ずん
「エンタメに説教臭さを求める風潮、マジでウザいのだ!ボクは何も考えずに楽しみたいのだ!」
やきう
「せやな。ワイらは現実で十分疲れとんのに、映画館まで行って説教されたらたまらんわ。」
でぇじょうぶ博士
「実に興味深い現象でやんす。1970年代のハリウッドと現代ロシアが同じ轍を踏んでいるでやんすね。」
かっぱ
「スター・ウォーズが当時ボロクソに言われてたんは意外やな。今じゃ金字塔やのに。」
ずん
「批評家って役に立たないのだ。ボクの方が目利きなのだ。」
やきう
「お前の目利きなんか信用できるか。どうせアニメしか見てへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「注目すべきは、ロシアのプロパガンダ映画の回収率2.5%という数字でやんす。これは観客の明確な拒絶反応でやんすね。」
かっぱ
「1上映で3人て...ワイの親戚の集まりより少ないやんけ。」
ずん
「つまり、メッセージ性なんて誰も求めてないってことなのだ!」
やきう
「いや、それはちゃうやろ。質の低いメッセージが問題なんや。記事ちゃんと読んだか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。新興宗教の映画が組織票でランキング上位に来ても、名作として語り継がれないのと同じでやんすね。」
かっぱ
「島耕作が出世しすぎて、作者の経験超えた途端リアリティ失ったって話、妙に納得できるわ。」
ずん
「じゃあボクが社長になる漫画描いたら大ヒットするのだ!経験値ゼロで逆にリアルなのだ!」
やきう
「それただの異世界転生モノやんけ。しかもお前、バイトすらまともに続かんかったやろ。」
でぇじょうぶ博士
「SNS時代の厄介な点は、作家の浅い社会批評が即座に袋叩きにされることでやんす。かつては一方的に語れた特権が消失したでやんすね。」
かっぱ
「ツイッターで「いいね」もつかんようなメッセージを2時間の映画で見せられたら、そら地獄やわ。」
ずん
「ボクのポストはいつも超バズってるから、映画監督向いてるのだ!」
やきう
「お前のポスト、炎上しとるだけやろ。バズと炎上の区別もつかんのか。」
でぇじょうぶ博士
「結局のところ、エンタメ作家に社会評論家の役割を強制するのは酷でやんす。餅は餅屋でやんすよ。」
かっぱ
「ルーカスが批評家の顔色伺って高尚なSF作っとったら、今のポップカルチャーないんやもんな。」
ずん
「つまり、ボクが何も考えずダラダラ過ごすのも、ある種のエンタメってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「表現の自由は尊重されるべきでやんすが、『高尚であるべき』という強迫観念が創作の幅を狭めるのは本末転倒でやんすね。」
かっぱ
「現実忘れてワクワクしたいだけなのに、なんで映画館で政治の話聞かなあかんねん。」
ずん
「そうなのだ!ボクは脳死で楽しみたいのだ!考えるのは疲れるのだ!」
やきう
「お前、元から脳死しとるやろ。エンタメ関係なしに。」
ずん
「...やきうの今の発言、社会的メッセージ性ゼロで最高に娯楽的だったのだ。エンタメの勝利なのだ!」