**ずん
「おい!役所のホームページが全部見れなくなってるのだ!これって戦争なのだ?サイバー攻撃なのだ?」**
やきう
「戦争って…お前どんだけ平和ボケしとんねん。ただの委託先のヘマやろが。」
**ずん
「でも全国の自治体が一斉にダウンって、ヤバすぎないのだ?ボク、住民票取れないじゃん!」**
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。これはいわゆる『単一障害点(Single Point of Failure)』の典型例でやんすね。一つの委託先に依存しすぎた結果、そこがコケたら全部道連れになるという、システム設計の教科書に載せたいレベルの失敗でやんす。」
やきう
「つまり、役所の奴らが安さに釣られて、一社に丸投げしたってことやな。ワイの会社もそういうアホな発注するから、しょっちゅうシステムトラブル起こしとるで。」
**ずん
「じゃあこれ、ずっと直らないってこと?ボク、今日中に戸籍謄本取らないといけないのだ!」**
でぇじょうぶ博士
「そもそもずんは、戸籍謄本が何に必要なのか言ってないでやんすけどね…。まあ、こういう時こそアナログの強みでやんす。直接窓口に行けば済む話でやんす。」
やきう
「お前、家から出たくないだけやろ。引きこもりの言い訳にすんなや。」
**ずん
「…バレたのだ。でも博士、これって結構深刻な問題じゃないのだ?デジタル庁とか何してんのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「おっと、いいところに気づいたでやんすね。実は日本の行政デジタル化は、『デジタル田園都市国家構想』とか立派な名前を掲げつつも、実態は各自治体がバラバラにシステムを発注してる状態でやんす。標準化なんて夢のまた夢でやんす。」
やきう
「要するに、国が音頭取ってるフリして、実際は丸投げってことやな。これぞ日本の伝統芸やで。責任の所在を曖昧にする『和の精神』や。」
**ずん
「じゃあ、これからもこういう事故は起きるってことなのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、その可能性は高いでやんす。特に今回みたいに、委託先企業が『クラウドサービス』を使ってた場合、そのクラウド自体に障害が起きたら全滅でやんすからね。まるで巨大な風船が一気に割れるようなもんでやんす。」
やきう
「ほんで、その委託先企業は『想定外でした』とか言うて逃げるんやろ?ワイも見飽きたパターンや。」
**ずん
「むぅ…じゃあ、自治体は何か対策してないのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「対策?そんなもん、予算がないから後回しでやんす。日本の自治体の多くは人口減少で財政がカツカツでやんすから、『まあ大丈夫だろう』で済ませてるのが現実でやんす。バックアップシステムなんて、宝くじ当たったら考えるレベルでやんす。」
やきう
「そういえば、ワイの地元の役所も、未だにFAXとハンコが現役やで。デジタル化する前に、そっちをどうにかせえや。」
**ずん
「ちょっと待つのだ!じゃあ、このままデジタル化が進んだら、もっとヤバいことになるんじゃないのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。マイナンバーカードとか、デジタル庁の施策が進むほど、こういう『全国一斉ダウン』のリスクは高まるでやんす。まるで、全員が同じ船に乗ってるのに、その船が沈みかけてることに気づいてないようなもんでやんす。」
やきう
「それでも政府は『デジタル化で便利になります!』って言い続けるんやろな。ワイらはそのモルモットや。」
**ずん
「じゃあ、ボクらはどうすればいいのだ?もうネット使わない方がいいのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「それは極端でやんす。大事なのは『依存しすぎないこと』でやんす。アナログとデジタルの両方を使い分ける、いわゆる『ハイブリッド戦略』が必要でやんす。例えば、重要な書類は紙でも保管しておくとか、役所の手続きは早めに済ませておくとか、基本的なことでやんすけどね。」
やきう
「でも、それって結局『デジタル化の意味ないやん』ってなるやろ。便利にするためのシステムが、逆に不便を生み出しとるやんけ。」
**ずん
「うーん…じゃあ、今回の障害っていつ直るのだ?ボク、明日には住民票取りたいのだ!」**
でぇじょうぶ博士
「それは委託先企業次第でやんすね。もし原因がクラウドサービスの大規模障害だったら、数日かかる可能性もあるでやんす。もし単純なミスだったら、数時間で復旧するかもしれないでやんす。でも、正直なところ、誰にも予測できないでやんす。」
やきう
「つまり『運ゲー』ってことやな。ワイらの生活が、企業の運営能力に左右されとるって、冷静に考えたら恐ろしいで。」
**ずん
「じゃあ、ボクは今日のところは諦めて、明日窓口に行くのだ…って、あれ?窓口って何時からやってるのだ?」**
でぇじょうぶ博士
「ああ、それもホームページで確認するしかないでやんすけど、今は見れないでやんすね。電話で問い合わせるしかないでやんす。」
やきう
「結局、アナログに戻るんかい。デジタル化って一体なんやったんや。」
**ずん
「ボク、もう全部諦めて寝るのだ。起きたら直ってることを祈るのだ…。」**
でぇじょうぶ博士
「まあ、それも一つの手でやんす。でも、こういう障害が起きるたびに、おいらたちは『デジタル社会の脆弱性』を思い知らされるでやんす。便利さの裏には、常にリスクが潜んでいるということでやんす。」
やきう
「ほんで、役所は『今後の再発防止に努めます』って謝罪文出して終わりや。何も変わらんまま、また同じことが起きるんやで。」
**ずん
「もうボク、役所の書類なんて一生取らないのだ!全部オンラインで完結する世界が来るまで待つのだ!」**
でぇじょうぶ博士
「…それ、今回の障害で否定されたばかりでやんすけどね。」
**ずん
「じゃあ、ボクは一生書類と戦い続けるしかないのだ…。これって実質、現代の地獄なのだ。」**