらどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「警察に通報するでやんす。当たり前でやんす。」
やきう
「いや、お前の場合は誘われることすらないから安心しろ。」
ずん
「...つまりボクは闇の世界からも必要とされてないってことなのだ?それって逆にすごくないのだ?ボク、全方位から拒否される天才かもしれないのだ!」