ずん
「桐島聡って誰なのだ?爆破事件とか物騒すぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「1970年代の連続企業爆破事件の容疑者でやんす。50年も逃亡し続けた伝説の逃亡犯でやんすよ。」
やきう
「50年も逃げ切ったんか。ワイの会社員生活より長いやんけ。」
ずん
「でも、50年も逃げ続けるって、むしろすごい根性なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、『超有名マニュアル』を実践したらしいでやんす。逃亡生活にもマニュアルがあるなんて、まるで資格試験みたいでやんすね。」
やきう
「逃亡マニュアルって何やねん。Amazonで売ってるんか?」
でぇじょうぶ博士
「たぶん『都市ゲリラ教程』みたいなやつでやんす。身分を偽る、目立たない、コミュニティに溶け込む...基本中の基本でやんす。」
ずん
「なるほど...ボクも会社から逃亡するときに使えそうなのだ。」
やきう
「お前はすでに心が逃亡しとるやろ。体も逃がしたれや。」
でぇじょうぶ博士
「でもこの記事、肝心の『超有名マニュアル』の中身が書いてないでやんす。これじゃタイトル詐欺でやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。記事の大半がサイトの宣伝と会員登録の案内でやんすからね。まるで中身のない福袋みたいなもんでやんす。」
やきう
「文春さんも商売上手やなぁ。タイトルで釣って会員登録させる気満々やん。」
ずん
「ひどいのだ!ボクはマニュアルの中身が知りたかったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、実際のマニュアルには『偽名で働く』『住民票を残さない』『人間関係を最小限にする』とか書いてあるでやんすよ。」
やきう
「それってワイの日常生活やん。ワイ、知らん間に逃亡犯レベルの生活しとったんか。」
ずん
「やきうは逃亡というより、引きこもりなだけなのだ。」
やきう
「黙れカス。社会から逃亡しとるって意味では同じやろが。」
でぇじょうぶ博士
「でも桐島聡は最終的に病院で身元が判明したでやんす。50年の逃亡も、病気には勝てなかったでやんすね。」
ずん
「むむむ...つまり健康が一番ってことなのだ?」
やきう
「違うやろ。マイナンバーと監視社会が完成したら、もう逃げられへんってことや。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。現代ではGPSやら顔認証やら、テクノロジーが発達しすぎて逃亡は不可能でやんす。」
ずん
「じゃあ今の時代、犯罪者になったら終わりってことなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「でもおいらが気になるのは、この記事が『怪事件案内』の宣伝なのか、本当に桐島聡の話なのか分からないとこでやんす。」
やきう
「文春オンラインの会員になれってことやろ。分かりやすいやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「これぞ現代のクリックベイトでやんす。タイトルで釣って中身スカスカ。まるでおいらの人生みたいでやんすね。」
ずん
「でも博士、この連載って毎月1日更新なのだ。つまり次は1月1日なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。お正月から怪事件を読むなんて、縁起が悪いでやんすね。」
やきう
「いや、逆に正月ボケした頭にはちょうどええかもしれんで。」
ずん
「じゃあボクも正月に文春オンライン読んで、逃亡マニュアル勉強するのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、お前は一体何から逃亡するつもりでやんすか。」
ずん
「仕事とか、責任とか、大人の階段とか...色々あるのだ。」
やきう
「お前、もう十分逃亡しとるやろ。これ以上どこ行くねん。」
ずん
「むむむ...じゃあボクはもう逃亡完了してるってことなのだ?やったのだ!」