# 日本製鉄のUSスチール買収劇
石破総理の"神アシスト"
ずん
「日本製鉄がアメリカの会社買収したらしいけど、2年もかかったのだ!ボクなんて2年あったらゲーム100本クリアできるのだ!」
やきう
「お前、その100本全部エロゲやろ。現実見ろや。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。USスチール買収は、まるで地雷原でバレエを踊るような危険な賭けだったでやんす。バイデン政権が『国家安全保障上の懸念』という魔法の言葉で買収禁止命令を出したでやんすからね。」
かっぱ
「国家安全保障って、要するに『お前ら外国人が俺らの会社買うな』ってことやろ?露骨やなぁ。」
ずん
「でも結局買収できたんでしょ?トランプさんが優しかったのだ?」
やきう
「アホか。トランプが優しい?便器の水の方がまだ優しいわ。」
でぇじょうぶ博士
「実は、石破総理の外交が決定的だったでやんす。橋本会長が石破総理に『2つだけお願い』をしたのが転機でやんした。まるで受験前夜に神社でお祈りするようなもんでやんすが、これが功を奏したでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「1つ目は『この買収はトランプさんの政策に合ってますから話を聞いてください』。2つ目は『CFIUSの審査を公正にやってください』でやんす。要するに『門前払いすんな』と『ちゃんと見てくれ』という、極めてシンプルなお願いでやんした。」
やきう
「お前が言っても鼻で笑われて終わりやけどな。相手が総理やから意味があんねん。」
かっぱ
「しかし2年かぁ...普通の企業やったら途中で諦めてるで。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。橋本会長の執念は、まるでストーカーが元カノを追い回すような...いや、これは例えが悪かったでやんす。とにかく、途中で投げ出さなかった根性が実を結んだでやんす。」
ずん
「でもさ、なんでアメリカはそんなに嫌がったのだ?日本って同盟国でしょ?」
やきう
「同盟国?甘いわ。アメリカにとって同盟国なんて、都合のええ時だけ使う便利な道具やで。」
でぇじょうぶ博士
「的を射てるでやんすね。鉄鋼は国防の要でやんす。戦車も戦闘機も軍艦も、全部鉄でできてるでやんすから。それを外国企業に握られるのは、まるで自分の首に他人が縄をかけるようなもんでやんす。」
かっぱ
「なるほどなぁ。でもトランプは結局OKしたんやろ?何が変わったんや?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく『雇用を守る』『投資を増やす』『技術流出させない』という三大神器を約束したでやんすね。トランプにとって雇用は選挙の生命線でやんすから。」
やきう
「まぁ、たまたまタイミングが良かっただけやろ。神風が吹いたんや。」
でぇじょうぶ博士
「それも一理あるでやんすが、外交というのはタイミングが全てでやんす。まるでお笑い芸人のボケとツッコミのような、絶妙な間が必要でやんすからね。」
かっぱ
「しかし日本製鉄も必死やったんやろなぁ。2年も諦めへんとか、ワイには無理や。」
ずん
「ボクも2年も頑張るなんて無理なのだ。2日で飽きるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まぁ、この買収劇から学べることは多いでやんす。諦めない心、政治の力、そして何より...」
でぇじょうぶ博士
「金と権力があれば大抵のことは何とかなるってことでやんすかね。」
ずん
「じゃあボクも金持ちになって、アメリカの会社買収するのだ!何買おうかな?マクドナルドとか!」
でぇじょうぶ博士
「ちなみにずん君、マクドナルドの時価総額は約2200億ドル、日本円で約33兆円でやんす。君の生涯年収の何倍だと思うでやんすか?」
ずん
「...やっぱり買収とかやめるのだ。ボクはコンビニのおにぎり買うので精一杯なのだ。」