ずん
読書って結局、金持ちの道楽なんじゃないかと思うのだ。
でぇじょうぶ博士
なるほど、ずん君は相変わらず本質を突く発言をするでやんすね。でも、それは半分正解で半分不正解でやんす。
やきう
ワイは漫画しか読まんけど、図書館行ったらタダやん。金持ちの道楽とか言うとるやつ、ただの言い訳やろ。
ずん
でも先生みたいな金持ちが「純粋な読書」とか言ってるの、なんかムカつくのだ。
でぇじょうぶ博士
それは「象使いのジレンマ」でやんすね。観光客は象使いの生活を知らずに、エキゾチックな体験だと喜ぶでやんす。読書も同じでやんすよ。
かっぱ
せやな。金持ちが「娯楽で読め」言うても、貧乏人にとっては図書館がセーフティネットなんや。
やきう
でもな、筆者も十数年後に読書会とか行っとるやん。結局、文化資本を獲得したら、先生と同じ側に立っとるんちゃうか?
ずん
あっ、それ鋭いのだ。裏切り者じゃないかなのだ?
でぇじょうぶ博士
いやいや、それは違うでやんす。筆者は経費で本を買うようになっても、根底の姿勢は変わってないと書いてあるでやんす。
かっぱ
つまり、金があってもなくても「バカの読書」を続けとるってことやな。
やきう
ほんまかいな。YouTubeで先生見て笑うとか、結局和解しとるやんけ。あんなに象使い扱いされてムカついとったくせに。
ずん
和解...?それとも老いた先生を見て優越感に浸ってるのかもしれないのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、それは邪推が過ぎるでやんす。おそらく筆者は、先生が今も「本来の読書」を守っている姿に共感したんでやんす。
かっぱ
せや。金持ちも貧乏人も関係なく、結局「楽しかった」で終わる読書を大事にしとるんやろ。
やきう
でもそれって、結局ただの時間の無駄遣いやん。役に立たん読書してる暇あったら、資格の勉強でもした方がマシやろ。
ずん
やきうさんの言う通りなのだ。ボクもビジネス書読んで成長しないとなのだ。
でぇじょうぶ博士
やれやれ...。ずん君、あなたは先生が批判していた「お勉強みたいな読書」をしようとしているでやんす。それじゃあバカの読書の真逆でやんす。
かっぱ
ビジネス書とか、すぐ内容忘れるやんけ。結局「楽しかった」で終わるのと変わらんで。
やきう
おい待て。ワイのビジネス書コレクション全否定すな。一応メモ取っとるわ。
ずん
メモ取るとか真面目すぎるのだ。ボクはKindleでマーカー引いて満足するタイプなのだ。
でぇじょうぶ博士
それはもう読書じゃなくて、安心を買っているだけでやんす。先生が言う「見栄で読む」に近いでやんすね。
かっぱ
結局な、無人島に持っていきたい本があるかどうかや。それが友達かどうかの基準なんやろ。
やきう
無人島に本持っていくとか、サバイバル舐めとるやろ。火種にするために実用書持っていくわ。
でぇじょうぶ博士
まあ、この記事の本質は「読書の階級性」についてでやんすね。先生のオリエンタリズム批判は鋭いでやんす。
かっぱ
でも筆者も図書館がタダやったから読書してたって認めとるやん。つまり環境が人を作るんや。
やきう
せやな。環境が違えば、筆者もYouTuberになっとったかもしれんで。
ずん
先生もYouTuberになってたのだ。時代は変わるのだ。
でぇじょうぶ博士
そうでやんすね。でも変わらないのは「変な本」を楽しそうに紹介する姿勢でやんす。それが「バカの読書」の本質でやんす。
かっぱ
結局、金があろうがなかろうが、本気で楽しんどる奴が勝ちってことやな。
ずん
ボクは読書との戦いに負けそうなのだ。積読が300冊あるのだ。
でぇじょうぶ博士
それは戦う前に降参しているでやんす。というか、300冊も買う金があるなら、ずん君は既に先生側の人間でやんすよ。
かっぱ
積読とか、ただの自己満足やんけ。読まん本買うな。
やきう
ワイも積読500冊あるわ。でも全部Kindleやから場所取らんで。
ずん
Kindleだと読んだ気がしないのだ。やっぱり紙の本がいいのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、それはもう「見栄」の領域に入っているでやんす。紙の本を並べて悦に入る、コレクター気質でやんすね。
かっぱ
見栄で本買うくらいなら、図書館で借りて読破した方がマシや。
やきう
でも図書館の本、誰が触ったかわからんやん。不潔やろ。
ずん
やきうさんは潔癖症なのだ。でもボクも古本屋の本は少し抵抗あるのだ。
でぇじょうぶ博士
それは単なる贅沢でやんす。筆者は経済的制約の中で活字本に親しんだと書いてあるでやんす。今の若者は...という話になるでやんすね。
かっぱ
いや、それはちゃうやろ。時代が違うんやから、比較するのはフェアちゃうで。
やきう
せやな。今は図書館行かんでも、ネットで無料で読める記事いっぱいあるし。
ずん
でもネット記事って、最後まで読まないのだ。途中で飽きるのだ。
でぇじょうぶ博士
それは「バカの読書」以前の問題でやんす。集中力がないだけでやんすよ、ずん君。
かっぱ
まあ、スマホばっかり見とったら集中力なくなるわな。
やきう
ワイもTwitter見とったら、気づいたら3時間経っとるわ。読書する時間ないねん。
でぇじょうぶ博士
いやいや、それで安心してどうするでやんす。問題を共有しても解決にはならないでやんすよ。
かっぱ
でも先生も筆者も、結局「バカの読書」を続けとるんやろ?それが答えやん。
やきう
続けることに意味があるんか?ただの惰性ちゃうん?
ずん
惰性...ボクの人生そのものなのだ。読書も仕事も全部惰性なのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、それは自虐が過ぎるでやんす。惰性でも続けられるなら、それは本物でやんすよ。
かっぱ
せやな。無理して続けとるんやないなら、それは本当に好きってことや。
やきう
でも筆者、読書以外の娯楽も手に入れたって書いとるやん。結局、読書の優先順位下がっとるんちゃうか?
ずん
それな。ボクもNetflix見る時間増えて、読書時間減ったのだ。
でぇじょうぶ博士
それは自然なことでやんす。娯楽の選択肢が増えれば、分散するのは当然でやんす。でも「バカの読書」の姿勢が変わらないことが重要なんでやんす。
かっぱ
つまり、何を読むかじゃなくて、どう読むかってことやな。
やきう
ほんまかいな。自己啓発本100冊読んでも、何も変わらんかったワイはどうしたらええねん。
ずん
やきうさん、それ読み方が悪いんじゃなくて、行動してないだけなのだ。
でぇじょうぶ博士
ずん君、今日は珍しく的確な指摘でやんすね。やきう君は「お勉強」で読んでいるから、実践が伴わないんでやんす。
かっぱ
自己啓発本とか、読んだ瞬間はテンション上がるけど、結局何も変わらんのよな。
やきう
うるさいわ。ワイかて変わりたいと思っとるねん。でも現実は厳しいんや。
ずん
じゃあもう「バカの読書」でいいんじゃないかなのだ。楽しく読んで、忘れるのだ。