**ずん
** 「おい聞いたか!?猫に監視されながら作業するゲームが出たのだ!これは現代の奴隷制度なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「おいおい、ずん。それは違うでやんす。『たき火と猫』は作業集中を支援するゲームでやんすよ。PCでの入力がたき火の燃料になって、その暖かさに誘われて猫がやってくる仕組みでやんす」
**やきう
** 「はぁ?160円で猫に監視される権利を買うんか?ワイは無料で上司に監視されとるで」
**ずん
** 「じゃあボクも無料で監視されてるから買わなくていいのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「むむむ、それは違うでやんす。上司の監視は恐怖による強制でやんすが、このゲームの猫は可愛さによる自発的なモチベーションでやんす。心理学的に全く異なるアプローチでやんすよ」
**やきう
** 「つまり、可愛い顔して搾取してくるってことやな。クソ猫やんけ」
**ずん
** 「でも作業しないと猫が去るって…それってボクを見捨てるってことなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんす。まさに条件付きの愛情でやんすね。現実の猫と同じでやんす」
**やきう
** 「ワイの元カノと一緒やな。金がなくなったら即バイバイや」
**ずん
** 「やきうに元カノがいたことの方が驚きなのだ」
**やきう
** 「おい待てコラ。ワイだってモテた時期があったんやで…まぁ夢の中やけど」
**でぇじょうぶ博士
** 「話を戻すでやんす。このゲームの面白いところは、SNSや動画サイトを『カウントしないウィンドウ』に設定できる点でやんす。つまり、サボりの定義をプレイヤー自身が決められるわけでやんすよ」
**ずん
** 「じゃあ全部カウントしないにすればサボり放題なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「それじゃあ意味がないでやんす…。自分を律するためのツールなのに、自分で抜け道を作ってどうするでやんすか」
**やきう
** 「でも現実ってそんなもんやろ。ルールは破るためにあるんや」
**ずん
** 「深いのだ…!やきうが哲学的なこと言うと逆に怖いのだ」
**でぇじょうぶ博士
** 「さらに、正式リリースで『軽量モード』が追加されたでやんす。グラフィックをドット絵に変更して動作を軽量化できるでやんす。古いPCでも動くように配慮されてるでやんすね」
**やきう
** 「つまり、貧乏人でも猫に監視される権利があるってことか。平等やな」
**ずん
** 「待って待って!特別な薪ってのは何なのだ?ガチャ要素なのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「いい質問でやんす。特別な薪は出現率が低く、カウント増加時のエフェクトを変更する効果があるでやんす。まぁ、言ってみればコレクション要素でやんすね」
**やきう
** 「結局ガチャやんけ。作業ゲーにまでガチャ要素入れるとか、日本のゲーム業界は腐っとるわ」
**ずん
** 「でも160円なら安いのだ!これでボクも意識高い系になれるのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「甘いでやんす、ずん。ゲームを買っただけで意識高い系になれるなら、世界中みんな意識高い系でやんす」
**やきう
** 「ワイ、サポーターパックが1800円ってのが気になるんやけど。本体160円のゲームにDLC1800円って強気すぎやろ」
**でぇじょうぶ博士
** 「それは開発支援の意味合いが強いでやんす。限定の豪華なじゅうたんや特別な薪が付いてくるでやんすが、本質的には『応援したい人向け』でやんすね」
**ずん
** 「じゅうたん…?猫がその上で寝るのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「おそらくそうでやんす。猫好きにとっては、猫がじゅうたんの上でくつろぐ姿を見られるのは至高の喜びでやんすからね」
**やきう
** 「猫が寝てる姿見るために1800円払うとか、猫カフェ行った方がマシやろ」
**ずん
** 「でも猫カフェは外に出ないといけないのだ。ボクは家から一歩も出たくないのだ」
**でぇじょうぶ博士
** 「それでやんす!このゲームの真の価値は、引きこもりながら猫と触れ合える点にあるでやんす。社会との接触を最小限に抑えつつ、癒しを得られるわけでやんすよ」
**やきう
** 「結局、現代人は孤独に猫のドット絵見ながら作業するしかないんやな。悲しい世界や」
**ずん
** 「じゃあボク買うのだ!これで作業もはかどるし猫にも会えるのだ!一石二鳥なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「ちょっと待つでやんす、ずん。そもそもお前、普段何の作業してるでやんすか?」
**ずん
** 「え?作業?えーと…YouTubeを見る作業とか…?」
