**ずん
「ラーメンがすしを超えたって、これ日本文化の終わりなのだ!?」**
**でぇじょうぶ博士
「終わりどころか、むしろ進化でやんすよ。市場規模7900億円、10年で1.6倍。これは文化のアップデートでやんす。」**
**やきう
「ワイに言わせりゃ、外人が行列作っとるだけで文化とか笑わせんなや。ただのインスタ映えやろ。」**
**ずん
「でも博士、なんでラーメンなのだ?すしの方が高級でかっこいいのだ。」**
**でぇじょうぶ博士
「それが誤解でやんす。すしは敷居が高すぎるんでやんすよ。作法もあるし、高級店は予約も取れない。ラーメンは千円でエンターテインメントが完結するでやんす。」**
**やきう
「つまり貧乏人向けってことやな。ワイもラーメンで満足しとるで。」**
**でぇじょうぶ博士
「貧乏云々じゃないでやんす。ラーメンには『カスタマイズ性』という魔法があるんでやんすよ。硬さ、油、味の濃さ…まるで自分だけのRPGキャラを作るような体験でやんす。」**
**ずん
「なるほどなのだ!じゃあボクは全部マシマシで頼むのだ!」**
**でぇじょうぶ博士
「それは初心者の罠でやんす。翌日、腹を壊してトイレが親友になるでやんすよ。」**
**やきう
「ラーメンがステータスって、外人どんだけチョロいんや。ワイなんか毎週食っとるで。」**
**でぇじょうぶ博士
「それはステータスじゃなくて依存症でやんす。塩分過多で血圧が富士山級に登ってるでやんすよ。」**
**ずん
「でも7900億円って、日本人だけじゃ無理なのだ?」**
**でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。インバウンドが支えているんでやんす。彼らにとってラーメンは『エクストリームスポーツ』みたいなもんでやんすからね。」**
**やきう
「エクストリーム?ただ麺すすっとるだけやん。」**
**でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。行列2時間待ち、券売機の日本語、カウンター席での無言の緊張感…全てが試練でやんす。クリアした者だけがSNSで自慢できるんでやんすよ。」**
**でぇじょうぶ博士
「まさにでやんす。そして今後はさらに市場が拡大するでやんすよ。ラーメンのグローバル化、冷凍ラーメンの進化、AI調理の導入…」**
**やきう
「AI調理とか誰が食うねん。機械が作った麺に魂なんかあるかいな。」**
**でぇじょうぶ博士
「魂がないのはやきうの人生でやんす。AIは感情に左右されず、完璧な一杯を作れるんでやんすよ。」**
**ずん
「じゃあボクもAIラーメン屋開くのだ!大儲けなのだ!」**
**でぇじょうぶ博士
「開業資金、原価計算、衛生管理…全部わかってから言うでやんす。ずんには無理でやんす。」**
**やきう
「結局、ブームなんて一過性や。10年後にはまた別のもんが流行っとるで。」**
**でぇじょうぶ博士
「確かにでやんすが、ラーメンは進化し続けるでやんす。ビーガンラーメン、プロテインラーメン、宇宙ラーメン…可能性は無限大でやんす。」**
**ずん
「宇宙ラーメン!?それ無重力で麺が飛ぶのだ!」**
**でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。だから宇宙飛行士はストローで吸うんでやんすよ。」**
**やきう
「それもうラーメンちゃうやん。ただのスープや。」**
**ずん
「むむむ...じゃあボクは地球でラーメン食べるのだ。だって宇宙まで行くの面倒くさいのだ!」**