ずん
「博士、最近フリーランスエンジニアが増えてるけど、結局損するって話なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。まるで砂糖菓子のように甘い誘惑に見えて、実は歯をボロボロにする毒でやんすね。」
やきう
「は?ワイの先輩、フリーランスで年収1000万超えとるで。博士の嫉妬やろ。」
でぇじょうぶ博士
「短期的な収入と長期的なキャリアは別物でやんす。その先輩は今のスキルを切り売りしてるだけで、5年後には使い物にならなくなる可能性が高いでやんす。」
ずん
「えっ、じゃあフリーランスって時限爆弾を抱えてるようなものなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。企業は正社員には投資するでやんすが、業務委託には投資しないでやんす。つまり、挑戦的な仕事も、成長の機会も、責任あるポジションも与えられないでやんす。」
やきう
「ほーん、で?ワイは自由に働きたいんやけど。会社の奴隷はごめんやで。」
でぇじょうぶ博士
「その『自由』は幻想でやんす。確かに働く時間や場所は自由でやんすが、キャリアの自由度は失われるでやんす。まるで広い檻の中の鳥のようなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ、フリーランスって結局何が問題なのだ?具体的に教えてほしいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「構造的に3つの問題があるでやんす。まず、挑戦させてもらえない。クライアントは外部の人間に失敗リスクのある仕事を任せたくないでやんす。次に、社会的評価が積み上がらない。何年働いても『外部の人』のままでやんす。最後に、マネジメントや意思決定に関わる機会がない。組織のコアな部分には関われないでやんす。」
やきう
「つまり、ずっと下請けってことか。それはキツいな...。」
ずん
「でも博士、即戦力として価値があるなら問題ないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが最大の罠でやんす!『即戦力』というのは『今持ってるスキルで今すぐ価値を出せ』という意味でやんす。新しいスキルを学ぶ機会はないでやんす。技術は進化するのに、自分は5年前のスキルセットのまま停滞するでやんす。」
やきう
「なるほど...。つまり、腐った魚みたいに鮮度が落ちていくってことか。」
ずん
「じゃあ、どうすればいいのだ?フリーランスは絶対ダメってこと?」
でぇじょうぶ博士
「絶対ダメではないでやんす。戦略的に使うなら問題ないでやんす。例えば、キャリアの転換期に複数の会社を経験するため、とか、特定の目的を持って期間を区切るなら有効でやんす。でも、漫然と続けるのは危険でやんす。」
やきう
「でも博士、希少なスキル持ってたらどうなん?例外はあるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「確かに例外はあるでやんす。日本に数人しかいない専門家とか、世界的に希少な技術の経験者なら、立場は強いでやんす。でも、それは本当にごく一部でやんす。大多数のエンジニアは『できる人が他にもいる』領域で仕事してるでやんす。」
ずん
「つまり、自分が特別だと思い込んでる人は、実は普通ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「辛辣でやんすが、その通りでやんす。市場での自分の立ち位置を正確に把握するのは難しいでやんす。多くの人が自分を過大評価してるでやんす。」
やきう
「じゃあ、正社員に戻るのが最善策ってことか?」
でぇじょうぶ博士
「それも一つの選択肢でやんす。組織で責任あるポジションに就けば、挑戦の機会も社会資本も蓄積されるでやんす。もう一つは自分で事業を作ることでやんす。業務委託じゃなく、自分が意思決定者になるでやんす。」
ずん
「でも博士、フリーランスで稼いだお金で投資すればいいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「お金は確かに得られるでやんすが、経験の『複利』が効かなくなるでやんす。20代で得た経験は30代のキャリアに効き、30代の経験は40代に効くでやんす。でも、フリーランスで経験の切り売りを続けると、この複利が止まるでやんす。」
やきう
「なるほどな。今は良くても、将来詰むってことか。怖いな...。」
ずん
「じゃあ、フリーランスってほぼ詐欺じゃないのだ!自由とか高収入とか言って、実は将来性を奪ってるだけなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「詐欺とまでは言えないでやんすが、構造的な問題を理解せずに選ぶのは危険でやんす。表面的な自由に騙されて、長期的なキャリアの自由度を失ってるでやんす。」
やきう
「でも博士、社会資本って具体的に何や?難しい言葉使うなや。」
でぇじょうぶ博士
「人脈、信用、評判、実績のことでやんす。正社員なら自然と蓄積されるでやんすが、フリーランスだと毎回リセットされる感じでやんす。契約が終われば関係も薄れるでやんす。」
ずん
「つまり、毎回初対面の人に『私はこんなことができます!』って説明し続けないといけないのだ?めんどくさいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。正社員なら社内での実績が次のポジションにつながるでやんすが、フリーランスは毎回ゼロからの信頼構築でやんす。」
やきう
「それ、マジで疲れそうやな。ワイには無理や。」
ずん
「じゃあ博士、結局のところ、フリーランスって『今だけ金だけ自分だけ』の生き方ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...辛辣すぎるでやんすが、的を射てるでやんす。短期的な利益を追求する代わりに、長期的な成長を犠牲にしてるでやんす。」
やきう
「でも、会社も搾取してくるやん。どっちもどっちやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに会社にも問題はあるでやんす。でも、少なくとも会社は投資してくれるでやんす。研修も、挑戦の機会も、失敗しても学べる環境も提供するでやんす。フリーランスにはそれがないでやんす。」
ずん
「じゃあ博士、フリーランスになる前に確認すべきことって何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「3つあるでやんす。まず、自分は本当に希少人材か?次に、その希少性は10年後も保てるか?最後に、成長の機会を失う覚悟があるか?この3つに『Yes』と答えられないなら、フリーランスは避けた方がいいでやんす。」
ずん
「博士、じゃあ結局、ボクたちはどうすればいいのだ?安全な道を選べばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「安全な道など存在しないでやんす。大事なのは構造を理解した上で選択することでやんす。フリーランスを選ぶなら、目的を持って、期間を区切って、戦略的に使うでやんす。漫然と続けるのが一番危険でやんす。」
やきう
「つまり、何も考えずにフリーランスになる奴は、将来の自分を殺してるってことか。怖いな...。」
ずん
「でも博士、フリーランスで成功してる人もいるのだ!その人たちはどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「成功してる人は、この構造を理解した上で戦略的に動いてるでやんす。例えば、自分でプロダクトを作ってるとか、コンサルティングで付加価値を提供してるとか。単なる業務委託じゃないでやんす。」
やきう
「なるほど。つまり、単純作業を請け負うだけのフリーランスはアカンってことやな。」
ずん
「じゃあ博士、フリーランスになった後に『ヤバい』と気づいたらどうすればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「すぐに軌道修正するでやんす。正社員に戻るか、自分で事業を始めるか。一番ダメなのは、『もう少し続けよう』と先延ばしすることでやんす。時間が経つほど、選択肢は狭まるでやんす。」
やきう
「時間は残酷やな...。取り戻せへんもんな。」
ずん
「博士、じゃあフリーランスって、結局『楽して稼ぎたい』って思ってる人の罠なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、そう言えなくもないでやんす。『自由』『高収入』という甘い言葉に釣られて、長期的な損失に気づかないでやんす。まるでクレジットカードでリボ払いするようなもんでやんす。」
やきう
「リボ払いは草。でも的確やな。今は楽やけど、後で地獄見るってことか。」
ずん
「じゃあボク、絶対フリーランスにならないのだ!安全第一なのだ!...でも、ボクって正社員としても使えないんだよなぁ...詰んでるのだ...!」