ずん
「PS5が値下げで2万台売れたらしいけど、これってすごいのだ?任天堂が12万台も売ってるのにさ、全然勝ててないじゃんって思うのだ。」
やきう
「ワイもそう思うで。2万台ってコンビニのおにぎりの売上レベルやろ。任天堂に勝てるわけないやん。」
かっぱ
「おいおい、値下げ前は4000台やったんやで。6倍に増えたんは素直にすごいやろ。」
ずん
「でも博士、実際どうなのだ?この数字って本当に成功なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、いい質問でやんすね。統計学的に見れば、前週比583%の伸び率は確かに驚異的でやんす。しかし、市場シェアで見ると任天堂が84%に対してPS5は15%程度。まるで象に挑むアリのような状況でやんすね。」
やきう
「そもそもソニーは日本市場捨ててるやろ。海外で売れればええって考えとるんちゃうか。」
ずん
「え、じゃあボクたち日本人は見捨てられてるってことなのだ?ひどいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ビジネス的には合理的な判断でやんすよ。日本市場は全世界の10%程度。アメリカやヨーロッパの方が圧倒的に大きいでやんす。」
かっぱ
「せやけど、店頭で行列もなかったって書いてあるやん。それって本当に値下げ効果あったんか?」
でぇじょうぶ博士
「それが興味深いところでやんす。行列がないということは、転売ヤーが動いていない証拠でやんす。つまり、実際のユーザーに行き渡っている可能性が高いでやんすね。これは健全な市場と言えるでやんす。」
ずん
「でも、次の週には売上が落ちるかもしれないって書いてあったのだ。結局一時的なブームで終わりなんじゃないのだ?」
やきう
「そらそうやろ。値下げで飛びついた層が買ったら、もう終わりや。持続性なんてあらへん。」
かっぱ
「ちょい待ち。記事には『買うなら今』って層がおるかもしれんって書いてあるやん。パーツ価格が高騰してるから、値上げの可能性もあるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。メモリやSSDの価格が急騰している現状では、むしろこの価格が異常に安いとも言えるでやんす。おいらの計算では…あ、いや、経済学的に見れば今が買い時かもしれないでやんす。」
ずん
「じゃあボクも買った方がいいのだ?でもソフトがないって聞いたのだ。」
やきう
「そこやねん!ハードだけ売れてもソフトがなきゃ意味ないやろ。任天堂はマリオもゼルダもポケモンもあるけど、PSは何があるんや?」
でぇじょうぶ博士
「痛いところを突くでやんすね。確かに日本市場向けの独占タイトルは少ないでやんす。でも、洋ゲーのラインナップは充実してるでやんすよ。ただし、日本人の好みとはズレがあるでやんすが…」
かっぱ
「つまり、日本人向けじゃないってことやな。そら売れへんわ。」
ずん
「結局、ソニーは日本市場をどうしたいのだ?本気で任天堂に勝つ気あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、勝つというより共存を目指してるでやんす。任天堂はファミリー層やカジュアルゲーマー向け、PSはコアゲーマー向けという棲み分けでやんすね。まるで牛丼チェーンとミシュラン星付きレストランのような関係でやんす。」
やきう
「でもミシュランが牛丼に客数で負けてたら意味ないやろ。プライドズタズタやん。」
ずん
「そういえば、スイッチ2が品切れの時にPS5コーナーに客が流れたって書いてあったのだ。これって…」
かっぱ
「第二希望やないかい!完全に滑り止め扱いやん!」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、厳しい指摘でやんすが、それが現実でやんすね。しかし、年末商戦次第では逆転の可能性も…まあ、おいらの専門外でやんすが。」
やきう
「逆転なんてあるわけないやろ。任天堂は殿堂入りレベルの強さやで。ソニーは永遠に二番手や。」
ずん
「じゃあ、ボクはスイッチ2買うことにするのだ!だって行列できるくらい人気なんでしょ?やっぱり人気のある方が正義なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ…ずんらしい結論でやんすね。でも、ゲーム機選びは自分のプレイスタイルに合わせるべきでやんすよ。」
かっぱ
「まあ、ずんには任天堂の方が合うてるわな。操作も簡単やし。」
やきう
「そもそもずん、お前ゲームする時間あるんか?いつも寝てるやん。」
ずん
「…それを言われると何も言えないのだ。じゃあボクはゲーム機買わずに寝ることにするのだ!これが一番の節約なのだ!」