ずん
「これきたんじゃね?愛知のローカル菓子が全国区だと勘違いしてた問題なのだ!」
やきう
「ワイも知らんかったわ。つーか、鬼まんじゅうって名前が既にヤバいやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鬼まんじゅうでやんすか。さつまいもと小麦粉を混ぜて蒸しただけの、まるで原始人の料理みたいなシンプルさでやんすね。」
ずん
「でも愛知県民は給食で出てたらしいのだ。ボクの給食にはなかったのだ!」
やきう
「給食格差やんけ。愛知キッズだけ得しとるやん。クソが。」
でぇじょうぶ博士
「実は東海地方限定の郷土菓子でやんす。おいらの計算では、愛知県民の98%が『全国にあるもの』と誤認してたでやんすね。」
ずん
「えっ、じゃあ名古屋人って井の中の蛙ってことなのだ?」
やきう
「井の中っつーか、味噌煮込みうどんの鍋の中の具材やろ。外の世界知らんのや。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ興味深いのは、農水大臣ですら初めて食べたという事実でやんす。つまり政治家も地方の食文化を知らないでやんすよ。」
ずん
「ちょっと待つのだ。じゃあ逆に、ボクたちが当たり前だと思ってる食べ物も、実は超ローカルってことなのだ?」
やきう
「せや。お前が食ってる『普通のもの』も、他県民からしたら『なんやそれ』かもしれんで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。日本は狭いようで広い。食文化の地域差は、まるで方言並みに細分化されてるでやんすからね。」
ずん
「でもはかせ、鬼まんじゅうってそんなに美味しいんすか?」
でぇじょうぶ博士
「おいらは食べたことないでやんすが、ポストによれば『素朴で温かみのある味』だそうでやんす。つまり、味の表現が貧困なほど地味な味ってことでやんすね。」
ずん
「でも梅花堂ってお店のは朝から売り切れるほど人気らしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは希少性による価値の錯覚でやんす。人は手に入らないものを欲しがる生き物でやんすからね。まるでおいらがモテないのと同じ構造でやんす。」
やきう
「いや、お前の場合は希少性ゼロやから誰も欲しがらんのやで。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この騒動の本質は『自分の常識は他人の非常識』という教訓でやんすね。愛知県民にとっての鬼まんじゅうは、まるで空気のような存在だったでやんす。」
やきう
「つーか、国産小麦の『きぬあかり』とか使ってドヤってるけど、結局芋と小麦粉混ぜて蒸しただけやろ?レシピ、小学生でもできるやん。」
ずん
「あっ、それなのだ!実際に小学校の調理実習で作ってたらしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「つまり技術的ハードルが低すぎて、商品化する価値がないと判断されてたのかもしれないでやんすね。」
やきう
「なるほどな。シンプルすぎて全国展開する魅力がなかったと。ビジネス的には負け組菓子やな。」
ずん
「でも、X(旧Twitter)でこんなに話題になったってことは、むしろチャンスなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんすね、ずん。実際、ヤマザキが節分に商品化してたという証言もあるでやんす。つまり大手が目をつけ始めてるでやんす。」
やきう
「せやな。次は『農水大臣も絶賛!』とかパッケージに書いて売り出すんやろ。ステマの完成形や。」
ずん
「じゃあ、これから鬼まんじゅうブームが来るのだ!?ボク、先行投資して鬼まんじゅう屋さん開くのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やめとけでやんす。お前が参入する頃には既にブームは終わってるでやんすよ。まるで仮想通貨に最後に飛びつく情弱みたいになるでやんす。」
やきう
「つーか、お前料理できへんやろ。芋の皮すら剥けんと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「結局のところ、この騒動で明らかになったのは、日本の食文化の多様性と、その認知度の地域格差でやんす。まるでガラパゴス諸島の生物進化みたいなもんでやんすね。」
でぇじょうぶ博士
「...ないでやんす。おいらの地元にはなかったでやんすから。」
ずん
「じゃあみんな同じなのだ!結局、誰も彼も自分の常識が全てだと思い込んでるってことなのだ!」
やきう
「せやな。お前が賢いエリートだと勘違いしてるのと同じや。」
ずん
「...ボクは本当に賢いエリートなのだ!(...たぶん)」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この件で学ぶべきは、地方の食文化をもっと知ろうという姿勢でやんす。そして国産農産物の素晴らしさを再認識することでやんすね。」
ずん
「じゃあボク、明日から愛知に移住して鬼まんじゅう食べまくるのだ!」
やきう
「お前、今日の家賃も払えてへんやろ。移住費どうすんねん。」
ずん
「...鬼まんじゅう、通販で買えないかなのだ?(...切実)」