ずん
同い年の女の子に塩酸かけられるとか、もはやホラー映画なのだ!
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。しかし19歳同士で、片や国民的スター、片や女中奉公。この格差が生んだ悲劇でやんす。
やきう
ワイもひばりみたいな天才に嫉妬しとるで。でも塩酸は買いに行かんわ。せいぜいネットで悪口書くくらいや。
でぇじょうぶ博士
この少女、〈世の中が嫌になった〉って書き置きして奉公先を飛び出してるでやんす。SNSのない時代の「病みツイ」でやんすね。
ずん
でも偶然ひばりの公演知って塩酸買いに走るって、フットワーク軽すぎるのだ。
やきう
しかも客として普通に入場しとるんやで。今なら即バレやろうけど、昭和ってガバガバやったんやな。
でぇじょうぶ博士
面白いのは、捕まえたのがブロマイド業者でやんす。警察じゃなくて民間人でやんす。当時の浅草の治安レベルが垣間見えるでやんすね。
ずん
ブロマイド屋さん、商売道具のカメラ放り出して犯人捕まえたのかな?プロ意識高いのだ!
やきう
いや、単に近くにおったからやろ。ワイやったら見て見ぬふりや。
でぇじょうぶ博士
この事件、実は昭和の闇を象徴してるでやんす。地方から上京して女中奉公、高校中退、貧困家庭...全部詰まってるでやんす。
ずん
でもひばりも苦労人だったって聞いたことあるのだ。なんで同じ境遇なのに片方はスターになれたのだ?
やきう
そら才能の差やろ。世の中不公平にできとんねん。努力厨は黙っとれ。
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。ひばりは9歳でデビュー、19歳で既に大スター。一方、犯人は19歳で人生詰んでる自覚があったでやんす。
ずん
「醜い顔を見たい」って動機、めちゃくちゃ怖いのだ...美しいものを壊したいって、なんか分かる気もするけど。
ずん
違うのだ!ボクが嫉妬するのはもっと身近な成功者なのだ!
でぇじょうぶ博士
それ、余計にダメでやんす。まぁ確かに、手の届かない存在より、手が届きそうで届かない存在の方が憎らしいでやんすけどね。
やきう
高度経済成長期って、こういう歪みがゴロゴロあったんやろな。みんな「夢見りゃ叶う」とか信じとったんちゃう?
ずん
今も大して変わってないのだ。SNSでキラキラ生活見せつけられて、病む人続出なのだ。
でぇじょうぶ博士
違いは、昭和は塩酸、令和は誹謗中傷でやんすね。攻撃手段が物理から言語になっただけでやんす。
でぇじょうぶ博士
しかし犯人、映画を何度も観るほどのファンだったのに襲撃とは...愛憎表裏一体でやんすね。
ずん
ストーカーの心理に近いのだ?好きすぎて憎くなるやつ。
でぇじょうぶ博士
ブロマイド業者さん、その後どうなったか気になるでやんす。もしかして「ひばり救った男」として商売繁盛したかもでやんすね。
やきう
まぁ実際、今なら「神対応!」とかバズって再生数稼げるやろな。
でぇじょうぶ博士
この事件後のひばりの対応も気になるでやんす。傷は残ったのか、ステージ復帰はいつだったのか...でも記事には書いてないでやんすね。
ずん
続きが気になるところで終わるとか、文春の策略なのだ!
ずん
...鋭いのだ。でもボク、この犯人の女の子がその後どうなったか知りたいのだ。
でぇじょうぶ博士
おそらく少年法(当時)で保護されて、名前も伏せられたでやんしょうね。今頃80代後半...生きてたら、この記事読んでるかもでやんす。
やきう
反省してるんやろか。それとも「ひばりざまぁ」とか思っとるんかな。
でぇじょうぶ博士
人間の心は時と共に変化するでやんす。19歳の激情が、80代でどう昇華されたか...それはご本人しか分からないでやんすね。
ずん
でもさ、結局この事件って「推し」の概念の原点みたいなものなのだ?
でぇじょうぶ博士
おお、いい視点でやんす!「推し」への愛が歪んで、破壊衝動になった例でやんすね。
やきう
令和の地下アイドル刺傷事件とか、構造的には同じやもんな。怖い怖い。
ずん
人間って怖いのだ...ボク、推し作るのやめるのだ。
でぇじょうぶ博士
それは極端でやんす。大事なのは距離感でやんす。憧れと嫉妬のバランス、これを保つのが健全な「推し活」でやんす。
やきう
つまらんで。でも安全や。人生、安全第一やからな。
でぇじょうぶ博士
結論としては、格差社会の闇、憧れの対象への屈折した感情、SNS以前の「承認欲求」の歪み...全部詰まった事件でやんしたね。
ずん
昭和も令和も、人間の本質は変わってないってことなのだ!
やきう
せやな。変わったのは塩酸がスマホになっただけや。
ずん
じゃあボク、物理的にも精神的にも誰も傷つけないよう、これからは家でゲームだけしてるのだ!これが令和の平和維持活動なのだ!