ずん
「ささやき女将の記事が出てるのだ!ボク、これ当時めっちゃ見てたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ああ、2007年の船場𠮷兆の食品偽装問題でやんすね。記者会見で息子に小声で指示する姿が全国に流れたでやんす。」
やきう
「ワイあの会見、リアルタイムで見とったわ。カンペ見ながら答えるとか、もはや学生の口頭試験やんけ。」
かっぱ
「せやけど、この次男の湯木尚二さん、めっちゃ冷静に振り返っとるな。」
ずん
「でもさ、『おふくろの味を知りません』って、なんか悲しすぎないのだ?朝食が松花堂弁当をレンチンって...」
でぇじょうぶ博士
「商売第一で生きてきた結果でやんすね。まあ、おいらも研究第一で生きてるから、将来子供ができても『おやじの味』は期待できないでやんすが。」
やきう
「お前に子供ができる確率より、ワイが働く確率の方が高いやろな。」
かっぱ
「そういや、この女将さん『出迎え三歩、見送り七歩』って教えを実践しとったんやな。接客の鬼やん。」
ずん
「でもでも、そんな完璧な接客してたのに、なんで食品偽装なんて起きちゃったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「事業拡大に伴う現場への目の届かなさと、同族経営のチェック体制の甘さでやんすね。表の顔は完璧でも、裏側がズタボロだったでやんす。」
やきう
「要するに、見た目だけ取り繕ってた典型的な老舗企業の末路やな。ワイの人生みたいやわ。」
かっぱ
「お前の人生、見た目も中身もボロボロやんけ。」
ずん
「でもこの記事、なんか人間臭くていいのだ。息子さんが『母の仕事ぶりを知って、子どもとの時間がなかったのも頷ける』って理解してるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。普通なら恨み節になりそうなものでやんすが、冷静に分析して母親を擁護してるでやんす。これぞプロの料理人の姿勢でやんす。」
やきう
「でも結局、船場𠮷兆は廃業したんやろ?あの会見の『ささやき』が決定打になったんちゃうか。」
かっぱ
「まあ、あの映像のインパクトは強烈やったもんな。『息子を操る母親』っていう最悪のイメージや。」
ずん
「今の湯木佐知子さんはどうしてるのだ?記事の続きが気になるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは有料記事でやんすから、気になるなら課金するでやんす。おいらは図書館で読むでやんすが。」
やきう
「図書館で雑誌読むとか、ワイと同レベルのケチやんけ。さすが死ぬほどモテない博士や。」
かっぱ
「この家族、結局は料理の世界で生き続けとるんやな。次男の尚二さんも『日本料理 湯木』を開いとるし。」
ずん
「不祥事で全部失っても、また料理で立ち上がるって、なんかドラマみたいなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。でも現実は、一度失った信頼を取り戻すのは至難の業でやんす。まるで、おいらが女性の信頼を得ようとするようなものでやんす。」
やきう
「お前の場合、そもそも信頼を得たこともないやろ。失うもんがないって最強やな。」
かっぱ
「せやけど、この息子さんが『おふくろの味を知らない』って正直に言えるのは強いわ。普通は隠したくなるやろ。」
ずん
「そういえば、ボクもお母さんの手料理ってあんまり記憶にないのだ...って、これは共感できる話なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん、お前の母親は料理できるのに、お前が勝手にコンビニ飯選んでただけでやんすよね...?」
ずん
「...え?そうだっけ?まあ、とにかくこの記事から学べるのは、『仕事と家庭の両立は難しい』ってことなのだ!」
やきう
「お前、仕事も家庭もどっちも持っとらんやんけ。何を学んどんねん。」
かっぱ
「結局、この女将さんは接客の天才やったけど、経営の悪魔やったってことやな。」
ずん
「ボクは逆に、接客も経営も両方ダメだから、むしろバランス取れてるのだ!これぞ真の平等なのだ!」