ずん
「博士、インターネットから記事が消えるってどういうことなのだ?ボク、さっきまであったページが急に見つからないって怒られたのだ!」
やきう
「お前、それただの404エラーやんけ。ワイなんか毎日404エラー出しとるわ。人生が404や。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。デジタル世界における404エラーは、まるで蜃気楼のように、確かにそこにあったはずのものが忽然と消える現象でやんす。」
ずん
「でも『引用をストックしました』って言われた直後に『限定公開記事のため引用できません』って...これ完全に詐欺なのだ!」
やきう
「草。システムが二重人格やん。ワイの元カノと同じやで。『好き』言うた次の日に『やっぱ無理』や。」
でぇじょうぶ博士
「興味深い指摘でやんす。このエラーログを見ると、ユーザーは引用機能を繰り返し試行しているでやんすね。人間の諦めの悪さが垣間見えるでやんす。」
ずん
「じゃあこの『Ustream 2010-07-04』って何なのだ?2010年って...ボクまだ生まれてないのだ!」
やきう
「14年前のコンテンツ探しとるとか、お前考古学者か?化石でも掘り当てたいんか?」
でぇじょうぶ博士
「Ustreamは当時の生配信プラットフォームでやんす。今で言うTwitchの先祖みたいなもんでやんすね。つまりこれは、インターネット上のロストテクノロジーでやんす。」
ずん
「えー、じゃあもう永遠に見られないってことなのだ?デジタルって永遠じゃないのか?」
やきう
「永遠なんてあるわけないやろ。ワイのやる気も三日で404や。お前、デジタルデータに夢見すぎやで。」
でぇじょうぶ博士
「実は、インターネット上のコンテンツの平均寿命は約2年と言われているでやんす。つまり、我々がネット上に残した痕跡は、砂浜の足跡のように波に消されていくでやんす。」
ずん
「むむむ...じゃあボクがさっきアップした恥ずかしい写真も消えるのだ?」
やきう
「甘いで。お前の黒歴史だけはしっかりスクショされてアーカイブされとるわ。インターネットは忘れへんで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。記録したいものは消え、消したいものは残る。これが『デジタルの逆説』でやんす。」
ずん
「じゃあ、この『限定公開記事』っていうのは誰が見られるのだ?誰も見られないなら存在しないのと同じなのだ!」
やきう
「哲学かよ。『見られへん記事は記事と言えるんか?』って、お前シュレディンガーの猫みたいなこと言い出すんか。」
でぇじょうぶ博士
「面白い考察でやんす。量子力学的に言えば、観測されない情報は確率的にしか存在しないでやんすからね。」
ずん
「難しいのだ...結局このページって何のために存在してるのだ?」
やきう
「存在意義とか考え出したら負けや。ワイも毎朝『なんで起きなアカンねん』て思っとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「404ページは、失敗を丁寧に伝えるという、ある意味で日本的な美徳でやんす。欧米なら『Not Found』で終わりでやんすからね。」
ずん
「じゃあボクも失敗した時は『お探しの成功は見つかりませんでした』って言えばいいのだ?」
やきう
「それ言うたら余計イラつかれるだけやろ。お前、社会性404やな。」
でぇじょうぶ博士
「しかし興味深いのは、この記事が『はてなブログ』に存在したという事実でやんす。はてなブログは技術者やオタクの聖地。つまり、消えた記事も何かマニアックな内容だった可能性が高いでやんす。」
ずん
「マニアックすぎて消されたってことなのだ!?それとも...著作権的にヤバかったのだ!?」
やきう
「お前の妄想が加速しとるやんけ。ただの削除か期限切れやろ。」
でぇじょうぶ博士
「可能性としては、①作者が削除した、②サービス終了、③規約違反、④リンク切れ、の4つが考えられるでやんす。Mixcloudへのリンクがあることから、音楽系コンテンツだった可能性が高いでやんす。」
ずん
「音楽!じゃあきっと伝説のライブ配信だったのだ!ボク、見たかったのだ!」
やきう
「14年前の配信とか、画質悪すぎて見られへんわ。お前、VHS時代のAV見て興奮できるタイプか?」
でぇじょうぶ博士
「比喩が下品でやんすが、まあそういうことでやんすね。技術の進歩は過去のコンテンツを陳腐化させるでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちも14年後には陳腐化してるのだ...?」
やきう
「お前は今既に陳腐化しとるやろ。心配すな。」
でぇじょうぶ博士
「デジタルアーカイブの課題は深刻でやんす。図書館が本を保存するように、誰かがウェブページを保存しなければ、歴史は消えるでやんす。」
ずん
「じゃあボクが全部保存すればいいのだ!インターネット図書館を作るのだ!」
やきう
「無理や。インターネット全体のデータ量は50ゼタバイトや。お前のスマホ何台あっても足りへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「実際、Internet Archiveという団体がその試みをしているでやんす。ただし、彼らも全てを保存できるわけではないでやんす。」
ずん
「むむむ...じゃあ結局、大事なことは自分で記録するしかないのだ!」
やきう
「お、やっとマトモなこと言うたな。せやで、スクショとか保存は基本や。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。デジタル時代のサバイバル術は『信じられるのは自分のハードディスクだけ』でやんす。クラウドも企業のサービスも、いつ消えるか分からないでやんすからね。」
ずん
「でも博士、ハードディスクも壊れるのだ!ボク、この前バックアップ取らずに全部消えたのだ!」
やきう
「自業自得やんけ。お前、バックアップの重要性404やな。」
でぇじょうぶ博士
「データ管理の鉄則は『3-2-1ルール』でやんす。3つのコピーを、2種類のメディアに、1つは別の場所に保管でやんす。」
ずん
「めんどくさいのだ...もうボク、大事なことは全部脳内に保存するのだ!」
やきう
「お前の脳みそ容量、ガラケー以下やろ。すぐフリーズするやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「人間の記憶も実は404エラーだらけでやんす。脳は都合よく記憶を改変するでやんすからね。」
ずん
「えー!じゃあ何も信じられないのだ!記録も記憶も消えるなんて!」
やきう
「せやから『今』を生きるんやろ。過去にしがみついとったら前に進まれへんで。」
でぇじょうぶ博士
「哲学的でやんすね、やきう君。しかし、過去を忘れるということは、同じ失敗を繰り返すということでもあるでやんす。」
ずん
「むむむ...難しいのだ。記録も大事、でも今も大事...ボク混乱してきたのだ!」
やきう
「お前、いつも混乱しとるやろ。平常運転や。」
でぇじょうぶ博士
「結論としては、大事なものはちゃんと保存する、でも全てを保存しようとはしない、というバランスが重要でやんす。」
ずん
「わかったのだ!じゃあボク、今日からちゃんとバックアップ取るのだ!...明日からでいいのだ!」
ずん
「だってめんどくさいのだ...それより博士、この404ページってなんか寂しいのだ。もっと楽しい404ページってないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「実は、404ページのデザインは各サイトの個性が出る場所でやんす。ゲーム会社なんかは、ミニゲームが遊べる404ページを作ったりしているでやんす。」
やきう
「お前、404ページで遊ぶ気か?仕事せえや。」
ずん
「仕事より遊びが大事なのだ!ボク、404エラーが出たら喜ぶことにするのだ!新しい404ページに出会えるチャンスなのだ!」