ずん
「コンビニのコーヒーカップのデザインで大騒ぎとか、日本は平和すぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、これは深刻な問題でやんす。人間の認知能力を軽視したデザインは、まるで目隠しして車を運転させるようなもんでやんす。」
やきう
「ワイなんか毎回Lサイズ頼んでMサイズ渡されとったわ。店員もワイも目ぇ腐っとるんか思うたで。」
ずん
「でも3か月後まで待つって、在庫使い切るためなのだ?それってケチすぎないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「企業経営の観点からすれば合理的でやんす。ただし、その3か月間に何人の客が間違えるかを計算すると...おいらは恐ろしくて言えないでやんす。」
かっぱ
「ナイツの塙が文句言うたから変わったんやろ?一般人が何回言うても無視やったくせに、有名人の一言で即対応とか、ほんまクソやん。」
ずん
「まあでも、芸能人の影響力ってすごいのだ!ボクもYouTuberになって企業を動かしたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その前にまともな職に就くことを考えた方がいいでやんす。ところで、このロゴ問題の本質は、デザイナーと消費者の認知ギャップでやんすね。」
やきう
「デザイナーって自己満足の塊やからな。使う側のこと何も考えてへんねん。おしゃれならええやろ精神や。」
かっぱ
「せやせや。『3つ星ローソン』とかいう謎のブランド作って、でっかいLマーク入れて満足しとったんやろな。アホちゃうか。」
ずん
「でもさ、カップの下部に小さく『M SIZE』って書いてあるんでしょ?それ見ればいいだけじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが人間の認知バイアスの恐ろしいところでやんす。人間は最も目立つ情報を優先的に処理するでやんす。大きな『L』を見れば、脳は自動的にそれをサイズ表記と判断してしまうでやんす。」
やきう
「つまり、店員も客もみんなバカってことやな。ワイは最初から気づいとったけどな。」
かっぱ
「お前、さっき間違えたって言うとったやんけ。記憶力まで腐っとるんか。」
ずん
「それにしても、3か月も待たせるって、その間ずっと間違い続けるってことなのだ。それって会社としてどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「在庫管理とコストのバランスを取った結果でやんすね。ただ、この3か月で失う顧客満足度を金額換算すると...まあ、おいらは経営者じゃないから知らないでやんすけど。」
やきう
「結局、企業なんて金のことしか考えてへんねん。客の不便より在庫処分が優先や。これが資本主義の現実やで。」
かっぱ
「せやけど、注意喚起の紙を店に貼るんやろ?それ印刷する金あるなら、カップに大きくサイズ表記シール貼った方が早いんちゃうか?」
ずん
「それは天才的な発想なのだ!かっぱ、あなたローソンの経営陣より頭いいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この問題の根本は『3つ星ローソン』というブランディング戦略の失敗でやんす。他のPB商品と同じロゴを使うという発想自体が、まるで全ての料理に同じ調味料をかけるようなもんでやんす。」
やきう
「要するに、マーケティング部門が無能ってことやな。おしゃれなロゴ作って悦に入っとったんやろ。」
かっぱ
「でも正直、『3つ星ローソン』って名前からしてダサいやん。何が3つ星やねん。ミシュランのパクリか?」
ずん
「じゃあボクが新しいデザイン考えてあげるのだ!カップ全体を虹色にして、サイズごとに違う色にすればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはそれで色覚異常の人への配慮が欠けてるでやんす。ユニバーサルデザインというのは、まるで全人類が快適に使える魔法の杖を作るようなもんで、非常に難しいでやんすよ。」
やきう
「結局、どんなデザインにしても文句言う奴は出てくるんや。完璧なデザインなんて存在せえへん。」
かっぱ
「せやったら最初から『S・M・L』ってでっかく書いときゃええねん。シンプルが一番や。おしゃれとか要らんねん。」
ずん
「でもそれじゃあ『3つ星ローソン』のブランドイメージが台無しなのだ...って、そもそもそのブランドに価値があったのかなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。企業が作りたいブランドイメージと、消費者が求める実用性のバランスは、まるで綱渡りのようなもんでやんす。今回ローソンはその綱から派手に落ちたでやんすね。」
やきう
「まあ、ナイツの塙に感謝せなあかんな。一般人が何万回文句言うても無視やったのに、有名人が一回言うただけで対応や。これが現代社会の縮図やで。」
かっぱ
「ほんまにな。ワイらが何言うても『お客様の貴重なご意見として承ります』で終わりや。つまり聞き流すってことやん。」
ずん
「じゃあボクも有名人になって、コンビニのおにぎりの海苔がベチャベチャになる問題を解決させるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その問題はとっくに解決されてるでやんす...というか、ずんは何十年前のコンビニに住んでるでやんすか。」
やきう
「こいつ、引きこもりすぎて時空が歪んどるんやろ。令和なのに平成に住んどるんや。」
かっぱ
「つーか、3か月後の新デザインがまたダメダメやったらどないすんねん。また炎上して、また3か月待たされるんか?」
ずん
「それは考えたくないのだ...でも、ローソンならやりかねないのだ。今度は『L』の代わりに『LAWSON』って大きく書いて、またサイズ表記と間違えそうなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「可能性としてはゼロではないでやんす。企業の学習能力というのは、時として人間の想像を下回るもんでやんすからね。」
やきう
「結局、この騒動の教訓は『デザイナーはユーザーテストをちゃんとしろ』ってことやな。当たり前のことができてへんねん。」
かっぱ
「せや。社内の奴らだけで『これええやん!』って盛り上がって、実際に使う人の意見聞いてへんねん。典型的な自己満足や。」
ずん
「でも、この騒動のおかげでローソンは話題になったのだ!炎上マーケティング成功なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。ブランドイメージの毀損を考えると、完全に損失でやんす。特に、『お客様への配慮が不足しておりました』という謝罪文は、企業の能力不足を公式に認めたも同然でやんす。」
やきう
「まあ、謝罪したからええやろ。日本人は謝罪に弱いからな。『すみません』って言うときゃ許されるんや。楽な国やで。」
かっぱ
「でも3か月待たせる時点で、本気で反省しとるんか疑わしいけどな。本当に申し訳ないと思ってたら、多少損してでもすぐ変えるやろ。」
ずん
「じゃあボクが新しいカップデザインのアイデアをもっと出すのだ!カップにQRコードを付けて、読み取るとサイズが表示されるシステムなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは本末転倒でやんす。カップを見ただけでサイズがわかるようにするのが目的なのに、スマホを取り出してQRコード読まなきゃいけないなんて、まるで目的地に着くために遠回りするようなもんでやんす。」
やきう
「こいつ、アホすぎて逆に清々しいわ。こんな奴でも生きていけるんやから、日本は優しい国やで。」
ずん
「ボクは優秀なエリートなのだ!ちょっと斬新すぎるアイデアを出しただけなのだ!時代がボクに追いついてないのだ!」