ずん
「二次会が減ったって...これ、日本の夜が終わろうとしてるってことなのだ?」
やきう
「ワイはもともと一次会すら行かんから関係ないわ。家でストゼロ飲んでる方が経済的やし。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...まあ、実際問題として深刻でやんす。錦三のママが『二次会が減った』と嘆くのも当然でやんすよ。」
ずん
「でも博士、錦三って名古屋の繁華街でしょ?そんなとこがヤバいって、マジでやばくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やばいでやんすよ。物価高と人件費高騰のダブルパンチでやんす。バー、キャバレー、ナイトクラブの倒産が全国で相次いでるでやんす。東京商工リサーチのデータを見れば一目瞭然でやんすね。」
やきう
「でも不動産は争奪戦なんやろ?矛盾しとるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いところでやんす。夜の店は潰れてるのに、物件は奪い合いという不思議な現象が起きてるでやんす。」
ずん
「え?それってどういうことなのだ?潰れてるのに物件が人気ってわけわかんないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「つまり、夜の商売は厳しいけど、別の業態の店が参入してきてるってことでやんすよ。カフェとか、昼間営業の飲食店とか、インバウンド向けのショップとかでやんすね。」
やきう
「ほーん。つまり錦三が昼の街になっとるってことか。ワイみたいな引きこもりにとっては朗報やな。」
ずん
「でも二次会文化が消えるって、サラリーマンにとっては死活問題なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そうでもないでやんす。実は若い世代を中心に、『二次会離れ』『三次会なんてもってのほか』という価値観が広がってるでやんすよ。」
やきう
「当たり前やろ。付き合い残業みたいなもんやし、時間の無駄や。家帰ってNetflix見た方がマシやわ。」
でぇじょうぶ博士
「完全には消えないでやんすよ。ただし、形は変わるでやんす。高級路線に特化するか、昼夜兼営で生き残りを図るか、あるいは完全に業態転換するか...でやんすね。」
やきう
「要するに淘汰されとるだけやろ。弱肉強食、資本主義の基本や。」
ずん
「むむむ...じゃあ、これからの夜遊びってどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「オンライン化が進むでやんすね。VRキャバクラとか、メタバースのクラブとか、もう実際にあるでやんす。現実の錦三に行かなくても、自宅で夜遊びできる時代でやんすよ。」
やきう
「それ最高やん。ワイにピッタリや。家から一歩も出んでええし、スッピンでも大丈夫やし。」
ずん
「でもでも!リアルの夜の街の魅力って、人との出会いとかじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん。今の若者は『出会い』なんて求めてないでやんす。むしろ『出会わない自由』を謳歌してるでやんすよ。マッチングアプリで事前に相性確認して、気が合いそうな人とだけ会う時代でやんす。」
やきう
「効率的でええやん。無駄な時間使わんで済むし。」
ずん
「じゃあ錦三のママたちはどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「YouTube始めるしかないでやんすね。『元銀座ママの人生相談チャンネル』とか『錦三ママの恋愛講座』とか、需要はあるでやんすよ。」
やきう
「それもう夜の街やないやろ...昼の配信者やん。」
ずん
「つまり...夜の街が昼の街になって、リアルがバーチャルになって、ママがYouTuberになるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「的確な要約でやんすね、ずん。時代の流れでやんすよ。」
やきう
「ワイ、もう何も驚かんわ。どうせ10年後には全部AIバーテンダーになっとるんやろ。」
ずん
「むむむ...じゃあボク、今のうちに錦三の物件買っておくのだ!将来値上がりするかもしれないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...ずん、お前には買う金がないでやんす。」
やきう
「そもそも争奪戦になっとる物件、ずんみたいな無職に買えるわけないやろ。」
ずん
「...じゃあボク、VRキャバクラで働くのだ!これなら初期投資ゼロなのだ!」