**やきう
** 「それ作業ちゃうやろ。お前、このゲーム買っても即猫に見捨てられるで」
**ずん
** 「むむむ…じゃあSNSを見る作業は…?」
**でぇじょうぶ博士
** 「だからそれは『カウントしないウィンドウ』に設定されるタイプの活動でやんす!お前には何も残らないでやんす!」
**やきう
** 「つまり、ずんがこのゲーム買ったら、永遠にたき火が消えたまま猫が来ない画面を見続けることになるわけやな」
**ずん
** 「それって…現実のボクの人生と同じなのだ…」
**でぇじょうぶ博士
** 「まぁ、そういうことでやんす。このゲームは『作業する人』のためのゲームでやんすからね。何もしない人には意味がないでやんす」
**やきう
** 「でもな、逆に考えれば、このゲームで猫が来ないことで『お前は何もしてへん』って現実を突きつけられるわけや。それはそれで価値あるんちゃうか?」
**ずん
** 「やきうがまた哲学的なこと言ってるのだ…怖いのだ…」
**でぇじょうぶ博士
** 「確かに一理あるでやんす。自己認識のツールとして使えば、160円は安いでやんすね。自分が本当に作業してるのか、それともただダラダラしてるだけなのか、猫という第三者の視点で客観視できるわけでやんす」
**やきう
** 「ワイも買おうかな…。猫に『お前働いてへんやろ』って言われたい」
**やきう
** 「違うわ!自己管理能力を高めたいだけや!」
**でぇじょうぶ博士
** 「まぁまぁ、落ち着くでやんす。このゲームの本質は、外部からの強制ではなく、内発的なモチベーションを引き出すことにあるでやんす。猫という可愛い存在を失いたくないという気持ちが、作業への集中力を生み出すわけでやんすよ」
**やきう
** 「つまり、人間は恐怖か愛情でしか動かへんってことやな」
**ずん
** 「深い…深すぎるのだ…。たかが160円のゲームでこんな人生の真理に触れるとは思わなかったのだ」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんす。インディーゲームの面白さは、こういう小さな気づきを与えてくれる点にあるでやんす。大作ゲームでは得られない、個人的な体験ができるわけでやんすよ」
**やきう
** 「でもな、結局このゲームが流行ったら『猫のために働く奴隷』が量産されるだけやで。資本主義の新しい搾取形態や」
**ずん
** 「やきう、さっきから暗いのだ!もっと明るく行こうよなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「確かに、やきうの言うことも一理あるでやんすが、それを言い出したら全てのゲームが時間の搾取でやんす。大事なのは、そこに価値を見出せるかどうかでやんすよ」
**やきう
** 「ほーん。じゃあお前は160円払って猫に監視される価値があると思うんか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「おいらは…正直、自分一人で作業に集中できるでやんすから必要ないでやんす。でも、集中力が続かない人には良いツールだと思うでやんすよ」
**ずん
** 「はかせ、それ遠回しにボクのこと言ってるのだ?」
**やきう
** 「ずん、お前もうバレバレやで。さっきから自分のこと棚に上げまくっとるやん」
**ずん
** 「う、うるさいのだ!ボクだって本気出せば作業できるのだ!ただ…本気を出すタイミングを計ってるだけなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「その『本気を出すタイミング』が一生来ないのが、お前の問題でやんす」
**ずん
** 「やきうと同類扱いされるのは嫌なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「やれやれ…。まぁ、このゲームが向いてるのは、『やる気はあるけど続かない人』でやんす。最初からやる気がない人には無理でやんすね」
**やきう
** 「じゃあずんには無理やん。やる気の『や』の字もないやろ」
**ずん
** 「むむむ…じゃあボク、このゲーム買って作業するのだ!やきうを見返してやるのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「お、珍しく前向きでやんすね。で、何の作業をするでやんすか?」
**ずん
** 「えーと…ゲームのレビューを書く作業とか…?」
**やきう
** 「お前、ゲーム買ってゲームのレビュー書くために作業するんか。それもう意味わからんやろ」
**ずん
** 「いいのだ!とにかくボクは『たき火と猫』を買って、立派な作業人間になるのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「まぁ、160円なら失敗しても痛くないでやんすからね。チャレンジするのは悪くないでやんす」
**やきう
** 「3日後、そこには元気にサボるずんの姿が!」
**ずん
** 「サボらないのだ!ボクは猫のために頑張るのだ!…って、これもう猫に支配されてるのと同じなのだ?」