**ずん
** 「なんかさ、外国人の国籍取得が厳しくなるらしいのだ。5年が10年って、倍じゃん。これ、日本がついに鎖国モードに入ったってことなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「やれやれ、ずん君。鎖国というより、門番を厳しくした感じでやんすね。今まで5年で『はい、どうぞ』だったのが、10年かけて『本当に日本人になりたいのか?』って試すわけでやんす。」
**やきう
** 「はぁ?永住許可が10年なのに、国籍取得が5年ってのがそもそもおかしかったんやろ。ワイからしたら、今まで逆転現象やったんが正常化しただけやで。」
**かっぱ
** 「せやな。でも10年て長いで。その間に日本のこと嫌いになるやつも出てくるんちゃうか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「まさにそこが狙いかもしれんでやんす。10年も住んでたら、日本の『本音と建前』とか『空気を読む文化』に疲弊して、自主的に帰国する外国人も増えるかもしれんでやんすね。つまり自然淘汰でやんす。」
**ずん
** 「うわぁ、それって実質『諦めさせ作戦』ってことなのだ?ボク、10年も待てないのだ。3日でさえ無理なのだ。」
**やきう
** 「お前は日本人やのに何言うとんねん。てか、社会保険料未納で永住資格更新せえへんとか、これもエグいで。金払わんやつは出ていけってことやろ。」
**かっぱ
** 「まあ、払ってへんのに権利だけ主張するやつはアカンわな。でもこれ、日本人にも同じ厳しさ求めるんかいな?」
**でぇじょうぶ博士
** 「そこが不思議なところでやんすね。日本人が社会保険料滞納しても国籍剥奪されへんのに、外国人だけ厳しくするのは、まるで『お客様は神様』の逆バージョンでやんす。『外国人はお客様じゃない』ってことでやんすかね。」
**ずん
** 「それって差別なのだ?それとも区別なのだ?ボク、この二つの違いがよくわからんのだ。」
**やきう
** 「区別や、区別。権利と義務はセットやからな。義務果たさへんやつに権利なんてあらへん。当たり前やろ。」
**かっぱ
** 「でもな、やきう。お前もニートやのに偉そうに言うなや。税金も保険料も親が払うとるんやろ?」
**やきう
** 「...うるさいわ!ワイは将来ちゃんと働くつもりやで!」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあまあ。話を戻すでやんすが、この政策、実は少子高齢化対策の一環かもしれんでやんす。外国人労働者は欲しいけど、簡単に国籍はあげませんよ、と。つまり『働け、でも仲間にはなれない』という、究極の使い捨てシステムでやんす。」
**ずん
** 「それって、コンビニバイトと同じ扱いってことなのだ?使い捨てカイロみたいに、温かいうちだけ使って、冷めたらポイってことなのだ?」
**やきう
** 「まあそういうことやな。でもな、外国人が増えすぎたら治安悪くなるやろ。だから厳しくするんは正しいで。ワイは賛成や。」
**かっぱ
** 「お前、外出てへんのに治安もクソもないやろ。引きこもりが何を心配しとんねん。」
**でぇじょうぶ博士
** 「ただ、やきう君の言うことも一理あるでやんす。急激な多文化共生は摩擦を生むでやんすからね。でも、10年待たせるのが解決策かと言われると、疑問でやんす。その間に優秀な人材は他の国に行っちゃうでやんすよ。」
**ずん
** 「じゃあ結局、日本は誰も来なくなって、少子高齢化が加速するってことなのだ?自滅じゃんそれ。」
**やきう
** 「別にええやろ。日本は日本人だけでやっていけるわ。外国人なんかいらんねん。」
**かっぱ
** 「お前、自分が働かへんくせに何言うとんねん。日本を支えてるのは、お前みたいなニートやなくて、まじめに働いてる外国人も含まれとるんやで。」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんすね。実際、介護や建設現場では外国人労働者がいないと回らない状況でやんす。彼らを厳しく扱いすぎると、日本経済そのものが崩壊するでやんすよ。まるで自分の足を撃つようなもんでやんす。」
**ずん
** 「じゃあさ、この政策って結局誰が得するのだ?政治家が『厳しくしました!』ってアピールするためだけなのだ?」
**やきう
** 「まあそれもあるやろな。選挙前に『外国人に厳しい政府』って見せたいんやろ。有権者ウケええからな。」
**かっぱ
** 「せやけど、その『ウケ』狙いで国が傾いたら本末転倒やで。政治家も目先の票しか見てへんのちゃうか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「その通りでやんす。長期的なビジョンがないから、こういうちぐはぐな政策になるでやんす。まるでパッチワークのように、その場しのぎの対策を繰り返してるだけでやんす。」
**ずん
** 「じゃあボク、外国人の友達作るの諦めるのだ。どうせ10年後にはいなくなってるかもしれないし。」
**やきう
** 「お前、友達おらんやろ。外国人とか関係ないわ。」
**かっぱ
** 「やきう、それ言うたらアカンやつや...。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあまあ。ずん君、友達は国籍じゃなくて人間性で選ぶもんでやんすよ。それに、もし本当に日本を愛してくれる外国人なら、10年だって待ってくれるかもしれんでやんす。」
**ずん
** 「でもさ、10年も待たされるって、まるで『好きなら待てるよね?』って言ってるみたいで、めちゃくちゃ重い恋愛みたいなのだ。ボク、そんな重いの無理なのだ。LINEの返信だって3日後なのだ!」