ずん
「54歳で最愛の人失うとか、人生ハードモードすぎるのだ!!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、25歳差の恋愛でやんすか。おいらには永遠に理解できない領域でやんす。」
やきう
「ワイの人生で一番長く付き合ったのは二次元の嫁やで。17年とか無理ゲーや。」
ずん
「でも統合失調症とか発達障害とか自殺未遂とか、めちゃくちゃハードな人生だったのだ...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。しかも歩道橋から飛び降りて顔がぐちゃぐちゃになっても愛してくれたって...おいらなんて顔が普通でも愛されないでやんす。」
やきう
「博士、それ自虐風自慢やろ。顔が普通ってどこがやねん。」
ずん
「それより『人間仮免中』って題名が気になるのだ。人間の練習中ってこと?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!人間として生きることがまだ本免許じゃない、試行錯誤の連続という意味でやんす。深いでやんすねぇ。」
やきう
「ワイなんて人間仮免どころか無免許運転状態やで。いつ事故るかわからんわ。」
ずん
「でもさ、79歳で死ぬって普通じゃないのだ?なんでこんなに悲しいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「バカモノ!年齢の問題じゃないでやんす!17年間も一緒にいた相手との別れは、自分の半身が引き剥がされるようなものでやんす。」
やきう
「博士が半身語るとか草。お前の半身は研究論文やろがい。」
ずん
「それにしても火葬場で『待ってろよ!』って叫ぶの、カッコよすぎるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まるで西部劇の決闘シーンでやんすね。『俺も必ずそっちに行く、待っててくれ』という覚悟の表明でやんす。」
やきう
「いや待て。そんな簡単に死ぬ気で言うてへんやろ。むしろ『すぐには行かんけど、いつか会おうな』くらいのニュアンスちゃうか。」
ずん
「でもボクが気になるのは、なんで『楽しかった』って言えるのか、なのだ。普通悲しいだけじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、それは人間の記憶の特性でやんす。辛い思い出よりも、楽しかった思い出の方が強く残るでやんす。脳は生存戦略として、ポジティブな記憶を優先的に保存するでやんすからね。」
やきう
「なんやそれ。ワイの脳は逆に働いとるんかい。辛い記憶ばっかり残っとるで。」
ずん
「じゃあボクも恋人作ったら、別れても『楽しかった』って思えるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まず恋人を作るところから始めるでやんす。おいらと一緒に頑張るでやんす。」
やきう
「お前ら揃いも揃って何言うてんねん。まず人間仮免取ってから出直してこいや。」
ずん
「ボク思ったのだ。この記事って、実は『愛』の正体を教えてくれてるのだ。顔がぐちゃぐちゃでも、病気でも、年齢差があっても、関係ないってことなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「素晴らしい洞察でやんす!愛とは条件付きではなく、無条件に相手の存在を受け入れることでやんすね。」
やきう
「それ綺麗事やん。現実はスペック社会やで。年収、学歴、顔面偏差値、全部値踏みされるんや。」
ずん
「でもさ、やきうはそういう条件クリアしてないから彼女いないんじゃないのだ?」
やきう
「...ぐぬぬ。ワイは自分から必要としてへんだけや。」
でぇじょうぶ博士
「強がるなでやんす。素直になるでやんす。」
ずん
「それよりボクが一番驚いたのは、20歳で漫画家デビューしてるところなのだ!天才じゃん!」
でぇじょうぶ博士
「確かにでやんす。しかも統合失調症を抱えながら創作活動を続けるというのは、並大抵の精神力ではないでやんす。」
やきう
「つまり才能ある人間は何があっても這い上がれるってことやな。ワイみたいな凡人には関係ない話や。」
ずん
「違うのだ!才能の問題じゃなくて、諦めないことが大事なのだ!...たぶん。」
でぇじょうぶ博士
「その『たぶん』が全てを台無しにしてるでやんす。」
やきう
「結局この記事が言いたいのは何なんや?人は死ぬから今を大切にしろってか?」
でぇじょうぶ博士
「まあそういうことでやんすね。死は避けられないからこそ、生きている時間の密度が重要でやんす。」
ずん
「密度って...?ボクの人生、スカスカなんですけど...」
でぇじょうぶ博士
「それは気づいてしまったでやんすか...」
やきう
「みんな薄い人生送っとるから安心せえ。SNSで充実アピールしとる奴らも大体ハリボテや。」
ずん
「じゃあボクも今日から充実した人生送るのだ!まず何すればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まずはその場から立ち上がるでやんす。おいらの計算によると、ずんは1日20時間ベッドにいるでやんす。」
ずん
「...あれ?でぇじょうぶ博士、さっき『おいらの計算によると』って言っちゃダメって設定だったのだ!」
でぇじょうぶ博士
「し、しまったでやんす...人間仮免どころかキャラ設定仮免でやんす...」
やきう
「メタ発言すなボケ。もうめちゃくちゃやんけ。」
ずん
「結局この夫婦が教えてくれるのは、完璧じゃなくてもいいってことなのだ。ぐちゃぐちゃでも、病気でも、設定ミスっても、それでも愛されるし、楽しい思い出は作れるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!人間仮免中でも、幸せにはなれるでやんす!」
やきう
「お前ら、さっきから何の話しとんねん...」
ずん
「つまりボクたち全員、人間仮免中ってことなのだ!完璧になる必要なんてないのだ!むしろ不完全だからこそ、誰かと支え合えるのだ!はかせもやきうも、一緒に仮免ライフ楽しもうぜなのだ!」