ずん
「横揺れダンス流行ってるらしいのだ!ボクもこれでバズれば人生逆転なのだ!」
やきう
「お前みたいな陰キャがピョンピョン跳ねても、ただの地震やと思われるだけやで。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...このダンスの起源は2013年のVineまで遡るでやんす。つまり、今流行ってるものは10年以上前の焼き直しでやんす。」
ずん
「えぇ!?じゃあボクが今からやっても時代遅れってことなのだ!?」
かっぱ
「お前が何やっても時代遅れやろ。顔が昭和やもん。」
でぇじょうぶ博士
「面白いのは、火付け役のグリ長本人が『ダサくてキモいから真似しないで』と言ってる点でやんす。まるで核兵器を作った科学者が後悔するようなもんでやんすね。」
やきう
「ワイの職場でも新入社員がやっとったわ。上司の前で横揺れしながら『おっす!』って挨拶しよってな。」
ずん
「それは斬新なのだ!むしろ評価されるべきなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「親御さんたちが『バカっぽいからやめて』と言うのも無理ないでやんす。反社会的な界隈発祥のダンスでやんすからね。まるで暴走族の特攻服を小学生が着てるようなもんでやんす。」
やきう
「でも子供なんてそんなもんやろ。ワイらの時代かて、変なポーズ流行っとったやんけ。」
ずん
「そうなのだ!大人たちは子供の文化を理解しないのだ!」
かっぱ
「お前、子供やないやろ。いい歳したおっさんが何言うとんねん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、SNSの影響力は侮れないでやんす。TikTokのアルゴリズムは、まるで麻薬の売人のように中毒性のあるコンテンツを次々と提供するでやんすからね。」
やきう
「Z世代のSNS利用時間、1日平均3時間超えとるらしいで。もう脳みそスマホに乗っ取られとるやん。」
ずん
「でもでも、ダンスって運動になるし健康的なのだ!」
かっぱ
「エビみたいにピョンピョン跳ねるだけで健康になれるなら、エビはみんなアスリートやな。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、このダンスが『小学生にまで飛び火』という表現でやんす。まるでウイルスのように感染拡大してるでやんすね。おいらに言わせれば、ミーム的な伝播様式でやんす。」
やきう
「先生も困っとるらしいな。授業中に突然横揺れし始める生徒とか。」
ずん
「それは...さすがにTPOを弁えるべきなのだ...」
かっぱ
「お前が言うな。この前会議中にスマホでゲームしとったやろ。」
でぇじょうぶ博士
「でも考えてみれば、大人たちが心配する『バカっぽい』というのは、単なる世代間ギャップでやんす。昔の竹の子族だって当時は『バカっぽい』と言われてたでやんすからね。」
やきう
「まあ、どうせすぐ廃れるやろ。来月には別のダンスが流行っとるわ。」
ずん
「じゃあボク、次の流行を先取りして『縦揺れダンス』を開発するのだ!これでバズり確定なのだ!」