ずん
「JSONにケツカンマ付けたいって話なのだ。これって贅沢な悩みなのだ?それとも切実な問題なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、これは世界中のエンジニアを二分する大論争でやんす。ケツカンマ派は『最後の行にも統一的にカンマを付けたい美学』を持ち、原理主義者は『JSONの厳格さこそ美徳』と考えるでやんす。」
やきう
「どっちでもええやろ。そんなことで喧嘩すんなや。」
ずん
「でもボク、たまにカンマ付け忘れてエラー出るのだ。イライラするのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それこそがJSONの狙いでやんす。人間のミスを機械が厳格にチェックすることで、世界中のシステムが確実に通信できるでやんす。まさに規律と秩序の勝利でやんすな。」
やきう
「つまり、お前のミスをフォーマットのせいにすんなってことやな。」
ずん
「ぐぬぬ...じゃあYAML使えばいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「YAMLは別の地獄でやんす。文字列以外もキーにできたり、アンカー記法があったり、ライブラリによって挙動が違ったり...。自由の代償は混沌でやんすよ。」
やきう
「要するに、『自由を求めたら無法地帯になりました』ってオチやん。」
でぇじょうぶ博士
「APIや相互運用性が必要ならJSON一択でやんす。設定ファイルで人間が読み書きするならYAMLでやんす。要は適材適所でやんすな。」
やきう
「ワイは全部Excelでええわ。セルに全部書けるし。」
でぇじょうぶ博士
「それは冗談でやんすよね...?」
ずん
「ところで、このYAML作ったIngy döt Netって人、めちゃくちゃ変わってるのだ。名前まで改名してるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「Ingyさんは天才的なハッカーでやんすが、その哲学は独特すぎて、多くの人には理解されにくいでやんす。彼の作品は本気なのか冗談なのか判別困難でやんすからね。」
やきう
「つまり『マッドサイエンティストが作ったフォーマットを世界中が採用してもうた』ってことか。草生える。」
ずん
「しかも今『YAMLScript』とかいうプログラミング言語作ってるのだ。『Program in YAML』って書いてあるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは...おいらも全力で止めたいでやんす。YAMLでプログラミングとか、地獄の扉を開けるようなものでやんす。」
やきう
「まあでも、Ingyさんのおかげで設定ファイル書くのは楽になったやろ。功績は認めたるわ。」
ずん
「結局、JSONは厳格な優等生で、YAMLは自由奔放な問題児ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。JSONは『全世界で確実に動く』ことを優先し、YAMLは『人間に優しく見える』ことを優先したでやんす。どちらも一長一短でやんすな。」
やきう
「で、ケツカンマ許容したら世界中の電力消費が増えるって話、盛りすぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、JSONは世界中のAPIコールで使われてるでやんす。バックトラック処理が増えれば、地球規模で見ると莫大なエネルギー浪費になるでやんす。些細な変更が蝶の羽ばたきみたいに影響するでやんすよ。」
ずん
「つまりボクがケツカンマ欲しがるのは地球温暖化の原因になるのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、結論としては、JSONは『Simple』でYAMLは『Easy』でやんす。簡単に見えるものが必ずしもシンプルとは限らないでやんす。この違いを理解することが大事でやんすな。」
ずん
「なんか深い話になってきたのだ...ボクもう疲れたのだ。」
ずん
「とりあえずボクはケツカンマ派なのだ!世界がどうなろうと知ったことじゃないのだ!地球温暖化?未来の人類が何とかしてくれるのだ!」