ずん
「クマが札幌駅の近くに出たって、マジで意味わかんないのだ。動物園から逃げたんじゃないのか?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら野生のヒグマでやんす。札幌駅から2キロって、渋谷のスクランブル交差点にクマが現れるようなもんでやんすよ」
やきう
「ワイ、北海道行くの完全にやめたわ。熊より怖いもんおらんやろ」
ずん
「でも、なんでそんな街中にクマが来ちゃったのだ?道に迷ったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「実は今年、クマによる死者数が過去最多を更新してるんでやんす。この札幌の事件は2021年でやんすが、異変の前触れだったわけでやんすね」
やきう
「つまり人間の領域に侵入してきとるってことか。これ完全に宣戦布告やん」
ずん
「じゃあボクたち、クマと戦争してるのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「戦争というより、人間が山を開発しすぎて、クマの住処を奪ったツケが回ってきたんでやんす。いわば因果応報でやんすね」
やきう
「ほな人間が悪いんかい。でも襲われたら死ぬやんけ」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。だからヒグマ防除隊なる組織があるんでやんす。この斎藤さんは74歳でハンター歴45年。まさにクマ退治のプロフェッショナルでやんすよ」
ずん
「74歳!?おじいちゃんがクマと戦ってるのだ?」
やきう
「ワイより年上のジジイが最前線て。日本の未来暗すぎやろ」
でぇじょうぶ博士
「実は猟師の高齢化も深刻な問題でやんす。若い人がこの仕事に就かないから、平均年齢がどんどん上がってるんでやんすよ」
ずん
「そりゃそうなのだ。クマと戦うより、オフィスでパソコンカタカタしてる方が安全だもん」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんすが、この事件で4人が襲われたんでやんす。朝5時38分に連絡があって、準備してる最中に『人が襲われた』という続報が入った。まさに緊急事態でやんすね」
ずん
「朝5時38分って、ボクまだ寝てる時間なのだ...」
やきう
「お前、いつも昼まで寝てるやん。一生起きひんやろその時間」
でぇじょうぶ博士
「実はクマは早朝や夕方に活動するんでやんす。人間の通勤時間と被るから、遭遇リスクが高まるわけでやんすね」
ずん
「じゃあ、朝の通勤でクマに会うかもしれないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それにしても、この斎藤隊長が最初に『何言ってるの?』と驚いたのは興味深いでやんす。45年のキャリアを持つプロでさえ想定外だったということは、この事件がいかに異常だったかを物語ってるでやんすね」
ずん
「つまり、クマのGPSが壊れてたってことなのだ?」
やきう
「クマにGPSついてへんわ。お前の頭の方が壊れとる」
でぇじょうぶ博士
「今後も同様の事件が増える可能性は高いでやんす。温暖化で山の環境が変わったり、餌不足になったりして、クマが人里に降りてくるケースが増えてるんでやんす」
ずん
「じゃあ、クマにコンビニでも作ってあげたらいいんじゃないのだ?」
やきう
「セブンイレベンに熊店員おったら二度と行かんわ」
でぇじょうぶ博士
「冗談はさておき、この記事は全2回の1回目でやんす。次回では、実際にどうやってクマを仕留めたのか、その一部始終が語られるはずでやんすよ」
ずん
「ええっ、続きが気になるのだ!でも、ボクは熊のぬいぐるみで十分なのだ!本物はちょっと...」