ずん
「これ、完全に終わったのだ。芸能界の闇が深すぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。まさに『シュレディンガーの謝罪』でやんす。何をしたか明かさずに謝るというのは、存在するのかしないのか分からない猫と同じでやんすよ。」
やきう
「ワイ、この流れ見たことあるで。結局、全部うやむやにして逃げ切るパターンやろ。」
ずん
「でも週刊文春がスクープしたんだろ?なんで詳細を言わないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが問題の核心でやんす。プライバシー保護という魔法の言葉を使えば、どんな悪行も煙に巻けるんでやんすよ。まるで透明マントを着た悪党でやんすね。」
やきう
「透明マント言うても、みんな輪郭は見えとるやんけ。ただ誰も触れられへんだけや。」
ずん
「じゃあ、このまま逃げ切れるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「逆でやんす。日弁連に人権救済を申し立てたということは、『おいら、実は被害者でやんす』と主張し始めたわけでやんす。加害者が被害者コスプレを始めたんでやんすよ。」
やきう
「コスプレて。お前、言い方エグいな。でも的確や。」
ずん
「え?被害者コスプレってどういうことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。『何をしたか分からないまま処分された』と主張すれば、むしろ自分が不当な扱いを受けた被害者になれるんでやんす。まるで手品師が観客の注意を逸らすのと同じ手法でやんすね。」
やきう
「ほんで、TOKIOまで解散させて、レギュラー番組6本全部終わらせて。これ、相当ヤバいことやったんちゃうか?」
ずん
「そうなのだ!普通の不祥事なら、ここまでやらないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そこでやんす。日本テレビは『プライバシー保護』と言いながら、実質的には『これ以上掘り返されたくない何か』を隠してるんでやんすよ。まるで、庭に埋めた死体の上に花壇を作るようなもんでやんす。」
やきう
「花壇て...。でも確かに、ここまで徹底的に消すって、よっぽどのことやで。普通は謹慎して戻ってくるパターンやもん。」
ずん
「でもさ、会見で『どの行動がコンプライアンス違反か答え合わせ出来ていない』って言ったんだろ?これって、つまり...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。『おいらは悪いことしてない、けど謝る』という矛盾した態度でやんすね。これはまるで、『ごめんなさい、でも何が悪いか分からない』と言ってる子供と同じでやんす。」
やきう
「子供やったら可愛げもあるけど、51歳のオッサンがそれ言うとるんやで。ホンマに終わっとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、長期戦になるでやんす。日弁連の調査が進めば、真相が明らかになる可能性もあるでやんすが...まあ、期待薄でやんすね。日本の芸能界という巨大な闇は、一筋縄ではいかないでやんすから。」
やきう
「結局、金と権力持っとる奴が勝つんやろ。いつもの茶番や。」
でぇじょうぶ博士
「怖いのは芸能界だけじゃないでやんす。どんな業界でも、権力構造の中では同じようなことが起きてるでやんすよ。ただ、芸能界は目立つから報道されるだけでやんす。」
やきう
「ほんで、被害者おるのに『プライバシー保護』で守られるのが加害者側っておかしない?」
でぇじょうぶ博士
「それが日本の『大人の事情』でやんすよ。被害者の声は小さく、加害者の弁護士の声は大きい。まるでスピーカーの音量調整を間違えた劇場みたいなもんでやんす。」
やきう
「劇場言うても、もう閉幕しとるやんけ。客も帰ったわ。」
ずん
「じゃあボク、これからテレビ見るときは、裏で何が起きてるか想像しながら見るのだ!...って、もうテレビ見てないのだ!」