ずん
「ちょっと待つのだ!SHEINって、あのめちゃ安い通販サイトだよな?ボクもよく使ってるのだ!」
やきう
「お前、自分が偽物買いまくってた自覚あるんか?ワイらの服、全部パチモンやったんやで。」
ずん
「えぇ...本物だと思ってたのだ...(涙)」
でぇじょうぶ博士
「まあ落ち着くでやんす。今回の訴訟は、X-girl側がSHEINに対して約1億1000万円の損害賠償を求めているでやんす。要するに、デザインを丸パクリされて怒り心頭なわけでやんすね。」
やきう
「1億って、めっちゃ安くない?本気で潰す気ないやろ。」
かっぱ
「ほんまやな。SHEINの売上考えたら、蚊に刺された程度の痛みやろ。」
ずん
「でも、偽物作るのって悪いことなんじゃないのだ?なんでこんなに流行ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは簡単な話でやんす。消費者は『安くて可愛ければ正義』という価値観で動いてるでやんすからね。まるで飢えた獣が目の前のエサに飛びつくようなもんでやんす。」
やきう
「そもそも本物が高すぎるんや。ワイら庶民が買えるわけないやろ。SHEINは救世主やで。」
かっぱ
「お前、それ開き直りすぎちゃうか?デザイナーの努力をなんやと思とるんや。」
ずん
「でもさ、欧州委員会もSHEINに圧力かけてるって書いてあるのだ。世界中で問題になってるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。SHEINは『ファストファッション界のダークヒーロー』とでも呼ぶべき存在でやんすね。安さと速さで市場を席巻してるでやんすが、その裏には知的財産権侵害という大きな闇があるでやんす。」
やきう
「ダークヒーローって、めちゃかっこええやん。ワイも応援したくなるわ。」
かっぱ
「お前の倫理観、どこかに落としてきたんか?」
ずん
「じゃあさ、今後SHEINはどうなるのだ?潰れちゃうのかのだ?」
でぇじょうぶ博士
「潰れるどころか、おそらく訴訟費用を払って『ごめんなさい』で終わりでやんす。SHEINの年間売上は兆単位でやんすからね。1億円なんて、お年玉レベルの金額でやんす。」
やきう
「ほな、X-girl側は負け確定やん。なんで訴えたんや?」
かっぱ
「それは『やられっぱなしじゃない』っていう意思表示やろな。泣き寝入りせんで戦う姿勢を見せるんは大事やで。」
ずん
「でも結局、ボクたちは安い服を買い続けるんだろうなのだ...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。消費者の行動パターンは簡単には変わらないでやんす。『倫理より財布』が人間の本質でやんすから。」
やきう
「結局、金持ちが本物買って、貧乏人が偽物買うだけの話やろ?階級闘争やで、これ。」
かっぱ
「お前、そんな大層な話にすな。ただの著作権侵害や。」
ずん
「じゃあさ、ボクたちはどうすればいいのだ?偽物って分かってても買い続けるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理想を言えば、オリジナルを尊重して本物を買うべきでやんす。でも現実は、財布の中身と相談して妥協点を見つけるしかないでやんすね。」
やきう
「要するに、『貧乏人は黙って偽物着とけ』ってことやな。格差社会の象徴やで。」
かっぱ
「お前、さっきから暗すぎるやろ。もうちょっと前向きに考えられへんのか。」
ずん
「でもさ、もしSHEINが本当に規制されたら、ボクたちはどこで服買えばいいのだ?ユニクロも高く感じるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それは深刻な問題でやんすね。規制を強化すれば消費者の選択肢が減り、緩和すればクリエイターの権利が侵害される。まるで綱渡りでやんす。」
かっぱ
「お前ら、もうちょっと建設的な話できへんのか?毎回暗い結論で終わるやんけ。」
かっぱ
「そんなもん、ワイにもわからんわ!ただ文句言うてるだけや!」
ずん
「結局みんな分かってないのだ...じゃあボクは今日もSHEINでポチるのだ!だって安いは正義なのだ!」