**ずん
** 「大谷翔平が19歳で『5年先、10年先』を見据えて行動してたらしいのだ。ボクなんて明日の昼飯すら決められないのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあずんは明後日の存在すら忘れてるでやんすからね。大谷選手は試合後の深夜にウエイトトレーニングをしていたそうでやんす。『今やらないと間に合わない』と言って。」
**かっぱ
** 「間に合わないって...一体何に間に合わへんのや。メジャーの神様との約束でもあったんか。」
**ずん
** 「ていうか、19歳で夜遊びしないって正気なのだ?ボクなんて19歳の時、毎晩カラオケで熱唱してたのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずんの『熱唱』は騒音公害でやんすけどね。大谷選手は『周囲や社会への影響』を考えて夜の街に出なかったそうでやんす。10代でその思考回路は驚異的でやんす。」
**かっぱ
** 「要するに、大谷は未来から来たターミネーターみたいなもんやな。プログラム通りに動いとる。」
**ずん
** 「でもさ、1番先発ピッチャーって意味わかんないのだ。投手は9番って決まってるのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「それはセ・リーグの話でやんす。パ・リーグはDH制があるから、本来投手は打席に立たないでやんす。なのに大谷選手は投げて、しかも1番で打つという二重の常識破りでやんす。」
**かっぱ
** 「ロッカールームのメンバー表見て、選手らが『これマジ?』って何度も確認しとったらしいな。そら信じられへんわ。」
**ずん
** 「じゃあボクも二刀流やればいいのだ!営業マンと...あとゲーマーの二刀流なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「それ両方とも座ってるだけでやんす。むしろ『座刀流』でやんすね。」
**かっぱ
** 「しかも営業成績は毎月ドベやろ。二刀流どころか無刀流やんけ。」
**ずん
** 「ぐぬぬ...でも大谷だって最初から完璧じゃなかったはずなのだ!きっと失敗もあったのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「確かに失敗はあったでやんす。でも彼はその失敗を『5年後の成功のための通過点』として捉えていたでやんす。ずんの失敗は『5秒後に忘れる一時的記憶喪失』でやんすけどね。」
**かっぱ
** 「記事によると、チームメイトの鍵谷選手が『休めよ』って言っても『間に合わない』って断ったらしいな。普通の19歳なら『っす、疲れたんで帰ります』やろ。」
**ずん
** 「ボクだったら『今日はもう無理っす。明日から本気出すのだ』って即答なのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずんの『明日から』は永遠に来ないでやんす。大谷選手の凄いところは、自分の行動が周囲に与える影響まで計算していた点でやんす。夜の街に出れば写真を撮られて、若いファンが真似するかもしれない。だから自制していたでやんす。」
**かっぱ
** 「19歳でそこまで考えるか...。ワイなんて19歳の時、川でスイカ割りしてただけやぞ。」
**ずん
** 「かっぱがスイカ割るって、もはや種族間闘争なのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「話を戻すでやんす。大谷選手が『1番先発ピッチャー』として起用されたのは2016年、首位ホークスを追う重要な試合だったでやんす。栗山監督の秘策でやんすが、これは野球史に残る革命的な采配でやんした。」
**かっぱ
** 「当時のチームメイトも『これ本気でやるん?』って半信半疑やったらしいな。ロッカールームで何度もメンバー表確認しとったって。」
**ずん
** 「そんなに驚くことなのだ?投手が打つくらい、ボクだってできるのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずんがバット持ったら、重さで腰痛めるでやんす。大谷選手の二刀流は単なる『投げて打つ』じゃないでやんす。投手として140球投げた後、翌日は指名打者で4打席立つ。その合間にウエイトトレーニング。これを年間150試合以上続けるでやんす。」
**かっぱ
** 「人間の設計ミスやろ、もはや。神様が『あ、このキャラ強すぎたわ』ってパッチ当てるレベルや。」
**ずん
** 「でも疲れるじゃん。ボクだったら燃え尽きちゃうのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「だからこそ『今やらないと間に合わない』という言葉の重みがあるでやんす。彼は10年後のMLBでの活躍を19歳の時点で見据えていたでやんす。今の疲労は未来の栄光のための投資でやんす。」
**かっぱ
** 「投資ねぇ...。ワイは昨日、ドブに財布落としたで。これも投資か?」
**でぇじょうぶ博士
** 「記事には、大谷選手が試合後すぐにウエイトに行き、終わったら寮に帰ってリカバリーするのが『当たり前』だったと書かれてるでやんす。彼にとって自己管理は呼吸と同じレベルでやんす。」
**かっぱ
** 「普通の19歳なんて、試合後は『打ち上げ行くか!』やろ。なんでそんなストイックになれるんや。」
**ずん
** 「きっと大谷には『楽しむ』という概念がないのだ。ロボットなのだ。感情のないアンドロイドなのだ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「それは違うでやんす。大谷選手は野球が心から好きで、その喜びを最大化するために自己管理してるでやんす。ずんが『楽しむ』ために二度寝するのと同じでやんす。」
**ずん
** 「むぅ...じゃあボクも明日から大谷式トレーニングするのだ!まず深夜のウエイトからなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずんの『明日から』は信用できないでやんす。どうせ明日になったら『やっぱ明後日から』って言うでやんす。」
**かっぱ
** 「しかもずん、ウエイトって『体重計に乗ること』やと思ってへん?」
**ずん
** 「...ボクにとってのウエイトトレーニングは、重い腰を上げることなのだ。これも立派な筋トレなのだ。」