ずん
「ねえねえ、維新が自民党と手を組むって話、これマジで意味わかんないのだ。野党じゃなかったのかよ」
やきう
「ほんまそれな。野党面しとった奴らが、ちゃっかり与党側に回るとか、まんま裏切り者やんけ」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。まず整理するでやんす。今回の動きは、自民党が過半数割れしたことで起きた政治的混乱の産物でやんす。高市総裁は維新に『2人以上の入閣』を打診したでやんすが、その代わりに維新が求めているのは消費減税、企業献金廃止、国会議員定数削減という、まるで爆弾のような要求でやんす」
かっぱ
「せやけど、維新もしたたかやな。連立入りして権力握りつつ、自分らの看板政策も通そうとしとるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。特に『比例復活の廃止』なんかは、まるで自分の足を食べるタコみたいな政策でやんすが、維新にとっては支持者へのアピールになるでやんす。吉村代表がテレビで『いつかは総理大臣に』とか言ってるあたり、長期戦略が見え隠れするでやんすね」
ずん
「でも消費減税とか、ボク的にはめっちゃ嬉しいんだけど。これって実現するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。消費減税なんてのは、まるでダイエット中のケーキみたいなもんでやんす。食べたいけど、財政という名の体重計が許さないでやんす。自民党の財政タカ派は絶対に反対するでやんすし、財務省も全力で潰しにかかるでやんす」
やきう
「つまりアレか。維新は『消費減税やります!』って看板掲げて、実際は骨抜きにされて終わりってオチやな。ワイ、もう見えとるわ」
かっぱ
「ほんで企業献金の廃止も同じやろ?自民党の屋台骨揺らすような話、通るわけないやん。維新も分かっとって要求しとるんちゃうか」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんす、かっぱ君。これは政治学で言う『ポジショントーク』でやんす。実現不可能な要求をぶつけて、『我々は戦った』というアリバイを作る戦術でやんす。まるで負けると分かってる試合でも全力疾走する補欠選手のようなもんでやんす...おいらもかつてはそうだったでやんす」
ずん
「じゃあ何だ、結局維新は入閣ポストだけゲットして、肝心の政策は何も通らないってこと?それって詐欺じゃないのだ?」
やきう
「詐欺ちゃう、政治や。有権者なんてどうせすぐ忘れるしな。ワイらみたいなネット民だけがグチグチ言い続けるんやで」
でぇじょうぶ博士
「しかも面白いのは、大阪自民が本部に乗り込んで反対してるでやんす。地方組織からすれば、『維新に散々やられてきたのに、なんで連立するんだ』って話でやんすからね。まるで元カノと仲良くなった友達を責める男みたいなもんでやんす」
かっぱ
「松川るい議員が『エッフェル姉さん』とか言われとるの、ネットで見たわ。あの人、必死すぎて逆に笑えるで」
ずん
「でも博士、これって高市総裁にとってはどうなのだ?得なの?損なの?」
でぇじょうぶ博士
「複雑でやんすね。短期的には政権維持できて得でやんすが、長期的には維新に主導権握られるリスクがあるでやんす。しかも公明党との関係も微妙になってきてるでやんす。まるでジャグリングしながら綱渡りするようなもんでやんす」
やきう
「結局、全部が中途半端に終わるんやろな。消費減税は骨抜き、企業献金廃止も先送り、定数削減だけはちょっと進んで、『やりました!』アピールや」
かっぱ
「せやけど吉村はんは『いずれ総理に』とか言うとったやろ。こいつ、ホンマに本気なんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「本気でやんすよ。維新の戦略は明確でやんす。地方から国政へ、野党から与党へ、そして最終的には政権奪取でやんす。まるで下克上を狙う戦国武将のようなもんでやんす。今回の連立はそのステップに過ぎないでやんす」
ずん
「うわぁ...政治って怖いのだ。でもさ、結局ボクたち庶民にとって何が変わるのだ?」
やきう
「何も変わらへんで。増税は続く、給料は上がらん、物価は高い。連立しようがせんでも、ワイらの生活は地獄のままや」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、やきう君の言う通りでやんす。政治家が変わっても、システムは変わらないでやんす。まるでOSをアップデートしたのに、相変わらず重いパソコンみたいなもんでやんす」
かっぱ
「ほな結局、誰が総理になっても一緒ってことか?むなしいのう」
ずん
「じゃあボク、もう政治に期待するのやめるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは危険でやんす!期待しないのは諦めることでやんす。大事なのは、冷静に観察して、自分なりに判断することでやんす。まるでクソゲーでも最後までプレイするゲーマーのように、おいらたちも政治を見続けなきゃいけないでやんす」
やきう
「はぁ?博士、お前それクソゲーって認めとるやんけ。ワイもうアンインストールするわ」
かっぱ
「ほんまやで。せめておもろいクソゲーであってほしいわ」
ずん
「結局さ、高市総理が誕生したら、おいらたち庶民は何すればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。まず家計簿をつけて、節約して、副業を始めて、投資の勉強をして...って、それ政治関係ないでやんすね」
やきう
「せやろ。結局自分で何とかするしかないんや。政治家なんてアテにならんで」
かっぱ
「ほな、この連立協議って何のための茶番劇なんや?」
でぇじょうぶ博士
「それは...政治家たちの椅子取りゲームでやんすね。おいらたち有権者は、そのゲームの観客に過ぎないでやんす。まるで課金しないとクリアできないソシャゲのようなもんでやんす」
ずん
「じゃあボクたち、永遠に課金させられ続けるってことなのだ?それって税金のことだよね?もう嫌なのだ!ボク、無人島で自給自足の生活始めるのだ!...あれ、でも無人島も国の土地だから固定資産税かかるのだ...?」