ずん
「スタートアップが10倍になるらしいけど、ボクも10倍お金持ちになれるのかなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。10倍増えるってのは、競争相手も10倍になるってことでやんすよ。椅子取りゲームで椅子が10個増えても、参加者が100人増えたら意味ないでやんす。」
やきう
「ワイ、スタートアップなんて信用してへんで。どうせ投資家が金吸い上げて終わりやろ。」
ずん
「えっ、そうなのだ?じゃあボクはサラリーマンのままでいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それもどうかと思うでやんすが...。まぁ確かに、日本のVC投資は1兆円突破したでやんすけど、アメリカは20兆円超えてるでやんすからね。まるで学校のマラソン大会で、トップ集団が遥か先を走ってる状態でやんす。」
やきう
「ほら見ぃ。日本なんて所詮この程度や。政府が5か年計画とか言うとるけど、ソ連の五カ年計画みたいに大失敗するんちゃうか。」
ずん
「ソ連って何なのだ?新しいラーメン屋なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...歴史の勉強は後でするでやんす。それより問題なのは、シード期の資金不足でやんすね。種を植える段階で水をやらないようなもんでやんす。芽が出る前に枯れちまうでやんす。」
やきう
「それな。ワイの友達もアイデアはあったけど、金ないから諦めとったわ。結局、既に金持っとる奴だけが勝つ仕組みやん。」
ずん
「じゃあボクは最初からお金持ちになればいいのだ!天才なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それができれば誰も苦労しないでやんす...。あと深刻なのは人材不足でやんすね。特にエンジニア。まるで戦場で武器を持った兵士が足りないようなもんでやんす。」
やきう
「エンジニアなんて、どうせ過労死寸前まで働かされるだけやろ。ブラックすぎて誰も来ぃへんわ。」
ずん
「ボクもエンジニアになれば年収1000万円なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まずパソコンの電源の入れ方から覚えるでやんす、ずん君...。それに女性起業家や投資家の少なさも問題でやんすね。エコシステムの多様性が欠けてるでやんす。男だけの飲み会みたいなもんでやんす。」
やきう
「そら日本の企業文化が昭和のまんまやからな。女性が活躍できる土壌なんてあるかいな。」
ずん
「じゃあボクが女装すれば女性起業家枠でお金もらえるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは詐欺でやんす...。そして大企業との連携も課題山積でやんすね。大企業は意思決定が遅くて、リスクを取らない。まるで亀とウサギの競争で、亀が昼寝してるようなもんでやんす。」
やきう
「大企業なんて既得権益にしがみついとるだけやろ。イノベーションなんて口だけや。」
ずん
「でも大企業の方が給料いいから、ボクは大企業がいいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の保身スキルは一流でやんすね...。グローバル展開も壁だらけでやんす。言語、文化、商習慣、全部違うでやんす。まるで海外旅行で英語が通じなくて途方に暮れる観光客でやんす。」
やきう
「日本市場だけで食っていけるなら、わざわざ海外行く必要ないやろ。リスクしかないわ。」
ずん
「ボクも日本語しか喋れないから、日本にいるのだ。これで正解なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは単なる怠惰でやんす...。でも政府も頑張ってるでやんすよ。税制優遇、規制緩和、公共調達の活用とか。まるで病人に色んな薬を処方する医者でやんす。効くかどうかは別として。」
やきう
「政府の支援なんて、税金の無駄遣いやろ。どうせ一部の企業だけが潤うんや。」
ずん
「じゃあボクが政治家になって、ボクだけ潤えばいいのだ!完璧なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは汚職でやんす...。結局、日本のスタートアップエコシステムが成功するかどうかは、資金、人材、大企業、政府、全部が噛み合うかどうかでやんすね。まるでオーケストラでやんす。一つでも楽器が音痴なら台無しでやんす。」
やきう
「無理無理。日本人は協調性ないし、既得権益手放さへんし、変化嫌いやし。10年後も同じこと言うとるわ。」
ずん
「じゃあボクは10年後もニートでいいってことなのだ?やったのだ!」