ずん
「ねえねえ、ChatGPTが買い物の相談に乗ってくれるようになったらしいのだ!これでボクも賢い買い物ができるようになるのだ!」
やきう
「お前、AIに買い物相談とか、どんだけ友達おらんねん。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。これは『ショッピングリサーチ』という新機能でやんす。ユーザーの質問に応じて、数分でパーソナルショッピングガイドを作成してくれるでやんすよ。」
やきう
「要するに、優柔不断な奴らのために、AIが『これ買っとけ』って教えてくれるわけやな。」
ずん
「でもこれって便利じゃないのだ?ボク、いつも何買えばいいか迷うのだ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに便利でやんすが、これはホリデー商戦、つまりクリスマス商戦を狙った機能でやんすね。要は『AIにオススメされたら買っちゃうでしょ?』という消費促進策でやんす。」
やきう
「つまりワイらは、AIという名の有能な店員に『お客様、こちらいかがですか?』って囲い込まれとるわけやな。賢いんか、バカなんか分からんわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、そうとも言えるでやんす。AIは膨大なデータから最適な商品を選んでくれるでやんすが、その『最適』が本当にあなたにとって最適かは別問題でやんすね。広告収入モデルが絡んでくる可能性もあるでやんす。」
やきう
「結局、便利なツールって全部、企業が金儲けするための罠やんけ。ワイは自分の目で見て選ぶわ。」
ずん
「でもやきう、お前引きこもりで買い物行かないじゃないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「実は、このAIショッピングアシスタントは、人間の『選択疲れ』という心理現象を利用してるでやんす。選択肢が多すぎると人は疲れて、誰かに決めてもらいたくなるでやんすからね。」
ずん
「あー、それボクだわ。Netflixで何見るか30分悩んで結局何も見ないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この機能の本質的な問題は、AIが『なぜその商品を推薦したか』の透明性でやんす。アルゴリズムがブラックボックスなら、結局はAIの言いなりになるだけでやんすからね。」
ずん
「むむむ...じゃあ結局、自分で考えて選ばないとダメってことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。AIに人生の選択任せるとか、マジで終わっとるで。次は『誰と結婚するか』もAIに聞くんか?」
ずん
「...それもアリかもしれないのだ。ボク、恋愛経験値ゼロだし!」
でぇじょうぶ博士
「ちなみに、このショッピングリサーチ機能は、ログイン済みユーザーなら誰でも使えるでやんす。プロンプト入力ボックスの[+]ボタンから選択するだけでやんすよ。」
やきう
「要は、お前らの購買履歴も全部OpenAIに筒抜けってことやな。プライバシーとか、もはや都市伝説や。」
ずん
「えええ!じゃあボクが変なもの買ったらAIにバレるのだ!?」
やきう
「もう遅いわ。お前が深夜にポチった『筋トレグッズ(未使用)』も全部記録されとるで。」
ずん
「やめろおおお!それは言わないでほしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。しかし冗談抜きに、AIショッピングアシスタントが普及すれば、『人間の選択の自由』という概念自体が変わってくるかもしれないでやんすね。効率化の名の下に、私たちは本当に自分で選んでいるのか、選ばされているのか分からなくなるでやんす。」
やきう
「結局、便利さってのは自由を奪う毒や。ワイは不便でも自分で選ぶわ。」
ずん
「でもやきう、お前さっきから同じ服しか着てないじゃないのだ。選んでないのと同じなのだ。」
やきう
「...これはファッションや!ミニマリズムっちゅうんや!」
ずん
「つまり、AIに頼る前に、まず自分の頭で考える習慣をつけろってことなのだ。...でもボク、明日からAIに『今日何食べればいい?』って聞くと思うのだ。」