ずん
「藤田社長の馬が全米の頂点に立ったのだ!でもさ、麻雀と競馬ってギャンブル中毒じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、ずん。それは短絡的でやんす。藤田社長は本厚木の雀荘から這い上がって、今や愛馬が約15億円のサウジカップに挑むまでになったでやんすよ。」
やきう
「ワイも雀荘通いしとるけど、這い上がるどころか沈んでいくばっかりやで。差はどこにあるんや。」
でぇじょうぶ博士
「それは『勝負眼』の違いでやんす。藤田社長の新著のタイトルにもなってるでやんすが、押し引きを見極める力が桁違いなんでやんすよ。」
ずん
「でも馬券買うのと馬を所有するのって全然違うのだ。金持ちの道楽じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、元手は必要でやんすけどね。でも藤田社長は2005年に『渋谷ではたらく社長の告白』で創業からネットバブル崩壊までを赤裸々に書いてるでやんす。一度は社長進退まで追い込まれた男でやんすよ。」
やきう
「つまり死ぬほど働いて金稼いで、その金で馬買って、また金増やすってことか。資本主義の縮図やんけ。」
ずん
「フォーエバーヤングって名前がいいのだ!ボクもフォーエバーニートになりたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは永遠に若いんじゃなくて、永遠に無職って意味になるでやんす...。ちなみに昨年は雪辱を果たしたとありますが、つまり前年は負けてるんでやんすよ。」
やきう
「ほう、金持ちでも負けるんやな。ちょっと安心したわ。」
でぇじょうぶ博士
「そこがポイントでやんす。藤田社長は今年2月、ドバイから1泊3日の強行スケジュールで帰国し、40日前の中東遠征の疲れも癒えぬまま次のレースに臨んでるでやんす。馬主って思ったより体力勝負なんでやんすよ。」
やきう
「お前アホか。世界中飛び回って、深夜2時40分に福井のホテルでiPad越しにレース見守るんやぞ。ワイなら寝落ちしとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかも日本ダービーが競馬界の1年の締め括りとされてるでやんすが、それは6月1日。つまり春から初夏にかけてがクライマックスで、年末の有馬記念はカレンダー的な区切りに過ぎないでやんす。」
ずん
「じゃあ藤田社長は年中気が抜けないのだ...。社長業もあるのに大変なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。2013年には社長進退を賭けたメディア企業への大転換もあったでやんすし、プレッシャーの連続でやんすね。」
やきう
「で、結局ダービーオーナーにはなれたんか?記事には『なる夢』とか書いてあるけど。」
でぇじょうぶ博士
「それは今後のお楽しみでやんすが、BCクラシックを制したということは、世界のトップクラスということでやんす。日本ダービーも射程圏内でやんすよ。」
ずん
「すごいのだ!じゃあボクも本厚木の雀荘に行けば、いつか15億円の馬を持てるのだ!」
やきう
「お前、話全く聞いてへんやろ。藤田社長は雀荘から這い上がって企業した後、死ぬほど働いて会社を上場させたんやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。『週刊文春』の連載『藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1』を読めば、その軌跡がわかるでやんすよ。今なら電子版が2ヶ月半額キャンペーン中でやんす。」
ずん
「なになに、11月19日には書籍『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術」』も出るのだ?これは買わなきゃなのだ!」
ずん
「...あっ。じゃあボクは図書館で借りるのだ!これぞ真の勝負眼なのだ!」