ずん
「これ、母親が証人出廷とか、完全にメディアのネタにされてるだけじゃね?」
やきう
「当たり前やろ。ワイらみたいなニートにとっては最高のエンタメや。他人の不幸は蜜の味ってやつやな。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、確かに旧統一教会問題は複雑でやんすね。母親の献金が1億円超えとも言われてるでやんす。息子からすれば、人生を狂わされたようなもんでやんす。」
かっぱ
「1億って、ワイの生涯年収の3倍やんけ。そら恨むわ。」
ずん
「でも母親も被害者なのだ。洗脳されてたんでしょ?だったら責めるのは酷なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。ただ、被害者だからといって、加害者にならないわけではないでやんす。母親の信仰が息子の凶行を招いたという因果関係は否定できないでやんすよ。」
やきう
「つまり、母親が教団にハマらんかったら、安倍ちゃんは生きてたってことか。世の中、運ゲーやな。」
かっぱ
「お前、不謹慎すぎるやろ。でもまあ、一理あるわ。」
ずん
「じゃあ、教団が全部悪いってことでいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単に言えばそうでやんすが、宗教法人という制度自体に問題があるでやんす。税制優遇を受けながら、実態は営利企業みたいなもんでやんす。まるで羊の皮を被った狼でやんすね。」
やきう
「それって他の宗教法人も同じやろ。創価学会とか幸福の科学とか。」
かっぱ
「おい、そこまで言うたらアカンやろ。消されるで。」
ずん
「でもさ、母親が『私が母親じゃなかったら』って言うの、めっちゃ重いのだ。これ聞いて泣かない人いないでしょ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに感情的には理解できるでやんすが、論理的には無意味な仮定でやんす。『もし恐竜が絶滅してなかったら』って言ってるようなもんでやんす。過去は変えられないでやんすからね。」
やきう
「博士、冷たすぎやろ。人間味のかけらもないな。」
でぇじょうぶ博士
「おいらに人間味を求めるのが間違いでやんす。おいらはオタクでやんすから。」
かっぱ
「でも、この母親が証人出廷するって、裁判にどう影響するんや?」
でぇじょうぶ博士
「恐らく情状酌量の材料になるでやんす。母親が『息子を追い詰めたのは私です』と証言すれば、山上被告の動機が『個人的恨み』から『社会的正義の実現』にシフトする可能性があるでやんす。」
ずん
「つまり、死刑を回避できるかもしれないってこと?」
でぇじょうぶ博士
「可能性はあるでやんす。ただし、被害者が元首相という特殊性を考えると、厳罰は避けられないでやんすね。」
やきう
「結局、山上も母親も教団も、みんな不幸になっただけやんけ。誰も得してへん。」
かっぱ
「まあ、唯一得したのはマスコミやな。ネタが尽きんもん。」
ずん
「ボク、もしかしたらこの事件、後世の教科書に載るんじゃないかと思うのだ。『令和の暗殺事件』みたいな感じで。」
でぇじょうぶ博士
「その可能性は高いでやんす。テロリズムの定義が変わるかもしれないでやんすからね。今までは『政治的主張のための暴力』だったでやんすが、これからは『個人的恨みを社会問題にすり替えた暴力』という新しいカテゴリーができるかもしれないでやんす。」
やきう
「なんや、それ。結局、山上は天才ってことか?」
でぇじょうぶ博士
「天才かどうかは別として、歴史を変えたことは事実でやんす。良い方向か悪い方向かは別として。」
かっぱ
「でも、母親が『私のせいで』って自分を責めるのは見てられへんな。誰が悪いとか、もう意味ないやろ。」
ずん
「じゃあ、この事件から学ぶべきことは何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「宗教法人の規制強化、家族関係の重要性、そして何より、社会の歪みが個人にどう影響するかを考えるべきでやんす。ただし、政府はこれをきっかけに言論統制を強化する可能性もあるでやんすから、注意が必要でやんすね。」
やきう
「結局、庶民のワイらは何もできへんってことやな。ただ見てるだけや。」
ずん
「ボクもそう思うのだ。でも、ボクたちにできることは一つあるのだ。それは、この事件を忘れないことなのだ。そして、同じような悲劇が起こらないように、自分の周りの人を大切にすることなのだ。...って、なんか良いこと言っちゃったのだ!ボク、意外と深いこと言えるじゃん!明日からボクのこと『哲学者ずん』って呼んでほしいのだ!」