ずん
「史上最多1万1521組エントリーとか、もうお笑い芸人飽和状態なのだ!これ完全にバブルじゃないっすか?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。おいらの計算によると、日本の総人口に対するお笑い芸人志望者の比率が過去最高を記録してるでやんす。まるで戦国時代に武士が増えすぎて、みんなで田んぼ耕してたみたいな状況でやんす。」
かっぱ
「それよりドンデコルテって名前、なんやねん。ドンキホーテのパチモンみたいやんけ。」
ずん
「でも真空ジェシカの川北が『イルカと比べたらザコばっかり』って言ってたのだ。これ完全に炎上狙いなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「川北君は毎年そうでやんすよ。あれは一種のキャラクター戦略でやんす。注目を集めるために、あえて敵を作るビッグマウス戦法でやんす。プロレスのヒールと同じ手法でやんすね。」
かっぱ
「ほんで結局負けるんやろ?毎回見てて恥ずかしなるわ。」
ずん
「ママタルトの大鶴肥満って名前もヤバいのだ。完全に自虐ネームなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「大鶴君は会見で質問に沈黙したらしいでやんす。相方の檜原君が『漫才以外の能力をすべて捨ててきた』とフォローしてたでやんすね。まるで漫才という神に全てを捧げた求道者でやんす。」
ずん
「渡辺銀次40歳で『ようやく人の実家を出られる』って、これ人生詰んでるのだ。ボクの方がまだマシなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。40歳まで夢を追い続ける情熱は、むしろ尊敬に値するでやんす。ずん君なんて30歳前に既に諦めモードでやんすからね。」
ずん
「(ぐさっ...)じゃ、じゃあ、今年の優勝候補はどこなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「おいらの分析では、真空ジェシカ、ヨネダ2000、エバースあたりが有力でやんす。特にヨネダ2000は去年の3位から着実にステップアップしてるでやんすからね。」
かっぱ
「でもな、M-1って毎年番狂わせあるやろ。予想通りにいかへんのが面白いんや。」
ずん
「敗者復活戦のMCが陣内智則と齊藤京子って、完全にベテランと若手の組み合わせなのだ。これ狙いすぎなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「敗者復活戦は毎年ドラマが生まれるでやんすからね。2004年のアンタッチャブルとか、2015年のトレンディエンジェルとか、敗者復活から優勝した例もあるでやんす。」
かっぱ
「ほんで毎年『今年が一番レベル高い』って言うんやろ?もう聞き飽きたわ。」
ずん
「でもボク気になるのは、1万組以上もエントリーして、決勝に残るのたった10組なのだ。これ確率0.1%以下なのだ。完全に宝くじレベルなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。しかも優勝賞金1000万円を2人で割ったら500万でやんす。税金引かれたら300万ちょっとでやんす。そこまでのコスパを考えると...むしろサラリーマンの方が安定してるでやんすね。」
ずん
「じゃあボク、M-1出るよりYouTuberになった方が稼げるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の場合、どっちをやっても稼げないでやんす。才能ないでやんすから。」
ずん
「むむむ...でも決勝の視聴率ってどれくらいなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「近年は20%前後でやんすね。令和の時代に20%超える番組なんて、紅白とM-1ぐらいでやんす。つまり国民的イベントでやんすよ。」
かっぱ
「ほんでSNSでは『審査基準がおかしい』って毎年炎上するんやろ。もう様式美やな。」
ずん
「じゃあボク、今年は真空ジェシカに全ツッパするのだ!ビッグマウスが勝つところ見たいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはフラグでやんす。ビッグマウスほど本番で滑るのが世の常でやんす。まるで高く飛び上がったイカロスが太陽で羽根を溶かされるようなもんでやんす。」
かっぱ
「もうええわ。結局12月21日まで誰にもわからへんのや。」
ずん
「でもさ、優勝してもその後消える芸人多いのだ。これってM-1の呪いなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「呪いじゃないでやんす。単純に漫才だけで長く売れ続けるのが難しいだけでやんす。お笑い界は実力主義でやんすから、一発屋で終わるのも実力のうちでやんすよ。」
ずん
「じゃあボクは決勝当日、家でポテチ食べながら安全地帯から『これはない』ってツイートするのだ!これが一番賢い楽しみ方なのだ!」