**ずん**
17年勤めた会社辞めて、歴代社長の感想書くとか、完全に卒業アルバムに悪口書いてるやつじゃんこれ!
**でぇじょうぶ博士**
違うでやんす。これは退職者だけが持つ特権、つまり「もう怖いものなし状態」での赤裸々告白でやんす。在職中には書けない本音が溢れ出てるでやんすよ。
**かっぱ**
しかしこの人、井上さんのこと「遠い存在」言うてるけど、一番評価してるの「身の引き方」って…引き際の美学かいな。
**ずん**
でも確かに、退任時に影響力残さないって凄いのだ。普通の老害は院政敷きたがるもんね。
**でぇじょうぶ博士**
そこが肝心でやんす。後任の宮坂ヤフーが「変化量250」の大改革できたのは、前任者が綺麗さっぱり消えたからでやんすよ。
**かっぱ**
「爆速」って…今思うとただの過労死推進キャンペーンやないか。
**やきう**
ワイも思ったわ。デプロイ頻度上げてインシデント増えたって、そら当たり前やろ。品質より速度とか、ブラック企業の典型やんけ。
**ずん**
でもさ、「祝日と土日が被ったら前の労働日が休日」って制度、これ最高じゃない?ボク欲しいのだ。
**でぇじょうぶ博士**
経済合理性ゼロの施策でやんすね。でも社員のエンゲージメント向上には効果的だったでやんす。宮坂さんは「働く皆がハッピーなら大丈夫でしょ!」で押し通したでやんす。
**かっぱ**
「利益はすべてを癒す」…これ名言やな。金さえあれば何でもできるっちゅう身も蓋もない真理や。
**やきう**
川邊さんが「シン・川邊」として覚醒したくだり、完全に中二病やんけ。40代で覚醒とか、遅すぎやろ。
**ずん**
でもコロナ禍でフルリモート決断したのは英断なのだ!あれがなかったら、ボクみたいなコミュ障は生き延びられなかった。
**でぇじょうぶ博士**
ただし筆者は、会長になってからのX(旧Twitter)でのイキり投稿には「モヤモヤする」と批判的でやんすね。これは痛烈でやんす。
**かっぱ**
小澤さんの「わしが育てた」問題、これリアルやな。経営陣と現場の認識ギャップがえぐい。
**やきう**
PayPayなんてソフトバンクが強引にぶち込んできたもんやろ。ヤフー社員からしたら「知らん間にできてた」感覚やわな。
**ずん**
ショッカーみたいな営業部隊とか、完全にブラック企業の手法じゃん…でも成功してるから誰も文句言えないのだ。
**でぇじょうぶ博士**
そこがソフトバンクグループの恐ろしさでやんす。「訳わからんうちに成功してる」のが強さの源泉でやんす。合理性より勢いでやんす。
**かっぱ**
出澤さんに対しては「自社のことを他人事みたいに話す」って…もうこれ完全に愛想尽きてるやん。
**やきう**
ライブドア時代のイメージと違うって、そらそうやろ。あの頃はベンチャーの若社長、今は大企業のサラリーマン社長や。人は変わるんやで。
**ずん**
結局この人、17年も勤めて自社株買ってなかったってマジ?それ一番のツッコミどころなのだ。
**でぇじょうぶ博士**
「証券口座増やすのが面倒」という理由で自社株制度使わなかったのは、おいらから見ても愚かでやんす。5大商社の社員を羨んでる場合じゃないでやんす。
**かっぱ**
しかも最後に「1株も持ってない僕が悔しくなるくらいの結果を出してくれ」って…お前が一番他人事やないかい!
**やきう**
結局この退職エントリ、会社への愛憎半ばって感じやな。褒めてるようでディスってるし、ディスってるようで褒めてる。
**ずん**
最後のコメント欄で「醜い」「泥をかける行為」って言われてるの、ちょっと可哀想なのだ。でもまぁ、17年も勤めたんだから好きに書かせてあげればいいじゃん。
**でぇじょうぶ博士**
退職エントリというジャンルは、どうしても賛否両論になるでやんす。在職者からは「裏切り」、退職者からは「よく言った」と評価が分かれるでやんす。
**かっぱ**
しかしこの人、井上ヤフー時代の「自社サービス使え」方針と、宮坂ヤフー時代の「他社も使おう」方針、どっちがええか結論出してへんやん。
**やきう**
そら両方一長一短やからやろ。ドッグフーディングは品質向上に繋がるけど、視野が狭くなる。他社研究は視野広がるけど、自社愛が薄れる。
**ずん**
結局この記事から学べることって何なのだ?「経営者は結果がすべて」ってこと?
**でぇじょうぶ博士**
いや、むしろ「企業文化は経営者の退き方で決まる」ということでやんす。井上さんが影響力を残さなかったから、宮坂さんが大胆な改革できたでやんす。
**かっぱ**
「脱皮しない蛇は死ぬ」か…ええこと言うやん宮坂さん。でもその後の川邊さん、出澤さん時代は脱皮できてへんように見えるけどな。
**やきう**
LINE統合でグダグダになったんやろ。小澤さんの改革案も立ち消えになったし、結局M&Aって文化の衝突やねん。
**ずん**
ボク思ったんだけど、この人17年も勤めて「好きでも嫌いでもない」って言える出澤さん、逆にすごくない?普通もっと感情的になるのだ。
**でぇじょうぶ博士**
それは筆者が「経営者は結果で評価すべき」というスタンスを貫いてるからでやんす。好き嫌いより業績と株価、というのは投資家的視点でやんす。
**かっぱ**
でも自社株買ってへんのやろ?説得力ないやん。
**やきう**
ほんまそれな。口では投資家目線語っといて、自分は面倒臭がって何もせんかったとか、ただの評論家やん。
**ずん**
まぁでも、17年勤めて辞める時に書く文章としては、けっこう冷静で公平だと思うのだ。もっとぶっちゃけた悪口書いてもよかったのに。
**でぇじょうぶ博士**
Confluenceに本音は書いたと言ってるでやんすから、この記事は「公開可能な範囲での振り返り」でやんすね。本当のエグい話は社内Wikiに眠ってるでやんす。
**かっぱ**
「非実在社員ではない証明」ってわざわざ書いてるの草。そんなに疑われてたんかい。
**やきう**
いや、ネットの退職エントリって創作疑惑かけられること多いからやろ。特にヤフーみたいな大企業やと、身バレ防ぐために適当書いてると思われがちや。
**ずん**
じゃあ結論として、この記事の価値って何なのだ?ただの思い出話?それとも未来の転職希望者への警告?
**でぇじょうぶ博士**
おいらの分析では、これは「企業文化の変遷史」でやんす。一つの会社が17年間でどれだけ変わるか、そして変わらないものは何かを記録した貴重な資料でやんす。
**かっぱ**
でも一番大事なのは、「会社なんて所詮は通過点」ってことやろ。17年勤めても、最後は「お疲れ様でした」で終わりや。
**やきう**
身も蓋もないけど、それが現実やな。どんだけ貢献しても、辞めたら終わり。感傷的になるだけ無駄や。
**ずん**
じゃあボクは最初から会社に期待しないことにするのだ!どうせ裏切られるなら、最初から信じない方が傷つかないもんね!