ずん
「これってさ、結局レーダー当てられたら撃っていいってことなのだ?ボクもやられたらやり返していいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、君が誰かに睨まれただけで殴りかかるタイプだってことは知ってるでやんすが、これは違うでやんす。」
やきう
「国際法上は撃ち返してええらしいで。でも日本は憲法9条様のおかげでそれができへんのや。ワイらだけ縛りプレイ強要されとるんやで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。火器管制レーダーってのは、拳銃のトリガーに指をかけて相手に向けるようなもんでやんすからね。」
ずん
「じゃあ中国は毎回そんな危ないことしてるってことなのだ?怖すぎるのだ!」
やきう
「しかも中国政府は『知らんかった』言うたら軍をコントロールできてへんってバレるし、『知ってた』言うたら国家責任取らなアカンから、結局日本のせいにしとるんやで。クソみたいな論理や。」
でぇじょうぶ博士
「韓国もやってきたでやんすからね。2018年には証拠バッチリ掴んだのに、韓国側は『そんなことしてない』って突っぱねたでやんす。」
ずん
「えぇ…証拠あるのに認めないとか、ボクが遅刻した時の言い訳レベルなのだ。」
やきう
「お前の遅刻は言い訳にすらなってへんやろ。『目覚まし時計が陰謀で鳴らんかった』とか意味不明なこと言うとったやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「実際のパイロットたちは、コックピットで連続警報音が鳴り響く中、『撃たれるかもしれない』という恐怖と戦ってるでやんす。まるでロシアンルーレットを強制参加させられてるようなもんでやんすよ。」
ずん
「じゃあ自衛隊の人たちは毎回命がけってことなのだ?それなのに撃ち返せないって、なんかゲームの縛りプレイより酷いのだ。」
やきう
「ほんまや。『攻撃されても反撃禁止縛り』とか、RPGやったらクソゲー認定されるレベルやで。」
でぇじょうぶ博士
「でも撃ち返したら戦争になるでやんすからね。だから政治的にどうコントロールするかが重要になるでやんす。元統合幕僚長の河野さんも『政治がどうコントロールするか』って言ってるでやんす。」
ずん
「つまり、軍事的には危ないけど政治的にはもっと危ないってことなのだ?」
やきう
「そういうこっちゃ。中国も韓国も『やってへん』言い張れば、日本は証拠出しても結局泣き寝入りや。ワイの人生みたいなもんやな。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君の人生と一緒にしないでほしいでやんす。これは国家の威信と安全保障の問題でやんす。」
ずん
「でもさ、レーダー照射されるたびに『遺憾の意』だけ表明してたら、相手は『あ、こいつ何もしてこないわ』って思うのだ。ボクが学校で虐められてた時と同じなのだ。」
やきう
「お前が虐められとったんは、給食のパン全部盗んで売りさばこうとしたからやろ。自業自得や。」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんす。この問題の本質は、日本が法的にも軍事的にも手足を縛られた状態で、相手は好き勝手やってるという非対称性にあるでやんす。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?このままじゃボクたち…じゃなくて日本はずっとサンドバッグなのだ?」
やきう
「憲法改正するか、アメリカに泣きつくか、それとも中国様に土下座して許してもらうかの三択やな。どれも地獄やけど。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、そんな極端な選択肢しかないわけじゃないでやんす。外交努力や防衛力強化、同盟国との連携強化など、できることはたくさんあるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ。でもさ、結局レーダー照射って『撃つぞ』って脅しなわけだから、これからも続くってことなのだ?」
やきう
「せや。中国は『お前らビビってるやろ?』って確認しとるだけや。で、日本が何もできへんの分かっとるから、エスカレートしていくんや。」
でぇじょうぶ博士
「まさに『やられたらやり返す』ができない国に対して、相手は好き放題するでやんす。これは抑止力の欠如という根本的な問題でやんすね。」
ずん
「じゃあボクも明日から職場で『レーダー照射されてます!』って言えば休めるのだ!上司の視線が怖いから正当防衛なのだ!」