ずん
「ねえねえ、ドイツの声優がNetflixの仕事拒否してるらしいけど、これってめちゃくちゃヤバい事態なんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ヤバいでやんすねぇ。声優の声をAIに学習させて、将来的に声優を不要にしようという魂胆でやんす。まるで自分の墓穴を掘らされているようなもんでやんすよ。」
やきう
「せやな。でもワイからしたら、声優なんて元々オワコンやろ。AIに仕事取られて当然ちゃうか?」
かっぱ
「おいおい、それは言い過ぎやろ。人間の感情表現をAIが完全に再現できるわけないやん。」
ずん
「でもさ、Netflixって世界中で使われてるわけでしょ?ドイツの声優が拒否したって、他の国の声優使えばいいだけなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題の本質でやんす。一国が拒否しても、グローバル企業は別の市場で代替手段を見つけるでやんす。これは声優業界全体の団結が試されているでやんすね。」
やきう
「団結?無理無理。みんな自分の飯の種が大事やからな。結局、金に釣られて契約する奴が出てくるやろ。」
かっぱ
「お前、性格悪すぎやろ。でも現実はそうかもしれんな。」
ずん
「じゃあさ、AIが声優の仕事全部やるようになったら、アニメとか映画の吹き替えってどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「コストは劇的に下がるでやんすが、質は確実に落ちるでやんす。AIは台本を読むことはできても、行間を読むことはできないでやんすからね。感情の機微や微妙なニュアンスは人間にしか表現できないでやんす。」
やきう
「でもな、大半の視聴者はそんな細かいニュアンスなんて気づかへんやろ。安けりゃそれでええねん。」
かっぱ
「お前、映画とか観んやろ?そういう奴に限って文化を語るなや。」
ずん
「あっ、でもボクちょっと気になったんだけど、声優の声をAIに学習させるって、具体的にどういうことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えば、声優の録音データをAIに大量に読み込ませて、その声優の声質、話し方、イントネーションをデータ化するでやんす。すると、AIがその声優の声を「再現」できるようになるでやんす。まるでコピー機で人格をコピーするようなもんでやんすね。」
やきう
「つまり、一回仕事したら永遠に使い回されるってことか。それは確かにエグいな。」
かっぱ
「そやろ?お前もたまにはまともなこと言うやんけ。」
ずん
「でもさ、ドイツの声優が拒否したら、Netflixは他の国で同じことやるだけなんでしょ?結局意味ないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ただ、このムーブメントが他国に広がれば話は別でやんす。EUレベルで規制が入る可能性もあるでやんすし、アメリカでも声優組合が動き出すかもしれないでやんす。」
やきう
「規制?無理やろ。GAFAMみたいな巨大企業相手に、声優風情が勝てるわけないやん。」
かっぱ
「お前、ほんまに性格終わっとるな。でも現実問題として、企業側が圧倒的に強いのは事実や。」
ずん
「じゃあ、声優はどうすればいいのだ?このままじゃAIに仕事取られて終わりじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「生き残る道は二つでやんす。一つは法的規制を求めて組織的に戦うこと。もう一つは、AIには真似できない「人間らしさ」を極限まで磨き上げることでやんす。ただし、後者は険しい道でやんすね。」
やきう
「結局、弱者は淘汰されるってことやな。資本主義の原則や。」
かっぱ
「お前、ほんまに何様のつもりやねん。自分だってAIに仕事取られる可能性あるんやで?」
やきう
「ワイは大丈夫や。引きこもりやから仕事ないし。」
ずん
「でもさ、Netflixってガイダンス公開してるんでしょ?それって企業として配慮してるってことじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは表向きの話でやんす。実際には「AIを使いますよ」と宣言してるだけで、声優の権利保護については何も言ってないでやんす。まるで泥棒が「今から泥棒しますね」と宣言して堂々と盗むようなもんでやんす。」
かっぱ
「合法かどうかと、道徳的に正しいかどうかは別やろ。お前、そんなことも分からんのか。」
ずん
「じゃあ、ボクらはどうすればいいのだ?Netflix観るのやめるべきなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは個人の判断でやんす。ただ、消費者が声を上げることは重要でやんすね。企業は結局、金を払う消費者の意見しか聞かないでやんすから。」
やきう
「でも現実には誰も何もせえへんやろ。みんな口だけや。」
ずん
「難しい問題なのだ...でも、声優の人たちが声を上げてるのは偉いと思うのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。彼らは自分たちの未来を守るために戦っているでやんす。それは尊重されるべきでやんす。問題は、その戦いに勝てるかどうかでやんすが...」
やきう
「無理やろうな。時代の流れには逆らえへん。AIの時代が来るんや。」
かっぱ
「でもな、AIが全部やるようになったら、文化そのものが死ぬで。人間の創造性がなくなったら、何が残るんや?」
ずん
「うーん...じゃあボク、これからは字幕で観ることにするのだ!吹き替えなんて最初からいらなかったのだ!」