ずん
「人間が2時間でフルマラソン走るとか、もはや人類が進化しすぎて怖いのだ!」
やきう
「進化ちゃうで。ただの変態や。普通の人間は42キロも走ったら死ぬわ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。サウェ選手の平均ペースは1キロあたり2分50秒程度でやんす。これはおいらが全力疾走しても追いつけない速さでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「元野球部の俊足と、マラソンランナーの俊足は別次元でやんす。おいらは100メートル走で俊足なだけでやんす。」
やきう
「で、この記録ってどれくらいヤバいんや?ワイにもわかるように説明してや。」
でぇじょうぶ博士
「例えるなら、富士山の頂上まで自転車で登るようなもんでやんす。理論上は可能でも、実際にやるのは狂気の沙汰でやんすね。」
ずん
「しかも2位も2時間切ってるとか、ケニアとエチオピアって化け物製造工場なのだ?」
やきう
「お前な、失礼やろ。彼らは努力の結晶や。まあワイらみたいな凡人には一生理解できん世界やけどな。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、この記録が出たのが2026年という点でやんす。キプトゥム選手が2023年に出した記録から、わずか3年での更新でやんすからね。」
ずん
「あ、その人って事故で亡くなったって書いてあるのだ...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。まさに天才が遺した記録を、次の天才が塗り替えた形でやんすね。マラソン界は今、まるでインフレ経済のように記録が高騰してるでやんす。」
やきう
「でも靴の進化もあるんちゃうか?厚底シューズとかいうチート装備のおかげやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす!確かにシューズテクノロジーの進化は無視できないでやんす。ただし、どんな靴を履いても2時間切りができる人間は、地球上に数えるほどしかいないでやんすよ。」
やきう
「お前はまず玄関から出ることから始めろや。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、やきうさんの言う通りでやんす。ずんは運動以前に、部屋から出る勇気が必要でやんすね。」
ずん
「ひ、ひどいのだ!でも女子も世界新出してるって書いてあるのだ。こっちはどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「女子のアセファ選手も2時間15分41秒という驚異的な記録でやんす。これは男子の2時間切りほどのインパクトはないでやんすが、女子マラソン界も確実に進化してるでやんすよ。」
やきう
「なんや、結局みんな速なっとるんか。ワイらだけ取り残されてるやんけ。」
ずん
「待って待って、この記事よく読んだら31歳って書いてあるのだ。31歳でこんな記録出すとか、ボクの人生まだ間に合うってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、君は今何歳でやんすか?そして今まで何をしてきたでやんすか?」
やきう
「現実見ろや。お前が今からマラソン始めても、完走するだけで奇跡やで。」
でぇじょうぶ博士
「サウェ選手は23年のハーフマラソン世界選手権で金メダル、24年の初マラソンで2時間2分台でやんす。積み重ねが違いすぎるでやんす。」
ずん
「じゃあ逆に聞くのだ。この2時間切りって、今後どんどん更新されていくのだ?それとも限界なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おお、珍しくまともな質問でやんすね。理論上は1時間58分台も可能と言われてるでやんす。ただし、それには完璧な気象条件、完璧なペースメイク、完璧な体調、完璧なシューズ...全てが揃う必要があるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「運ゲーという表現は不適切でやんすが、まあ間違ってはいないでやんす。マラソンは人間の限界に挑む競技でやんすからね。」
ずん
「でもさ、2位と3位も従来の世界記録超えてるんでしょ?これってもう世界記録の安売りなのだ!」
やきう
「安売りちゃうわ。レベルが上がっとるだけや。お前の脳みその安売りとは違うんやで。」
でぇじょうぶ博士
「実際、3位のキプリモ選手も2時間0分28秒でやんす。これは数年前なら世界記録でやんした。つまりトップ選手のレベルが全体的に底上げされてるでやんすね。」
ずん
「うーん、でもボクには関係ない世界の話なのだ。ボクは2時間でNetflixを5話見る方が得意なのだ。」
やきう
「それ全然得意でも何でもないやろ。ただのダラダラや。」
でぇじょうぶ博士
「ずんのマラソンは、冷蔵庫までの往復が限界でやんすからね。しかもその途中で疲れて座り込むでやんす。」
ずん
「ま、まあそうだけど...でもこの記録って日本人には無理なのだ?日本学生記録とか出てるけど、全然違うレベルなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら現時点では日本人の2時間切りは夢物語でやんす。日本記録でさえ2時間4分56秒でやんすからね。富士山とエベレストくらいの差があるでやんす。」
やきう
「でも日本人にもチャンスはあるんちゃうか?練習方法とか食事とか改善すれば。」
でぇじょうぶ博士
「理論上は可能でやんすが、ケニアやエチオピアの選手は高地トレーニングが日常でやんす。おいらたちが富士山の五合目で息切れしてる間に、彼らは標高2000メートルで全力疾走してるでやんすよ。」
やきう
「お前はすぐ諦めるな。可能性はゼロやないで。ただし限りなくゼロに近いけどな。」
でぇじょうぶ博士
「日本人選手も進化してるでやんす。ただ、2時間切りという壁はあまりにも高すぎるでやんすね。これはもう人類の限界に挑戦してるレベルでやんすから。」
ずん
「でもさ、この記録が出たことで、マラソン大会の参加者増えたりするのだ?みんな影響受けて走り出すのだ?」
やきう
「増えるわけないやろ。むしろ絶望して辞める奴が増えるわ。『ああ、自分には無理や』ってな。」
でぇじょうぶ博士
「それも一理あるでやんすが、逆に『自分も頑張ろう』と思う人も出てくるでやんす。記録というのは、不思議な魔力を持ってるでやんすからね。」
やきう
「違うわ。ただの努力と才能と運の結晶や。お前が一番苦手なやつやな。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この記録が出たことで、マラソン界の常識は完全に塗り替わったでやんす。『2時間切りは不可能』という常識がなくなったでやんすからね。」
やきう
「アホか。そんなん人間には無理や。車でも使わんと無理やで。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、やきうさんの言う通りでやんす。1時間50分台は現時点では非現実的でやんす。人間の心肺機能と筋肉の限界を考えると、1時間58分台が現実的な限界でやんすね。」
ずん
「え?じゃあもう記録更新の余地ほとんどないのだ?つまんないのだ!」
やきう
「お前な、2時間切りが達成されたばっかりやのに、もう次を求めるんか。欲深すぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「ずんの欲深さは、マラソンランナーの向上心とは真逆の方向を向いてるでやんすけどね。」
ずん
「む...!じゃあボクも今日から毎日ランニングするのだ!2時間切り目指すのだ!」
やきう
「お前、5分も走れんやろ。というか走る前にスマホ見て終わるパターンや。」
でぇじょうぶ博士
「ずんのマラソンは、布団から出るところでゴールでやんすからね。42.195キロなんて、ずんにとっては異世界の距離でやんす。」
やきう
「でもじゃないわ。まず玄関から出て、コンビニまで歩くとこから始めろや。それすら難しいやろうけどな。」
ずん
「わ、わかったのだ!じゃあボクは2時間でコンビニまで往復する記録に挑戦するのだ!これなら達成できるのだ!」